「送信済みのメールをもう一度送りたいのに、再送信ボタンが見つからない」
「Outlookのバージョンが変わって、再送信の方法がわからない」
「新しいOutlookで“再送信”の項目が消えた?」
そんな困りごとに対し、この記事では【outlook 再送信できない! ボタンはどこ?】を中心に、
- Outlookでの再送信手順(旧UI/新UI)
- ボタンが表示されない理由とリボンの確認方法
- 送信済みメールの「再送信」「再編集」「再利用」の違いと使い分け
- 新Outlook(2024年版以降)での代替操作
- そもそも「直ちに送信」するにはどうする?
までを解説します!
Contents
Outlookの「再送信」機能とは?どんなときに使う?
再送信(Resend This Message)とは、Outlookで送信済みのメールを同じ宛先・同じ内容で再送信する機能です。
主な用途は以下のとおりです:
- 相手が「メール届いてない」と言ってきたとき
- 誤って自分宛てにだけ送ってしまったとき
- 再送信する必要のある重要な連絡(催促・確認)をしたいとき
【旧Outlook(クラシック版)】での再送信方法

ステップ①:送信済みメールを開く
- 左メニューから【送信済みアイテム】をクリック
- 再送したいメールをダブルクリックで開く(プレビューでは不可)
ステップ②:「再送信」ボタンを押す
- メール上部の【メッセージ】タブを開く
- 【アクション】グループ内にある【このメッセージを再送信】をクリック
- 内容を確認して【送信】
✅ メールの本文・宛先をそのまま保持した状態で再送できます
【新Outlook(Outlook New)】では再送信ボタンがない?!
2024年以降の新しいOutlook(Windows 11標準のWebベースUIなど)では、
「再送信」ボタンがデフォルトでは表示されません。
Microsoftは機能を簡素化/統合しており、明示的な「再送信ボタン」が廃止されています。
新Outlookでの再送信方法(代替手順)

方法①:「転送」ではなく「コピーして新規作成」
- 【送信済みアイテム】を開く
- 該当メールを右クリック →【コピーして新しいメールとして作成】
- 内容を確認し【送信】
✔ メール内容・添付ファイル・宛先もそのまま複製されるため、実質的に「再送信」と同様の操作が可能です
方法②:「メッセージを再利用」オプション(Outlook on the Web)
Web版Outlookでは一部ユーザーに「再利用」オプションが提供されています:
- 送信済みメールを開く
- 【…(その他)】をクリック
- 【メッセージを再利用】を選択 → 新規メールとして編集可能に
📝 新UIでは「再送信」は表記が変わっている場合があります
Outlookで「再送信ボタンが表示されない」ときの原因と対処法
原因 | 説明 | 対処法 |
---|---|---|
メールをプレビュー画面で開いている | プレビューでは「再送信」ボタンは表示されない | ダブルクリックして開く |
リボンからアクションが非表示 | メッセージリボンに「アクション」がない | 【クイックアクセスツールバーのカスタマイズ】で追加 |
新OutlookでUI変更 | 再送信機能が省略・非表示 | コピーor再利用で代替 |
アカウント種別の制限 | 一部IMAP/POPアカウントでは非対応 | 別の方法で再作成対応 |
Outlookで「再編集」や「再利用」したい場合の方法

方法①:送信済みメールを下書きに戻す
- 【送信済みアイテム】で該当メールを開く
- 【ファイル】→【名前を付けて保存】→「下書きフォルダ」に保存
- 内容を編集し再送信
方法②:テンプレートとして保存・再利用
- 作成済みメールを【.oft】形式で保存
- 【ファイル】→【名前を付けて保存】→「Outlookテンプレート(.oft)」を選択
- 必要なときに再利用して送信
「直ちに送信」したい場合の操作方法
通常、Outlookは送信後すぐにメールを送りますが、遅延設定されていると遅れることがあります。
即時送信の設定確認
- 【ファイル】→【オプション】→【詳細設定】
- 【送受信】セクションで「接続時に直ちに送信する」にチェック
- 遅延送信ルールがないか確認(ルールと通知)
よくある質問(FAQ)

Outlookでメールを再送信するにはどうすればいいですか?
→ 送信済みアイテムから対象メールを開き、【このメッセージを再送信】(または「コピーして新規作成」)を選択します。
新Outlookでは「再送信」表記が消えている場合があります。
Outlookの送信済みメールを再編集して送り直すには?
→ メールを開いて「名前を付けて保存」→「下書き」に移動→編集して再送信する方法がおすすめです。
Outlookの再送信ボタンが表示されません。どこですか?
→ メールをダブルクリックで開く必要があります。
プレビュー画面では再送信ボタンは表示されません。
新しいOutlookで再送信できません。対処法は?
→ 「再利用」または「コピーして新規作成」などの操作で、再送と同じ効果を得られます。
UIが変更されており、従来の「再送信」は非表示になっています。
参考リンク
- Microsoft公式|Outlookで送信済みのメールを再送信する
- Microsoft公式|新しいOutlookでの操作方法の違い
- Microsoft公式|Outlookでのメッセージテンプレートの使用
要点整理
- Outlookでは送信済みメールの再送信が可能だが、新UIでは再送ボタンが非表示の場合あり
- 従来は「アクション」内に【このメッセージを再送信】が存在
- 新しいOutlookでは【コピーして新規作成】で代用可能
- 「再編集」「再利用」はテンプレート化や下書き保存で対応
- ボタンがない場合は、プレビューでなく“ダブルクリック”でメールを開くのが必須!
ひとことアドバイス
OutlookのUI変更は混乱しがちですが、「目的を満たせる操作」が見つかればOK。
送信内容を再活用したいときは、「再送信」よりも「再利用」としての発想転換も大事です!