Outlookを使っていると、
「大事なメールをエクスポートできない!」
というトラブルに直面することがあります。
いざという時のバックアップが失敗すると、かなり焦りますよね。
この記事では【outlook メール エクスポートできない】問題を徹底的に深堀りし、
- エクスポートできない原因と対処法
- Outlookメールの正しい保存・インポート手順
- アドレス帳やアカウント設定のバックアップ方法
安心して大切なデータを守れるよう、ステップバイステップで解説します!
Contents
- 1 outlookでメールをエクスポートできない主な原因
- 2 outlookのメールをエクスポートする正しい手順
- 3 outlookメールのエクスポートに失敗するパターンと対処法
- 4 outlookのメールをPCに保存する別の方法
- 5 outlookで送信済みメールが保存されない場合
- 6 outlookエクスポートに時間がかかりすぎる場合
- 7 outlookのアドレス帳(連絡先)をエクスポートする方法
- 8 outlookでエクスポートしたメールを見る方法
- 9 outlookエクスポート時のエラーと対策まとめ
- 10 outlookエクスポートに関するよくある質問(FAQ)
- 11 まとめ|outlookメールエクスポートトラブルは冷静な対処で解決できる
- 12 参考リンク
outlookでメールをエクスポートできない主な原因
Outlookでエクスポートに失敗する原因は、大きく次の通りです。
- エクスポート手順のミス
- データファイル(PSTファイル)の破損
- Outlookのバージョン違いによる互換性問題
- ネットワークや保存先の不具合
- メールデータ量が非常に多い
- アカウント設定に問題がある
- セキュリティソフトやアドインの干渉
それぞれの原因ごとに、対処法を詳しく解説していきます。
outlookのメールをエクスポートする正しい手順

まずは基本の正しいエクスポート手順を確認しておきましょう。
メールエクスポートの操作手順
- Outlookを起動
- 【ファイル】タブを開き【開く/エクスポート】を選択
- 【インポート/エクスポート】をクリック
- 【ファイルにエクスポート】を選択し【次へ】
- 【Outlookデータファイル(.pst)】を選び【次へ】
- エクスポートしたいフォルダー(受信トレイなど)を選択
- 保存先フォルダーとファイル名を指定
- 【完了】をクリック
ポイント
- 「サブフォルダーを含む」に必ずチェックを入れる
- 保存先はデスクトップやドキュメントなどアクセスしやすい場所を選ぶ
outlookメールのエクスポートに失敗するパターンと対処法

PSTファイルが破損している場合
Outlookデータファイル(PST)が破損していると、エクスポートに失敗します。
この場合はOutlook標準の修復ツール「ScanPST.exe」で修復できます。
ScanPSTの使い方
- PC内検索で「ScanPST.exe」を探す
- 破損したPSTファイルを指定して修復開始
修復後に再度エクスポートを試しましょう。
データ量が多すぎる場合
フォルダーに何年分ものメールが溜まっていると、エクスポートに失敗しやすくなります。
対策
- フォルダーを年ごとに分割してエクスポート
- 古いメールは事前にアーカイブする
outlookのバージョン違いによるエラー
エクスポート元とインポート先でOutlookのバージョンが違うと、互換性エラーが発生します。
対策
- できるだけ同じバージョン同士で移行する
- 旧バージョン用の形式(Outlook 97-2002)でエクスポートする
保存先の問題
保存先ドライブの空き容量不足やアクセス権限不足もエクスポート失敗の原因になります。
対策
- ローカルドライブ(Cドライブなど)を指定する
- 外付けHDDやUSBメモリは避ける
- 保存先に十分な空き容量があるか確認する
outlookのメールをPCに保存する別の方法
エクスポート以外にも、個別メール単位で保存する方法があります。
個別保存手順
- 保存したいメールを右クリック
- 【名前を付けて保存】を選択
- 【.msg】や【.txt】形式で保存
特に**.msg形式**なら、あとでOutlookでそのまま開き直せるので便利です。
outlookで送信済みメールが保存されない場合

送信済みメールが保存されない原因には次のものがあります。
- 「送信済みアイテムを保存する」設定がオフになっている
- IMAPアカウントのフォルダパス設定が不適切
- サーバー同期エラー
設定確認手順
- 【ファイル】→【オプション】→【メール】タブを開く
- 「送信済みアイテムを保存する」に必ずチェックを入れる
outlookエクスポートに時間がかかりすぎる場合
エクスポートに異常な時間(数日以上)がかかる場合、主に次が原因です。
- データ量が極端に多い
- ネットワークドライブに保存している
- Outlook自体がフリーズしている
対策
- ローカル保存を徹底する
- 数GB単位なら数十分~数時間以内に終わるのが普通
outlookのアドレス帳(連絡先)をエクスポートする方法
アドレス帳だけをバックアップしたい場合はCSV形式でエクスポートします。
操作手順
- 【ファイル】→【開く/エクスポート】→【インポート/エクスポート】
- 【ファイルにエクスポート】→【カンマ区切り(CSV)】を選択
- 「連絡先」フォルダを指定
- 保存先を設定して完了
これでアドレス帳がCSVファイルとして保存できます。
outlookでエクスポートしたメールを見る方法
エクスポート後のPSTファイルを見るには、Outlookにデータファイルとして追加する必要があります。
手順
- 【ファイル】→【開く/エクスポート】→【Outlookデータファイルを開く】
- エクスポートしたPSTファイルを指定
フォルダー一覧にエクスポートファイルが表示され、通常通り閲覧できます。
outlookエクスポート時のエラーと対策まとめ
エラー内容 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
アクセス拒否 | 保存先に権限がない | 別のフォルダを指定 |
ファイル使用中 | 他ソフトがPSTファイルを開いている | Outlookを再起動 |
不明なエラー | PSTファイル破損や設定ミス | ScanPST修復または再設定 |
outlookエクスポートに関するよくある質問(FAQ)

Q.outlookメールのアドレス帳だけをエクスポートできますか?
はい。
インポート/エクスポートウィザードを使い、「カンマ区切り(CSV)」形式でアドレス帳だけをエクスポートできます。
Q.outlookエクスポート時にパスワードは設定できますか?
はい。
エクスポートするPSTファイルにパスワードを設定し、第三者によるアクセスを防ぐことができます。
ただし、パスワードを忘れると復元できないので注意しましょう。
Q.outlookのアカウント設定をエクスポートできますか?
Outlook単体ではアカウント設定の直接エクスポートはできません。
必要な場合は設定内容を手作業で記録するか、サードパーティ製のツールを利用します。
まとめ|outlookメールエクスポートトラブルは冷静な対処で解決できる
最後にこの記事のポイントをまとめます。
- Outlookメールのエクスポートは正しい手順を踏めば問題なくできる
- トラブルが起きた場合は「原因特定→対策」の順で冷静に対処
- アドレス帳やアカウント情報のバックアップも併せて行うと安心
- ファイル破損リスクに備えて定期的なバックアップを習慣にする
Outlookのエクスポートトラブルは落ち着いて順番に対応すれば、必ず解決できます。
この記事を参考に、大切なメールデータをしっかり守ってくださいね!
参考リンク
- Microsoft公式|Outlookのエクスポート手順
- Microsoft公式|Outlookデータファイル(.pst)について
- Microsoft公式|ScanPST(受信トレイ修復ツール)ガイド