ChatGPT(チャットGPT)の「会話履歴」が消えてしまう!
表示されない?
こんな障害が、ずっと繰り返し発生していますよね。
画面左に表示される過去のチャット履歴が突然消えて見えなくなってしまう問題です。
こうしたChatGPTの会話履歴が突然見れなくなってしまった場合の対策・対応方法について、そして現在も継続している履歴が見れない問題の症状を紹介します。
ブラウザの履歴から開く!
どうしても過去の履歴を見たい!
プロンプトを救出したい!
などといった場合には、Chrome などのブラウザの履歴をチェック!
特に、チャット履歴の個別ページのURLは、
「https://chat.openai.com/chat/」
で始まる形式なので、このURLで検索してみることも有効です。
すると、過去に履歴をクリックして表示していて、ブラウザの設定などによって消えてしまっていなければ、どのURLがどの履歴なのかは開かないと判別できませんが、その履歴のページを再び開くことができます。
なお、同じ「https://chat.openai.com/chat/」で始まるURLであっても、その後すぐ「?__cf_chl_tk=」のように続いてしまうのは個別のチャット履歴のページのURLではありませんよ!
個別のチャット履歴のURLは、
「https://chat.openai.com/chat/********-****-****-****-************」
のような形式(これより長く、後ろに文字が続く場合もあります)となっています。
(それぞれの「*」は、数字やアルファベット小文字)
そのような形式に当てはまるものを開いて、確認してみてください。
「履歴が見れない」っていうのは‥?
この発生中の「履歴が見れない」という障害は、
チャット履歴そのものが消えてしまったわけではない
んです。
見た目は「履歴が消えた」ように見えますよね。
しかし、実際には履歴そのものが消えてしまった、のではなく、履歴が一時的に見れない状態になってしまっている、という状態。
過去に行ったチャットの内容自体は残っています。
そしてもうひとつ。
画面左に履歴が表示されていたとき、個々のチャット履歴をクリックすると過去のチャットのページが開いてましたよね。
それは、あくまで障害で見えなくなってしまっているのは画面左に表示されていた「履歴の一覧」です。
つまり、
クリックした後に開いていた個々の過去チャットページは引き続き開くことができる
んです。
つまり上記のように、障害が発生している最中であっても、過去チャットのURLさえ分かれば、過去チャット自体を見ることができるんです。
そして、過去のやり取りの内容や、送信したチャット(プロンプト)の内容を救出することも可能ということですね。
根本解決には?
しかし、上記の方法ではすべての過去履歴を見ることはできないようなんです。
重要なプロンプトを含むやり取りを急いで再度確認したい場合には有効かもしれませんが、最近どんなやりとりをしたのか履歴全体を見たりするのには向きません。
そのため、完全に元通りに利用できるようにするには、履歴機能の復旧を待つしかなさそうです。
予防策も
また、
「履歴が見れなくなる」
という症状が繰り返し発生しているため、今後の障害に備え、重要なチャット履歴やプロンプトに関しては、ChatGPTとは別の所にコピーして残しておく等の予防策を行うこともいいですね。