Googleフォームの回答データをCSVでダウンロードしたら、
文字が読めない!意味不明な記号が表示される!
こんな経験はありませんか?
「Excelで開くと文字化けしてしまう…」
「Googleスプレッドシートでは問題ないのに、CSVで開くとおかしくなる」
「エンコードの違いが原因?文字コードを変更すれば直る?」
実は、GoogleフォームのCSVが文字化けする主な原因は、「エンコードの違い」 にあります。
この記事では、
- GoogleフォームのCSVが文字化けする原因(エンコードの違いを解説)
- CSVの文字化けを防ぐ方法(GoogleスプレッドシートやExcelの設定)
- CSVの文字化けを解消する方法(エンコード変更・ツールを活用)
- Googleフォームの回答をCSVではなく、スプレッドシートで管理する方法
- よくある質問(FAQ)
を詳しく解説します!
Contents
GoogleフォームのCSVが文字化けする原因
Googleフォームで回答データをCSVとしてダウンロードすると、エンコード(文字コード)が「UTF-8」 になります。
しかし、日本語のWindows環境では、Excelがデフォルトで「Shift_JIS(SJIS)」を使うため、エンコードの違いで文字化けが発生します。
文字化けの主な原因
原因 | 詳細 |
---|---|
エンコードの違い | GoogleフォームのCSVは「UTF-8」、Excelは「Shift_JIS」を使用するため文字化けする |
半角カナや特殊文字の扱い | 特定の記号(©、®、絵文字など)が正しく表示されない |
CSVの開き方の違い | Excelでダブルクリックで開くと、自動的にShift_JISで読み込まれてしまう |
✅ ポイント
- GoogleフォームのCSVは「UTF-8」で保存される
- Excelはデフォルトで「Shift_JIS」で開くため、エンコードの違いで文字化けが発生する
- CSVの開き方を工夫すれば、文字化けを防げる!
CSVの文字化けを防ぐ方法(正しい開き方)
① Googleスプレッドシートで開く(最も簡単!)
Googleスプレッドシートは自動的にUTF-8を認識するため、文字化けせずに開けます。
📌 手順
- Googleドライブにアクセス(https://drive.google.com/)
- 「新規」→「ファイルをアップロード」でCSVをアップロード
- CSVファイルを右クリックし、「Googleスプレッドシートで開く」を選択
✅ メリット
- エンコードを気にせずに開ける(自動でUTF-8を認識)
- オンラインで編集・共有も可能
❌ デメリット
- オフラインで作業する場合は、再度CSVをダウンロードする必要がある
② Excelで正しく開く方法(エンコードを指定)
Excelで文字化けを防ぐには、CSVを直接開かずに「インポート」機能を使うのがポイントです。
📌 手順(Windows版Excel 2016以降)
- Excelを開き、「データ」タブをクリック
- 「データの取得」→「テキストまたはCSVから」を選択
- CSVファイルを選択し、文字コード「UTF-8」を指定して開く
- プレビューで文字化けが解消されていることを確認し、「読み込み」ボタンを押す
✅ メリット
- Excel上で直接文字化けを防げる
- エンコードを変更せずに開ける
❌ デメリット
- 毎回この手順が必要になる(ダブルクリックで開くと文字化けする)
③ メモ帳で開いてエンコードを変更する
CSVのエンコードを変更することで、Excelでも正常に開けるようになります。
📌 手順(Windowsのメモ帳を使用)
- CSVファイルを「メモ帳」で開く
- 「名前を付けて保存」を選択
- 「文字コード」を「ANSI(Shift_JIS)」に変更し、保存
- 保存したCSVをExcelで開く
✅ メリット
- 一度変換すれば、通常通りExcelで開ける
❌ デメリット
- UTF-8のデータをShift_JISに変換すると、一部の記号が失われる可能性がある
CSVの文字化けを解消する方法(エンコード変換ツールを活用)
エンコードを簡単に変更するには、フリーソフトやオンラインツールを活用すると便利です。
おすすめのエンコード変換ツール
ツール名 | 特徴 |
---|---|
Notepad++ | 無料の高機能テキストエディタで、エンコード変換が可能 |
CSV Viewer | CSVの中身をプレビューしながら、エンコード変更ができる |
OnlineConvert.com | オンラインでCSVのエンコードをUTF-8からShift_JISに変換できる |
✅ ポイント
- ツールを使えば、簡単にエンコードを変更できる
- 一度変換すれば、Excelでも正常に開けるようになる
Googleフォームの回答をCSVではなく、スプレッドシートで管理する方法
文字化けを防ぐために、最初からGoogleスプレッドシートで管理するのもおすすめです。
📌 手順
- Googleフォームを開く
- 「回答」タブを選択し、「Googleスプレッドシートにリンク」をクリック
- 自動でスプレッドシートにデータが記録されるので、CSVのダウンロードが不要に!
✅ メリット
- リアルタイムでデータが更新される
- 文字化けの心配がない
❌ デメリット
- オフラインでデータを扱う場合は、CSVエクスポートが必要
よくある質問(FAQ)
Q1. GoogleフォームのCSVが文字化けするのはなぜ?
👉 GoogleフォームのCSVは「UTF-8」で保存されているが、Excelは「Shift_JIS」で開くため、エンコードの違いで文字化けする。
Q2. 文字化けしないCSVの開き方は?
👉 Googleスプレッドシートで開く or Excelの「データの取得」機能を使う。
Q3. CSVのエンコードを変更するには?
👉 メモ帳やNotepad++で「Shift_JIS」に変更すれば、Excelで正しく表示できる。