「突然、Windowsのブルースクリーンが表示された」
そうなると、多くの人は重大な不具合が起きたと思ってしまいます。
しかし最近、本物の不具合に見せかけた「偽のブルースクリーン(BSOD)」を使い、ユーザーをだましてマルウェアに感染させる手口が確認されています。
この記事では、
- 本物のブルースクリーンと偽物の違い
- 最近確認されている詐欺の手口
- 絶対にやってはいけない行動
- 表示されたときの安全な対処法
を、専門知識がなくても判断できるレベルで解説します。
Contents
ブルースクリーン=必ずWindowsの不具合、とは限らない
本来のブルースクリーン(BSOD)は、
- Windowsのシステムエラー
- ハードウェアやドライバの重大な問題
など、OSが正常に動作できなくなったときに表示される画面です。
しかし近年は、この「恐怖心」を逆手に取った詐欺的手口が増えています。
最近確認されている「偽ブルースクリーン」の特徴
偽のブルースクリーンは、Windowsの不具合ではありません。
多くの場合、次のような流れで表示されます。
- フィッシングメールのリンクを開く
- 偽サイトに誘導される
- 偽のCAPTCHAやエラー画面が表示される
- その後、ブルースクリーン風の画面が出る
ここで重要なのは、画面が出た場所です。
本物のBSODと偽物を見分けるポイント
次の項目に1つでも当てはまったら偽物を疑ってください。
操作を指示してくる
- 「この操作で復旧します」
- 「コードを入力してください」
- 「指示通りに実行してください」
👉 本物のブルースクリーンは操作を求めません。
コピー&ペーストを求められる
- 文字列やコマンドをコピーするよう指示される
- 「実行」画面を開くよう促される
👉 この時点で100%危険です。
ブラウザ上で表示されている
- タブを閉じられる
- アドレスバーが見える
- 画面サイズが変えられる
👉 本物のBSODはブラウザでは表示されません。
電話番号・リンクが表示される
- サポート窓口を名乗る番号
- 「ここをクリック」などの案内
👉 Windowsが電話番号を表示することはありません。
絶対にやってはいけない行動
偽ブルースクリーンが表示されたとき、次の行動は絶対に避けてください。
- 表示された指示に従う
- コードをコピー&ペーストする
- リンクをクリックする
- 電話番号に連絡する
これらはすべて、マルウェア感染を狙った誘導です。
表示されたときの安全な対処法
冷静に、次の手順だけ行ってください。
① 電源を長押しして強制終了
- 数秒押し続けて電源オフ
② インターネット接続を切る
- Wi-Fiをオフ
- LANケーブルを抜く
③ 再起動後、ウイルスチェック
- Windows標準のセキュリティ機能でフルスキャン
- 不審なソフトがあれば削除
※ 表示中に操作を続けないことが最優先です。
本物のブルースクリーンだった場合は?
本物のBSODの場合、
- 自動的に再起動する
- エラーコードが表示される
- 操作はできない
という特徴があります。
その場合は、表示されたエラーコードをメモしてから、公式情報を確認するのが安全です。
まとめ|ブルースクリーンが出たら「操作を要求されていないか」を見る
ブルースクリーンが出たからといって、すぐに「Windowsが壊れた」と決めつけるのは危険です。
覚えておくべきポイントは3つだけ。
- 操作を求められるBSODは疑う
- コピペ指示は即アウト
- 慌てて何かを実行しない
この判断ができるだけで、
マルウェア被害の多くは防げます。