Microsoft 365（旧Office 365）は、WordやExcelなどをサブスクリプション形式（月額・年額）で使える定番のオフィススイートです。
現在では個人・法人向けともに複数のプランが用意されていますが、
「どれを選べばいいのか分からない」
「買い切り型との違いが知りたい」
という声も多いです。
この記事では：
- Microsoft 365の全プラン一覧（個人・法人）
- 各プランの価格・機能比較表（表付き）
- 永続版（Office 2021／2024／2025）との違い
- メリット・デメリットを客観的に解説
- 学生や複数人使用に向いているプランの選び方
- よくある誤解や注意点（←追加）
- 2025年最新の価格・導入傾向（←追加）
まで深掘りして分かりやすく紹介します。
Contents
Microsoft 365とは？｜サブスクリプション型のOffice
Microsoft 365とは、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのOfficeアプリをクラウド連携付きで常に最新版が使えるサブスク型ライセンスです。
- 月額または年額課金制（自動更新）
- 1TBのOneDrive（クラウドストレージ）付き
- 常に最新バージョンにアップグレード可能
- 複数デバイス（PC・Mac・スマホ）で同時利用可能
🔄【2025年最新情報】現在の主流は「Personal」または「Family」＋OneDrive活用。法人は「Business Standard」利用が最も多いです。
Microsoft 365の主なプラン比較一覧表（個人・法人向け）
個人・家庭向けプラン比較（2025年4月時点）
| プラン名 | Microsoft 365 Basic | Microsoft 365 Personal | Microsoft 365 Family |
|---|---|---|---|
| 価格（年額） | ¥2,284 | ¥12,984 | ¥18,400 |
| 月額換算 | 約¥190 | 約¥1,082 | 約¥1,533（6名利用で¥256/人） |
| ユーザー数 | 1名 | 1名 | 最大6名まで共有可 |
| Officeアプリ（Word/Excel/PowerPoint等） | × | ○（フル機能） | ○（フル機能） |
| OneDrive容量 | 100GB | 1TB | 1TB × 各ユーザー |
| Teams機能 | 簡易版 | フル機能 | フル機能 |
※「Family」は6ユーザーでシェアすると最安で利用可能。
法人・業務向けプラン比較（主な代表プラン）
| プラン名 | Business Basic | Business Standard | Business Premium |
|---|---|---|---|
| 月額料金（1ユーザー） | ¥750 | ¥1,560 | ¥2,750 |
| Officeデスクトップアプリ | × | ○ | ○ |
| Teams/SharePoint | ○ | ○ | ○ |
| OneDrive容量 | 1TB | 1TB | 1TB |
| メール（Exchange） | ○ | ○ | ○ |
| セキュリティ（Intune, Defender等） | × | △ | ○ |
永続版Office（買い切り型）との違い｜Office 2021/2024/2025を含めて比較
| 比較項目 | Microsoft 365 | Office 永続版（2021〜2025） |
|---|---|---|
| 料金体系 | サブスクリプション（月額/年額） | 一括購入（買い切り） |
| バージョン更新 | 常に最新版 | 購入時のバージョン固定 |
| 利用台数 | 複数台（同一ユーザー） | 1台（PC入替には再認証） |
| OneDrive連携 | あり（1TB） | 基本なし |
| サポート期間 | 契約中は継続 | 約5年（予定） |
| Outlook・Access等 | プランによる（○） | バージョンにより制限あり |
Microsoft 365のメリット・デメリットを再確認
◯ メリット
- 常に最新版のOfficeアプリが使える
- PC・Mac・スマホ問わず複数台で利用可
- クラウドストレージ（OneDrive）との連携が強力
- Teams、Outlook、SharePointなどビジネス機能が充実
× デメリット
- サブスクリプション費用が継続的にかかる
- インターネット接続が必要（初期認証や同期）
- Officeを年1〜2回程度しか使わない人には割高
こんな人にはこれ！おすすめプラン早見表（2025年版）
| タイプ | おすすめプラン |
|---|---|
| 年に数回しかOfficeを使わない | Office 2024（買い切り） |
| 家族や子どもと共有したい | Microsoft 365 Family |
| 大学生・社会人1年目 | Microsoft 365 Personal（学割キャンペーン確認） |
| 中小企業のリモート対応 | Business Standard |
| セキュリティ厳重な業種 | Business Premium + Intune/Defender管理 |
よくある質問（FAQ）
Q. サブスクを途中でやめたらどうなりますか？
→ Officeアプリは「閲覧専用」に切り替わり、編集ができなくなります。
Q. オフラインで使えますか？
→ はい。
ただし初回ライセンス認証や定期的な確認のため、30日に1回以上のネット接続が推奨されます。
Q. 永続版と迷っています。5年使うならどちらが安い？
→ 5年間で比較すると、Office 2024買い切りは約¥32,000、Personalは¥12,984×5年=¥64,920。
ただしMicrosoft 365は常に最新版＋複数台＋1TBストレージ付きで差別化できます。
まとめ｜Microsoft 365は“継続的に使う人に最適”、買い切りは“一時利用派向け”
- 複数端末・ファミリー共有・クラウド活用 → Microsoft 365が圧倒的に有利
- 単独PC・使用頻度が極端に低い場合 → 永続版Officeが割安
- 法人はライセンス管理やデバイス制御を考慮してプランを選ぶべき
→ 2025年現在、Microsoft 365は「利便性・共有性・拡張性」で業界標準となっています。
参考リンク（すべて2025年時点で有効）
- Microsoft公式：Microsoft 365 プラン比較
- Office 永続版とサブスクリプションの違い（Microsoft Learn）
- Microsoft 365 Business 製品詳細
- OneDrive公式：ストレージと機能
- Microsoft公式：学割・キャンペーンページ
