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【Windows Defender】フルスキャンできない原因は?途中で止まる・落ちる時の対処法を解説

2026年8月23日現在、Windows Defender(Microsoft Defender ウイルス対策)で

「フルスキャンが途中で止まる」「スキャン終了前に落ちる」「クイックスキャンも完了しない」

といった問題が発生していたことが確認されています。

今回の問題についてMicrosoftは不具合を修正しており、Microsoft Defender Antivirusのセキュリティインテリジェンス更新プログラム「1.457.236.0」以降を適用することが対処法として案内されています。

そのため、2026年8月中旬ごろから突然フルスキャンできなくなった場合は、PCの故障やウイルス感染を疑って初期化する前に、Microsoft Defenderのセキュリティインテリジェンスが最新版になっているか確認することが重要です。

一方、最新版へ更新してもフルスキャンできない場合は、空き容量不足や大量のZIPファイル、PCの負荷など別の原因も考えられます。

Microsoftもフルスキャンが完了しない場合のトラブルシューティングを公開しています。

Windows Defenderのフルスキャンが途中で止まる・落ちる問題について

2026年8月18日前後から、Microsoft Defenderでスキャンを実行すると正常に完了しないという報告が複数確認されました。

報告されていた主な症状は以下の通りです。

  • フルスキャンが途中で終了する
  • クイックスキャンが終了直前にクラッシュする
  • Microsoft Defenderのサービスが停止する
  • 「脅威のサービスが停止しました」などのエラーが表示される
  • Microsoft Defender オフラインスキャンが90~93%前後で止まる
  • イベントビューアーにエラーが記録される

特に、クイックスキャンとフルスキャンの両方が突然使えなくなったという報告があり、単純に「フルスキャンは時間がかかっているだけ」というケースとは異なる症状が発生していました。

その後、Microsoftはこの問題への修正を行ったことを認め、セキュリティインテリジェンス更新プログラム1.457.236.0以降を適用するよう案内しています。

Windows Defenderでフルスキャンできない原因

2026年8月に発生したMicrosoft Defender側の不具合

今回特に注意したいのが、2026年8月に確認されたMicrosoft Defender側の問題です。

報告では、Defenderのエンジンバージョン「1.1.26070.7」「1.1.26080.2」と一部のセキュリティインテリジェンス更新プログラムを使用している環境で、クイックスキャンやフルスキャンがクラッシュする現象が確認されていました。

Microsoftはその後、この問題について修正を行い、Microsoft Defender Antivirusの署名更新「1.457.236.0」以降を適用することで修正されると説明しています。

したがって、それまで正常だったフルスキャンが2026年8月中旬から突然途中で止まるようになった場合は、まずDefenderの更新状態を確認する必要があります。

なお、今回のスキャン障害と直前のセキュリティ対策との詳しい因果関係については、第三者による指摘はあるものの、Microsoftが詳細な技術的原因をすべて公式に説明しているわけではありません。

ZIPなど大量のアーカイブファイルをスキャンしている

最新版に更新済みなのにフルスキャンが極端に遅い場合は、スキャン対象となるファイルも確認が必要です。

Microsoftによると、フルスキャンではZIPやCABなどのアーカイブファイルも対象になります。

アーカイブやコンテナーには大量のファイルが格納されている場合があり、その内容を展開しながら調べるため、通常のファイルよりスキャンに時間がかかることがあります。

そのため、進行状況が長時間変化しなくても、必ずしもフリーズしているとは限りません。

Cドライブの空き容量が不足している

Microsoft Defenderは、検出したマルウェアの削除や隔離などにもディスク領域を使用します。

Microsoftは「スキャンを完了できない」場合の対策として、システムドライブに十分な空き容量があるか確認することを案内しています。

特にCドライブの空き容量がほとんど残っていないPCでは、不要なファイルを整理してから再度スキャンする必要があります。

他のアプリによってPCの負荷が高くなっている

フルスキャンではCPUやメモリなど多くのシステムリソースを使用します。

ブラウザで大量のタブを開いている、ゲームや動画編集ソフトを起動している、別のバックグラウンド処理が動いている、といった状態ではスキャン速度が低下する可能性があります。

Microsoftも、フルスキャン中にPCがフリーズ・ハングする場合は、重要ではないアプリを終了するよう案内しています。

Windows Defenderでフルスキャンできない時の対処法

1.セキュリティインテリジェンスを最新版へ更新する

2026年8月に発生した問題に該当する場合、最優先となる対処法です。

Windows セキュリティから以下の順番で確認します。

「スタート」→「Windows セキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」→「保護の更新」→「更新プログラムのチェック」

画面の表示によっては「保護の更新」を開いたあと、「更新プログラムのチェック」を選択します。

更新後はセキュリティインテリジェンスのバージョンを確認します。

今回の不具合についてMicrosoftが修正版として案内しているのは1.457.236.0以降です。

1.457.236.0より新しい数字になっている場合も修正を含んでいるため、1.457.236.0そのものへ戻す必要はありません。

2.Windows Updateも確認する

Defender側から更新できない場合はWindows Updateも確認します。

「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」

利用可能な更新プログラムが表示された場合は適用し、必要に応じてPCを再起動します。

今回Microsoftも、最新の更新プログラムを適用するか、自動更新を有効にすることを推奨しています。

3.PCを再起動してからフルスキャンする

更新後もWindows セキュリティを開いたままにするのではなく、一度PCを再起動してからスキャンをやり直します。

Microsoftもスキャンが遅い場合の対策として、PCを再起動し、他のアプリを起動する前にスキャンする方法を案内しています。

再起動後は、

「Windows セキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」→「スキャンのオプション」→「フル スキャン」→「今すぐスキャン」

の順に進みます。

4.不要なアプリを終了する

フルスキャン中は、必要のないアプリをできるだけ終了します。

特に、

  • ゲーム
  • 動画編集ソフト
  • 大量のタブを開いたブラウザ
  • 大容量ファイルを扱うソフト
  • バックアップやファイル同期処理

などが同時に動いている場合は、PCへの負荷が高くなります。

Microsoftも、スキャン時には重要でないアプリを閉じるよう案内しています。

5.Cドライブの空き容量を確認する

エクスプローラーから「PC」を開き、WindowsがインストールされているCドライブの空き容量を確認します。

容量が極端に少ない場合は、

「設定」→「システム」→「ストレージ」

から一時ファイルなどを確認できます。

ただし、内容が分からないシステムファイルを手動で削除する方法は避ける必要があります。

6.クイックスキャンが正常に完了するか確認する

フルスキャンだけが終わらない場合は、

「Windows セキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」→「クイック スキャン」

を実行し、こちらが完了するか確認します。

2026年8月の不具合では、フルスキャンだけでなくクイックスキャンもクラッシュするケースが報告されていました。

そのため、クイックスキャンまで途中で落ちる場合は、セキュリティインテリジェンスが最新版になっているか再確認することが重要です。

フルスキャンが途中で止まっても初期化は必要?

今回のようにMicrosoft Defender側の更新が原因となっている場合、Windowsの初期化は基本的な対処法ではありません。

また、スキャンが途中で止まったからといって、それだけでウイルスに感染していると判断することもできません。

特に2026年8月の問題については修正版がすでに配信されているため、PCの初期化や重要ファイルの削除、レジストリ変更などを行う前に、Defenderの更新を確認することが優先されます。

Microsoft Defenderのスキャン対象から大量のファイルを除外すればスキャン時間を短縮できる場合もありますが、除外した場所は通常のウイルススキャン対象から外れるため、原因が分からない状態で安易に除外設定を増やす方法も推奨できません。

Windows Defenderのフルスキャン不具合はいつ直る?現在の状況

2026年8月23日現在、今回報告されていたMicrosoft Defenderのスキャン障害については、Microsoftによる修正がすでに配信されています。

Microsoftは、セキュリティインテリジェンス更新プログラム1.457.236.0以降で修正されると説明しています。

そのため、現在もフルスキャンが途中で止まる場合は、「修正待ち」ではなく、まず現在インストールされているセキュリティインテリジェンスのバージョンを確認する必要があります。

1.457.236.0以降になっているにもかかわらずフルスキャンできない場合は、今回とは別の原因も考えられます。

Microsoftは、スキャンが終了する原因としてPCの再起動、電源状態の変化、スキャンのタイムアウトなども挙げています。

なお、Windows セキュリティアプリから直接開始したクイックスキャンやフルスキャンについては、Microsoftの資料上、スキャン時間の上限は設定されていません。

まとめ

2026年8月に、Windows Defenderでフルスキャンやクイックスキャンが途中で止まる・落ちる問題が発生しました。

Microsoftはすでに問題を修正しており、Microsoft Defender Antivirusのセキュリティインテリジェンス更新プログラム1.457.236.0以降を適用することが重要です。

現在もフルスキャンできない場合は、

  • セキュリティインテリジェンスを最新版へ更新する
  • Windows Updateを実行する
  • PCを再起動してから再度スキャンする
  • 不要なアプリを終了する
  • Cドライブの空き容量を確認する
  • クイックスキャンも正常に完了するか確認する

という順番で原因を切り分けられます。

最新版へ更新しても改善しない場合は、2026年8月に発生したDefender側の不具合とは別に、大量のアーカイブファイル、ストレージ容量、PCの負荷、電源状態などが影響している可能性があります。

参考情報

Microsoft Support:ウイルス対策およびマルウェア対策ソフトウェア よくあるご質問

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