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【Boot Camp対応】MacでWindows11にアップグレードする方法|ISO使用・非対応Macの回避策・注意点まで解説!

「MacでBoot Campを使ってWindows11にしたいけど、できるの?」

「ISOファイルってどうやって使うの?」

「対応してないMacでも何とかできない?」

そんな疑問を持っている方のために、この記事ではBoot Campを使ったWindows11アップグレード手順とその注意点、非対応Macでの回避策まで徹底的に解説します。


MacでBoot Campを使ってWindows11にアップグレードできる?対応状況を確認しよう

Boot CampとWindows11の関係

  • Apple公式には、Boot CampがWindows11を正式にサポートしているとは明記されていない
  • ただし、Intel CPU搭載のIntel Macであれば、技術的にはアップグレード可能(要件を満たせば)

Boot Campが使えるMacの条件

  • Intelチップ搭載のMac(2015〜2020年製)
  • Apple Silicon(M1/M2/M3)搭載MacではBoot Camp非対応 → Parallelsなどの仮想環境が必要

Windows11のシステム要件(Boot Camp上でも同じ)

要件最低条件
CPU1GHz以上、2コア以上、64ビット互換
RAM4GB以上
ストレージ64GB以上の空き容量
UEFI + Secure Boot必須
TPM 2.0原則必須(回避策あり)

✅ MacにはTPMチップが搭載されていないが、ISOインストール+レジストリ編集で回避可能です。


Boot Camp上のWindows10からWindows11へアップグレードする方法|ISOファイル使用手順も紹介

手順①:Windows11 ISOファイルを入手する

  1. Microsoft公式サイトから「Windows 11 ディスクイメージ(ISO)」をダウンロード
  2. エディション「Windows 11(multi-edition ISO)」を選択
  3. 言語を「日本語」、64bit を選択

手順②:ISOマウント→セットアップファイルを実行

  1. ダウンロードしたISOファイルを右クリック→「マウント」
  2. マウントされた仮想ディスク内の setup.exe を実行
  3. アップグレードインストーラーが立ち上がる

手順③:TPM/セキュアブート要件のバイパス(非対応Macの場合)

  1. インストール途中でエラーが出る場合、レジストリ変更で回避可
  2. Shift + F10 → コマンドプロンプトから regedit 起動
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig を新規作成し、以下のDWORD値を追加:
    • BypassTPMCheck = 1
    • BypassSecureBootCheck = 1

レジストリ編集は自己責任で行い、事前にバックアップを取りましょう。


Boot CampでWindows11にする前の注意点とバックアップ方法|トラブル回避のポイント

注意点①:アップグレード後のドライバ互換性

  • Apple提供のBoot Camp用WindowsサポートソフトはWindows11対応保証なし
  • キーボードやタッチパッド、グラフィックの動作に不具合が出る可能性あり
  • 事前にApple Software UpdateやBoot Campドライバを最新版に更新しておくこと

注意点②:トラブル時に戻せるようバックアップは必須

バックアップ対象推奨手段
Boot CampパーティションWinclone(有料)やAcronis True Image
Mac全体Time MachineやCarbon Copy Cloner

✅ Wincloneを使えば、Boot Campパーティションごとまるごと復元できます。

注意点③:Apple Silicon(M1/M2/M3)Macでは非対応

  • Boot Camp自体が使えない
  • Windows11を動かしたい場合は、Parallels Desktopを使って仮想環境を構築

まとめ:Mac×Boot CampのWindows11運用は可能。ただし非公式の注意点も多い!

  • Intel MacならBoot CampでWindows11を導入可能(要件次第)
  • TPM非搭載でもISO+レジストリ編集で回避できるが、非公式手順なので注意
  • Apple公式サポート外なので、トラブルに備えて事前バックアップと復元手段を確保することが重要
  • 安定性を求めるならWindows10のまま運用、あるいはParallels Desktopを検討しても◎

✅ MacでWindows11を使うには、目的・環境・スキルに応じた慎重な判断が求められます。


🔗参考リンク

この記事を参考に、ぜひ安全にBoot Camp環境を構築・アップグレードしてみてください!

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