「会議出席の可否を“はい・いいえ”で簡単に集計したい」
「でもOutlookの投票ボタンが表示されない…どこにあるの?」
「投票者って誰か分かるの?結果はどこに出る?」
こうした悩みや疑問に応えるために、この記事では【Outlook 投票ボタン 設定】をメインキーワードに、
- Outlookの投票ボタン機能の使い方と設定手順(旧・新両対応)
- 「投票ボタンが出ない」「誰が投票したか分からない」などのトラブル対策
- 投票結果の確認・集計方法
- Outlookアンケートとの違いと使い分け方
- 投票で使える文例・活用例(ビジネス・社内連絡)
を解説します!
Contents
Outlookの「投票ボタン」とは?どんな機能?
Outlookの投票ボタンは、メールの受信者に選択式の回答を依頼できる機能です。
主な特徴
- ボタン形式で「はい/いいえ」などを表示できる
- 回答は自動で差出人のメールに集計される
- 出欠確認・承認依頼・簡易アンケートに便利
- 回答は1人1回のみ送信可能(再回答不可)
✔ 回答はワンクリック → 自動返信なので、相手にも手間がかかりません
Outlookで投票ボタンを設定する方法(クラシック版)

以下の手順で、投票ボタン付きのメールを作成できます(Windows版Outlook)。
手順
- Outlookを開く
- 【新しい電子メール】をクリック
- 上部【オプション】タブ →【投票ボタンの使用】をクリック
- 既定の選択肢(例:「はい/いいえ」「承認/却下」)または【ユーザー設定】を選択
- メール本文を入力 → 宛先を指定して【送信】
オリジナルの選択肢を作るには
- 【オプション】→【投票ボタンの使用】→【ユーザー設定】
- 「投票と追跡のオプション」画面で、選択肢を「;(セミコロン)」で区切って入力(例:出席;欠席;未定)
- 【閉じる】→ メール送信
✔ 投票ボタンは一通のメールに対して1セットのみ設定可能です。
Outlookの新バージョン(Outlook New)での投票機能はどうなってる?
新しいOutlook(2024年以降の「Outlook for Windows」など)では、投票ボタン機能が一部簡素化されています。
新Outlookでは「Formsアンケート」の利用が推奨される傾向に
- 上部メニュー【挿入】→【Forms】からアンケートを埋め込む方式
- 回答はMicrosoft Formsで集計・確認
- ボタン形式ではないが、多肢選択・匿名投票などが可能
投票結果の確認方法|誰が投票したか分かる?

投票ボタン付きのメールを送信すると、送信者(自分)の送信済みアイテムに結果が自動で記録されます。
回答を確認する方法(クラシックOutlook)
- 【送信済みアイテム】フォルダを開く
- 該当メールをダブルクリックで開く(プレビューでは不可)
- 【メッセージ】タブ →【追跡】をクリック
- 「誰がどのボタンを選んだか」の一覧が表示される
✔ 投票は「匿名」ではなく、差出人ごとの回答が確認できます。
投票ボタンが表示されない/選択できないときの対処法
症状 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
投票ボタンが見えない(受信側) | メールがHTML形式でない/アプリ未対応 | PC版OutlookまたはOutlook.comで開く |
投票ボタンの項目が出ない(送信側) | 新Outlook使用/リボンが非表示 | クラシックOutlookを使用 or リボンを確認 |
投票ボタン自体が選べない | IMAP/POPアカウントで制限あり | Exchange/Microsoft 365を利用する |
Outlookアンケート機能(Forms)との違いは?
機能 | 投票ボタン | Formsアンケート |
---|---|---|
回答形式 | ボタン(1つ選択) | 複数形式(択一・複数選択・記述など) |
結果表示 | Outlookの「追跡」画面 | Microsoft Forms上でグラフ付き集計 |
匿名性 | 匿名不可(名前表示) | 匿名可(設定次第) |
対応環境 | Outlookアプリ(PC)中心 | Web/スマホも可 |
目的 | 簡易投票 | 本格的なアンケート調査に最適 |
投票で使える文例・活用アイデア

ビジネス用途の文例
会議の出欠確認に使う例:
cssCopyEdit下記の会議について、ご出席可否を投票ボタンにてご回答ください。
日時:○月○日 10:00~
場所:第3会議室
【投票ボタン】:出席;欠席;未定
資料承認依頼に使う例:
CopyEdit添付の資料について、投票ボタンにて承認可否のご回答をお願いします。
【投票ボタン】:承認;修正希望;却下
よくある質問(FAQ)

Outlookの投票ボタンとは何ですか?
→ メール本文に「はい/いいえ」などの選択肢を設定し、受信者がワンクリックで回答できる機能です。
集計も自動で行われます。
投票ボタンを設定しても相手に表示されません。なぜ?
→ 相手がモバイルアプリや非対応メーラーで開いていると、ボタンが表示されないことがあります。
PC版OutlookまたはWeb版で開いてもらいましょう。
誰がどの投票をしたか確認できますか?
→ はい。
送信済みメールを開いて【追跡】を表示すれば、投票者一覧と回答内容が確認できます。
投票ボタンの文言はカスタマイズできますか?
→ はい。
【ユーザー設定】からセミコロン区切りで任意の文言を指定できます(例:出席;欠席;未定)。
OutlookのFormsアンケートとの違いは?
→ Formsはより柔軟・高度なアンケート作成が可能で、Web・スマホにも対応します。
目的に応じて使い分けましょう。
参考リンク
要点整理
- Outlookの投票ボタンは、簡易アンケート・出欠確認・承認依頼などに最適な機能
- クラシック版Outlookでは【オプション】→【投票ボタン】から簡単に設定可能
- 投票者の一覧と結果は【送信済み】の追跡機能で確認できる
- 表示されない場合は「形式」や「使用環境」をチェック
- 高度な調査は「Formsアンケート」への切り替えが◎
ひとことアドバイス
Outlookの投票ボタンは、“メールでできる即席アンケート”。チーム内の意思決定をスマートに進めたいなら、ぜひ活用してみてください!