確定申告を終えた後、
「あ、間違えたかも!」
と気づいた経験はありませんか?
そんなとき必要なのが修正申告です。
特にスマホでe-Taxを利用すれば、簡単に修正申告が可能です。
ただし、初めての人には手続きが少しわかりにくいかもしれません。
本記事では、スマホでe-Taxを使った修正申告のやり方、事前に準備すべきもの、注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
これを読めば、ミスを恐れる必要はありません!
Contents
修正申告が必要なケースとは?
修正申告とは?
修正申告とは、確定申告後に誤りを発見した場合、税額を正しく申告し直すための手続きです。
特に税額が本来よりも少なく申告されている場合、修正申告が必要になります。
修正申告が必要な具体例
- 所得の計算ミス:収入を間違えて多く、または少なく申告してしまった。
- 控除の漏れ:医療費控除や住宅ローン控除を申請し忘れた。
- 経費の記載間違い:経費の計上漏れや過剰計上があった。
申告内容に誤りがあった場合、早めに修正申告を行うことが大切です。
スマホでe-Taxを使った修正申告の手順
ステップ1:e-Taxアプリを準備
まずはスマホでe-Taxアプリをダウンロードします。
- iPhone:App Storeで「e-Tax」と検索。
- Android:Google Playで「e-Tax」と検索。
次に、マイナンバーカードを使ってログインします。ログインには、以下が必要です。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカード読み取り対応のスマホ
ステップ2:必要な書類を準備
修正申告を始める前に、以下の書類を用意しておきましょう。
- 源泉徴収票(給与所得者の場合)
- 控除に関する証明書(例:医療費の領収書、住宅ローン控除証明書)
- 確定申告書の控え(すでに提出したもの)
ステップ3:修正申告を開始
- ログイン後、メニューから「修正申告」を選択
- 申告済みの内容が表示されるので、修正が必要な箇所を特定します。 - 修正する内容を入力
- 例えば、控除の追加や収入の訂正を行います。画面に従って正しい金額を入力してください。 - 修正内容を確認
- 修正後の税額が自動的に計算されます。増税の場合は納付額、還付金が増える場合は還付額が表示されます。 - 添付書類をアップロード
- 必要書類をスマホカメラで撮影し、PDFまたは画像形式(JPEG、PNG)でアップロードします。 - 内容を確認して送信
- 全ての入力内容を確認後、送信ボタンをタップして申告を完了します。
スマホ申請で注意すべきポイント
修正箇所を明確に記載
- 修正した箇所は詳細に記載することで、税務署が内容を確認しやすくなります。
- 例えば、「医療費控除を追加しました」や「収入金額を訂正しました」と具体的に記載しましょう。
添付書類の形式とサイズ
- 対応ファイル形式:PDF、JPEG、PNG
- ファイルサイズ:1ファイルあたり5MB以下にしてください。
- 書類がぼやけている場合、再提出が求められる可能性があるため、スマホスキャナーアプリを活用して鮮明な書類を作成しましょう。
提出後の確認
- 送信が完了したら、控えを保存しておきましょう(スクリーンショットを撮るのがおすすめ)。
- 税務署から追加書類の提出や確認の連絡が来る場合があるので、対応できるようにしておきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. スマホで修正申告できない内容はありますか?
一部の複雑な申告内容(例:法人税の修正)はスマホ版では対応できません。
その場合、PC版e-Taxまたは税務署窓口をご利用ください。
Q2. 修正申告後に税金を支払う場合、どうすればいいですか?
修正申告で追加納税が発生した場合、e-Taxからオンライン納付を行うか、税務署窓口や金融機関で支払うことが可能です。
Q3. 修正申告に期限はありますか?
修正申告の期限は申告内容の誤りを発見した日からできるだけ早くです。
ただし、納税額の不足がある場合、延滞税が発生する可能性があります。
まとめ
スマホを使ったe-Taxでの修正申告は、手軽に対応できる便利な方法です。
ただし、修正箇所を明確にし、必要な書類を揃えて正確に申告することが重要です。
本記事を参考にして、スムーズに修正申告を完了させましょう。