はっぱち雑記ブログ

【GIMP】でJPEG保存する方法!画質設定や透過処理の注意点をシンプルに解説!

「GIMPでJPEGとして保存しようとしたけど、やり方がわからない…」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

GIMPでは、JPEGファイルを保存する際に**「エクスポート」**を使う必要があります。

また、画質設定や圧縮率、透過処理の方法を知っておくことで、より綺麗なJPEG画像を作成できます。

本記事では、

  • GIMPでJPEG保存する手順
  • 保存時の画質設定や圧縮率の調整方法
  • 透過PNGをJPEGに変換する際の注意点
  • JPEG保存時によくあるトラブルと解決策

を詳しく解説します!

GIMPでJPEGとして保存する方法

GIMPでは、「名前を付けて保存」ではなく、「エクスポート」 を使ってJPEG形式で保存する必要があります。

① JPEG保存の基本手順

  1. 「ファイル」→「エクスポート」 を選択
  2. 「エクスポート先」のウィンドウが開いたら、ファイル名の末尾に「.jpg」または「.jpeg」を付ける
  3. 「ファイル形式の選択」から 「JPEG画像」を選択
  4. 「エクスポート」ボタンをクリック
  5. 画質設定(品質)を調整し、再度「エクスポート」

📌 ポイント!

  • 「保存」ではJPEGにできない → 必ず「エクスポート」を使用
  • ファイル名に「.jpg」を付けることで、JPEGとして保存可能

JPEG保存時の画質設定と圧縮率の調整方法

JPEG保存時には、画質(品質)を調整できます。

① 画質(品質)の設定

JPEGエクスポート時に表示される「エクスポート画像としてJPEG」ウィンドウで、品質スライダーを調整 できます。

画質の目安

  • 100%(最高画質) → 画質劣化なし(ファイルサイズが大きい)
  • 85%(推奨) → 高画質でファイルサイズも抑えられる
  • 50%以下 → 画像が劣化し、ブロックノイズが発生する可能性あり

結論:85%前後がバランスが良く、実用的!

② ファイルサイズを軽くする方法

JPEGは非可逆圧縮のため、圧縮率を高くすると画質が劣化 します。

軽量化のポイント

  • 品質を80~85%に設定(見た目の変化を抑えつつサイズを削減)
  • 「サブサンプリング」設定を変更(4:2:0でサイズを抑えられる)
  • 「EXIFデータを削除」(カメラ情報やメタデータを消去)
  • 「プログレッシブJPEG」にチェックを入れる(ファイルサイズを小さくできる)

透過PNGをJPEGに変換する際の注意点

JPEGは透過情報(アルファチャンネル)をサポートしていないため、透明部分がある画像をJPEGにすると自動的に白や黒で塗りつぶされます

① 背景が白や黒になる問題の解決策

背景を白や別の色に変更する方法

  1. 「レイヤー」→「新しいレイヤーの追加」 を選択
  2. 「塗りつぶし色」を「白」に設定
  3. 透明なレイヤーの下に白レイヤーを配置
  4. 通常のJPEG保存手順でエクスポート

📌 ポイント!

  • 背景が透明な画像をJPEGにすると、背景が黒や白になりやすい
  • 透過を維持したい場合は、JPEGではなくPNG形式で保存する

GIMPで保存したJPEGが開けない・画質が悪くなるときの対処法

① JPEGが開けない!

原因と対策

  • 拡張子が間違っていないか確認(「.jpg」または「.jpeg」にする)
  • 保存時にエラーが出た場合は、別のディレクトリに保存してみる

② JPEGの色が変わる(くすむ・暗くなる)

原因と対策

  • 「色」→「ガンマ補正」で色を調整
  • 「カラープロファイル」をsRGBに変更(印刷向けの場合)

③ JPEGのサイズが大きすぎる!

原因と対策

  • 「品質」を80~85%に下げる(見た目の劣化を抑えつつ軽量化)
  • 画像の解像度を下げる(「画像」→「画像の拡大・縮小」)

JPEGと他の画像形式(PNG・TIFF・GIF)の違い

JPEG(.jpg/.jpeg)

  • 写真向け(高圧縮でも比較的綺麗に保存できる)
  • 透過不可(背景が必要)
  • 画質が少し劣化する(非可逆圧縮)


PNG(.png)

  • 透過処理が可能(背景なしの画像を作成できる)
  • 可逆圧縮なので画質が劣化しない(ただしファイルサイズは大きい)


TIFF(.tiff)

  • 高品質で印刷向け(可逆圧縮対応)
  • ファイルサイズが大きくなる


GIF(.gif)

  • アニメーション対応(動く画像を作成可能)
  • 色数が256色まで(フルカラーには不向き)



📌 結論!

  • 写真はJPEG(圧縮率を調整して最適化)
  • 透過が必要ならPNG
  • 印刷向けならTIFF
  • 動く画像を作りたいならGIF

よくある質問(FAQ)

Q1. GIMPで「JPEGで保存」が見つかりません!

A. GIMPでは「エクスポート」を使う必要があります。

「ファイル」→「エクスポート」を選んでJPEGを指定してください。

Q2. GIMPでJPEG保存すると画質が悪くなるのはなぜ?

A. 保存時の「品質」設定を100%にすると改善できます。

ただし、ファイルサイズが大きくなるので、85%程度がおすすめです。

Q3. 透明な背景をJPEGに変換すると黒くなってしまいます!

A. JPEGは透過をサポートしていません。

背景を白や別の色に設定してから保存してください。

まとめ

JPEG保存は「エクスポート」を使用!

画質を維持するなら品質85%がおすすめ

透過画像をJPEGにする場合は背景色を追加する

参考情報URL

GIMP公式サイト

GIMPエクスポート機能の解説

JPEG最適化ツール

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