iCloudを利用してバックアップを取るとき、写真や動画が容量を圧迫して困った経験はありませんか?
特に無料プラン(5GB)を利用している場合、写真や動画をバックアップから除外して必要なデータだけを保存する方法を知ると、ストレージを効率的に活用できます。
この記事では、iCloudバックアップで写真を除外する方法や、写真以外のデータだけを保存する手順、さらにiCloudストレージを節約するコツについて詳しく解説します!
Contents
iCloudバックアップで写真を除外する方法
1. 写真をバックアップから外す設定手順
iCloudバックアップでは、写真や動画をバックアップする設定を手動でオフにできます。
手順
- 「設定」アプリを開く
- 自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「iCloud」を選択
- 「写真」をタップして、「iCloud写真」スイッチをオフにする
- 「iCloudバックアップ」を選択し、「今すぐバックアップを作成」をタップして写真を除いたデータを保存
注意:「iCloud写真」をオフにすると、写真や動画はiCloudに同期されなくなりますが、デバイスには残ります。
2. 写真以外にバックアップされるデータの種類
iCloudバックアップでは、写真を除外しても以下のデータが保存されます。
- 連絡先
- メモ
- カレンダー
- Safariのブックマーク
- メール(@icloud.comなど)
- アプリデータ(選択可能)
- iMessageやテキストメッセージの履歴
- デバイス設定やホーム画面の配置
iCloudバックアップの対象データと設定方法
1. iCloudバックアップに保存されるデータ一覧
iCloudバックアップに保存されるデータは以下の通りです。
データの種類 | 説明 |
---|---|
デバイス設定 | Wi-Fi設定、ホーム画面のレイアウト、通知設定など。 |
アプリデータ | アプリ内の設定や履歴(選択可能)。 |
iMessageやSMS | メッセージの履歴がバックアップされる。 |
連絡先、カレンダー | 連絡先や予定表のデータ。 |
メール | iCloudメール(@icloud.com)の内容。 |
Safari | ブックマークや履歴。 |
ポイント:写真や動画は「iCloud写真」による同期機能で管理されており、iCloudバックアップとは別扱いです。
2. アプリデータを選択してバックアップ
アプリごとにバックアップするデータを選ぶことで、容量をさらに節約できます。
手順:バックアップするアプリを選択する方法
- 「設定」アプリを開く
- 「iCloud」→「ストレージを管理」をタップ
- 「バックアップ」を選び、自分のデバイスを選択
- バックアップしたくないアプリのスイッチをオフ
例:大容量のゲームアプリや、不要なアプリのデータをオフにすると容量を節約できます。
iCloudストレージを節約するコツ
1. 写真や動画をiCloud以外に保存する
写真や動画は容量を大きく消費するため、外部ストレージや他のクラウドサービスに移行することでiCloudの容量を節約できます。
おすすめの代替保存方法
- Googleフォト:15GBまで無料。写真と動画の保存に便利。
- DropboxやOneDrive:大容量プランが充実しており、データ共有にも使える。
- パソコンに保存:iPhoneをパソコンに接続して写真や動画を移動。
2. 不要なバックアップを削除する
過去のバックアップデータがiCloudストレージを圧迫している場合があります。
手順:古いバックアップを削除する方法
- 「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「ストレージを管理」を開く
- 「バックアップ」を選択
- 古いバックアップを選び、「削除」をタップ
3. アプリデータを最適化する
不要なアプリデータをバックアップしない設定にすることで、容量を節約できます。
写真とiCloudバックアップの違いを理解しよう
iCloudで「写真を同期する」と「バックアップを取る」は別の機能です。
1. iCloud写真(同期)
- 写真や動画をデバイス間で同期する機能。
- 容量を消費するが、すべてのデバイスで同じ写真を確認できる。
2. iCloudバックアップ(保存)
- デバイスの設定やデータをバックアップする機能。
- 写真や動画は通常バックアップされない(iCloud写真機能が優先されるため)。
よくある質問(FAQs)
Q. 写真をiCloudバックアップから除外するとどうなりますか?
A. 写真や動画はiCloudバックアップの対象外になりますが、デバイス内には残ります。
また、「iCloud写真」をオフにすると、写真はiCloudに保存されなくなりますが、他のデバイスで同期されません。
Q. 写真以外にiCloudにバックアップされるデータは?
A. iCloudには、連絡先、メモ、Safariブックマーク、メール、アプリデータ、メッセージ履歴、デバイス設定などがバックアップされます。
Q. 写真をiCloud以外に保存する方法は?
A. 写真や動画をGoogleフォトやDropbox、OneDrive、またはパソコンに移動することでiCloudを節約できます。
まとめ
写真や動画をiCloudバックアップから除外することで、ストレージを効率的に活用できます。
- 写真を除外する手順:iCloud写真をオフにし、バックアップ対象をカスタマイズ。
- ストレージ節約:不要なデータやアプリを削除し、外部ストレージを活用。
- iCloudの活用法:写真以外の重要なデータ(連絡先や設定など)をしっかりバックアップ。
iCloudの容量をうまく節約して、快適に活用してください!