Excelで合計を正しく求める方法は表計算の基本中の基本。
売上表や勤怠管理、集計表などあらゆるシーンで活用できます。
この記事では、
SUM関数の基本形、
一瞬で合計を出すショートカット、
条件付き合計(SUMIF/SUMIFS)、
0以上だけ合計する方法、
Σボタンの活用、
よく使う応用関数まで、初心者でも迷わないように超深掘りで解説します!
Contents
合計計算の基本|SUM関数の仕組み

Excelの合計の基本はSUM関数です。
=SUM(A1:A10)
A1からA10の範囲を合計します。複数範囲でもOK!
=SUM(A1:A10, C1:C5)
✅ 範囲をドラッグするだけで式が組めるので失敗しません。
【一瞬で合計】オートSUMとショートカット
オートSUM(Σボタン)は合計したい範囲の下または右に空白セルを置き、
[ホーム]タブのΣをクリックするだけでOK!
✅ ショートカットは Alt + Shift + =
複数列の合計をまとめて出したいときも、複数セルを同時選択してからオートSUMすれば一括で式が入ります。
【条件付き合計】SUMIFとSUMIFSの使い方

SUMIF:1条件の合計
=SUMIF(A1:A10, ">0")
A1:A10のうち、0より大きい値だけ合計します。
=SUMIF(A1:A10, "売上", B1:B10)
A列が「売上」の行だけ、B列を合計します。
SUMIFS:複数条件の合計
=SUMIFS(B1:B10, A1:A10, ">0", C1:C10, "<>NA")
複数条件をすべて満たす行のB列を合計。
【0以上だけ合計】マイナス除外のコツ
マイナス値を除外して合計したいときはSUMIFが便利です。
=SUMIF(A1:A10, ">=0")
✅ IF関数で制御して「負の値はゼロ扱い」にする方法もあり。
【合計結果をわかりやすくする】表示テクニック

合計値に「円」や「個」をつけたい場合はTEXT関数で装飾できます。
=TEXT(SUM(A1:A10), "#,##0") & " 円"
セルの背景色や太字にしておくと集計表が見やすくなります!
【自動計算が動かない?】計算モードの確認
大きなファイルだと自動計算が「手動」になっている場合があります。
✅ [数式]タブ → [計算方法の設定] → 「自動」になっているか確認。
✅ 手動モードのときは F9キーで再計算します。
【Σ(シグマ)ボタン】オートSUMアイコンの使い方
ExcelのΣ(シグマ)アイコンは合計範囲を自動認識してくれるので、
手入力せずに素早く式を作れます。
縦方向も横方向もOK!
【よく使う合計の応用関数】
関数 | 用途 |
---|---|
SUM | 範囲の合計 |
SUMIF | 条件1つの合計 |
SUMIFS | 複数条件の合計 |
SUBTOTAL | フィルタ後の表示行だけ合計 |
DSUM | データベース関数で条件合計 |
よくある質問(FAQ)

Excelで合計を求める数式は?
=SUM(範囲)
でOKです。
一瞬で合計を出す方法は?
Alt + Shift + = でオートSUMを挿入!
合計を表示する方法は?
Σ(シグマ)ボタンを押すだけで範囲が自動選択されます。
自動計算の設定はどこ?
[数式]タブの「計算方法の設定」で確認できます。
まとめ
- 合計の基本はSUM関数。
- オートSUMとショートカットで時短!
- 条件付きはSUMIF/SUMIFS。
- 自動計算モードを忘れずに!