Canvaは手軽にデザインができる便利なツールですが、
「縦書き」の文字や数字を使いたい場合、ちょっと困ることがありますよね。
特に、和風デザインや招待状、名刺など、縦書きが必要なデザインでは、数字や記号の向きが変わらないと見栄えが悪くなってしまいます。
この記事では、Canvaで 縦書きの文字や数字を設定する方法 を初心者にも分かりやすく解説します。
無料版でもできる基本手順から、数字や記号が横向きになった場合の対処法、さらには縦書きを活用したおしゃれなデザイン例まで徹底的にカバーしています。
この記事を参考にすれば、縦書きのデザイン作成がスムーズにできるようになります！
Contents
Canvaで縦書き文字や数字を設定する基本手順
まずは、Canvaで文字や数字を縦書きにする基本的な方法をご紹介します。
1. テキストを1文字ずつ改行して縦書きにする
Canvaには、デフォルトで「縦書き」設定がありません。
しかし、 1文字ずつ改行する 方法で縦書きを再現できます。
手順：
- Canvaを開き、新しいデザインを作成します。
- 左側メニューの「テキスト」から「テキストボックスを追加」をクリック。
- 縦書きにしたい文字を1文字ずつ改行して入力します。
例：
Copy codeた
て
が
き
- フォントや文字サイズを調整して縦書きの見た目を整えます。
💡 ポイント：改行を利用した方法はシンプルで無料版でも使えますが、大量の文字には不向きです。
短いテキスト（例：タイトルや見出し）に適しています。
2. 回転ツールを使う方法
文字列を回転させて縦書きに見せる方法もあります。
ただし、横向きのまま数字や記号が回転しない問題が発生する場合があります。
手順：
- 通常の横書きテキストを入力します。
- テキストボックスを選択し、右上にある「回転」アイコンをドラッグして90度回転させます。
💡 注意点：この方法では、数字や記号（例：句読点）が横向きのままになる場合があります。
その場合は次章で紹介する解決策を試してください。
縦書きで数字や記号が横向きになる場合の解決策
縦書きにした際、数字や句読点、括弧などの記号が横向きのままになる問題があります。
これを解消するためには以下の方法を試してください。
1. 数字を1文字ずつ改行して入力する
数字も1文字ずつ改行すると、正しい縦書き表示が可能です。
例：
Copy code1
2
3
4
💡 ヒント：全体的に均等な間隔を持たせるために、テキストボックスの「行間」を調整しましょう。
2. 外部ツールを活用する
Canva内で調整が難しい場合、外部ツール（例：Word、PowerPoint、Illustratorなど）を使って縦書きテキストを作成し、それをCanvaに画像としてアップロードする方法があります。
手順：
- 外部ツールで縦書き文字を作成し、PNG形式で保存（背景透過推奨）。
- Canvaにアップロードし、デザインに追加します。
縦書きを活用したデザイン例
縦書き文字を使うと、日本らしいデザインや個性的な表現が可能です。
以下は、縦書きを活用したデザイン例です。
1. 和風の招待状やポスター
- 縦書きの文字を使うことで、和風の雰囲気を演出できます。背景に和紙風のテクスチャを追加するとさらに雰囲気がアップ！
2. 名刺デザイン
- 日本語の縦書き名刺は伝統的で落ち着いた印象を与えます。名前や肩書きを縦書きで配置し、右端や左端に寄せると見栄えが良くなります。
3. 書道風のデザイン
- 縦書き文字を大きく配置し、背景をシンプルにすることで書道風のモダンなデザインが完成します。フォントは筆文字風のものを選ぶと効果的です。
Canva無料版と有料版での違い
Canvaの無料版でも縦書きは対応可能ですが、Pro版では以下のメリットがあります。
無料版
- 縦書きは手動で1文字ずつ改行する必要がある。
- 限定的なフォントのみ利用可能。
- デザインの一部を外部ツールで補完する必要がある場合がある。
Canva Pro
- 高度なフォント（筆文字風や和風デザイン向けのフォント）が利用可能。
- 透過背景の画像エクスポートが可能で、外部ツールとの連携がスムーズ。
- 素材やテンプレートが豊富で、縦書きを活用したデザインが作りやすい。
縦書きデザインを美しく仕上げるためのコツ
1. 行間を調整する
縦書きの行間を狭めるか広げることで、全体のバランスを整えましょう。
2. フォント選びにこだわる
縦書きに適したフォント（例：明朝体や筆文字風フォント）を選ぶと、デザインの印象が格段に良くなります。
3. 配色をシンプルにする
背景と文字のコントラストを強調すると、縦書き文字がより目立ちます。
よくある質問（FAQ）
Q1. Canvaの無料版で縦書きは使えますか？
はい、無料版でも1文字ずつ改行する方法で縦書きが可能です。
ただし、Pro版のフォントや素材を利用することで、さらに洗練されたデザインが作れます。
Q2. 縦書きで句読点や記号が横向きになるのをどうすれば直せますか？
1文字ずつ改行するか、外部ツールで縦書きテキストを作成してからCanvaに挿入する方法がおすすめです。
Q3. 縦書きが必要なデザインにはどんなものがありますか？
和風の招待状、名刺、ポスター、書道風デザインなどで縦書きがよく使われます。
まとめ
【Canva】で縦書き文字や数字を設定する方法について、基本的な手順からデザインの応用例、さらにはトラブル解決法まで詳しく解説しました。
この記事のポイント：
- Canvaで縦書きを作るには「改行」や「回転ツール」を活用する。
- 縦書き文字の数字や記号が横向きになる場合、1文字ずつ入力や外部ツールを使う方法が有効。
- Canva無料版でも縦書きは可能だが、Pro版を利用すればフォントや機能がさらに充実。
この記事を参考に、魅力的な縦書きデザインを作成してみてください！
