電気通信大学の学内メールアドレス宛に、大学を装った詐欺メール(フィッシング)が出回っているとして、情報基盤センターが注意を呼びかけています。
メールに記載された偽のログインページでメールIDやパスワードを入力させる手口で、すでに入力してしまったという報告も出ています。
Contents
今どうすればいい?被害を防ぐ対処法は?
以下の対応をすぐに行ってください:
- ✅ メール内のリンクはクリックしない
- ✅ すでにリンク先にアクセスしてしまった場合はパスワードを即時変更
- ✅ 情報基盤センターへ被害報告または相談
- ✅ 他サービスと同じパスワードを使っていた場合、すべてのパスワードを変更
どんなメールが届いているのか?
今回の詐欺メールには以下のような特徴があります。
項目 | 内容例 |
---|---|
件名 | 「アカウント確認」「緊急対応」「セキュリティ警告」など |
差出人 | @gmail.comや不審なアドレスから送信 |
本文 | 「24時間以内にログインしてください」などの文面で誘導 |
リンク | 「uec.ac.jp」ではない外部の短縮URLが使用されている |
これらはアカウントの停止や削除を装い、不安を煽って入力を促す典型的な手口です。
入力してしまった場合の対応方法

もし、偽のログインページでパスワードなどを入力してしまった場合は、以下の順に対応してください。
✅ 1. パスワードをすぐに変更する
大学のポータルサイトまたは情報基盤センターのページから、すぐに該当アカウントのパスワードを変更してください。
✅ 2. 同じパスワードを使い回していた場合は他のサービスも変更
Google、LINE、X(旧Twitter)、Amazonなどで同一パスワードを使用している場合はすべて変更しましょう。
✅ 3. 情報基盤センターに連絡
報告が遅れると、被害が広がる可能性があります。学内の正式窓口(情報基盤センター)に報告・相談することが重要です。
今後の注意点|詐欺メールの見分け方
チェックポイント | 解説 |
---|---|
差出人のアドレス | @uec.ac.jpではないものは基本的に疑う |
文面 | 日本語がおかしい、不自然な翻訳調なら注意 |
リンク先URL | uec.ac.jp以外や短縮URL(bit.lyなど)はクリックしない |
緊急性の強調 | 「数時間以内に」など急がせる表現は詐欺の特徴 |
メールを開いただけでは被害はありません。
ただし、リンクをクリックして情報を入力してしまった場合は即時対応が必要です。
よくある質問(FAQ)

Q. メールを開いてしまいました。大丈夫ですか?
→ 開封しただけでは問題ありません。
リンク先での入力がなければ被害はなしと見て良いでしょう。
Q. スマホでリンクを踏んでしまった場合も危険?
→ 情報入力さえしていなければ問題ありません。
ただし履歴やキャッシュは削除しておくと安心です。
Q. どこに連絡すればいいの?
→ 電気通信大学 情報基盤センターが窓口です。
状況を伝えて、指示を受けてください。
まとめ|落ち着いて、正しい対応を
- ✅ 不審なメールは開かず、リンクをクリックしない
- ✅ 入力してしまった場合は即パスワード変更と報告
- ✅ パスワードの使い回しはやめ、2段階認証を活用する
- ✅ 今後もこのような詐欺は繰り返される可能性があるため、常に冷静に確認する姿勢を持ちましょう