Excelで
「同じ値を1件として数えたい」
「ユニークな件数だけ知りたい」
という場面は多いですよね。
この記事では、
最新のUNIQUE関数、COUNTIF+SUMPRODUCT、条件付きで数える方法、空白除外のコツ、ピボットテーブルでの集計、重複抽出での確認、比較テクニックまで深掘りして解説します!
Contents
重複を除いて数える|UNIQUE関数の基本

Excel365なら UNIQUE
関数と COUNTA
の組み合わせで一瞬です。
=COUNTA(UNIQUE(A2:A100))
- UNIQUEで重複なし一覧を作り、COUNTAで件数をカウント。
古いExcelでもOK|COUNTIF+SUMPRODUCT
UNIQUEが使えない場合は COUNTIF
+SUMPRODUCT
が定番です。
=SUMPRODUCT(1/COUNTIF(A2:A100,A2:A100))
出現回数の逆数を足して、重複は1件だけカウントされます。
空白セルを除いて数える|FILTERと併用

空白を含めずユニーク件数だけ数えたい場合は FILTER
を併用。
=COUNTA(UNIQUE(FILTER(A2:A100,A2:A100<>"")))
空白以外をUNIQUEで抽出してから数えます。
条件付きで重複を除いて数える|COUNTIFS応用
例えば「売上が1000以上のユニーク顧客数」を数えたい場合は:
=SUMPRODUCT(1/COUNTIFS(A2:A100,A2:A100,B2:B100,">=1000"))
ピボットテーブルで重複なしカウント

大量データではピボットテーブルが最速です。
- データ範囲を選択 → [挿入] → [ピボットテーブル]。
- 行ラベルにユニーク対象列を追加。
- 値のフィールド設定を「データの個数」にすると重複なし件数に!
重複データを色付けして確認|条件付き書式
削除や数える前にどの値が重複しているかを視覚化できます。
- 範囲を選択。
- [ホーム] → [条件付き書式] → [セルの強調表示ルール] → [重複する値]。
- 好きな色を設定。
2つのリストで重複を比較する|COUNTIF+MATCH
=COUNTIF(B:B,A2)>0
A列の値がB列に含まれているか確認する基本形です。
よくあるFAQ

重複を除いて数えるには?
UNIQUE+COUNTAが最速!
UNIQUEがない場合はCOUNTIF+SUMPRODUCTを使います。
空白を除いてカウントするには?
FILTER関数で空白を除外してからUNIQUEを使います。
条件付きでユニーク件数を出すには?
COUNTIFSを使って条件付きの1/COUNTIFSをSUMPRODUCTで足します。
ピボットテーブルでやる方法は?
行ラベルにユニーク列を入れて「値」をデータの個数に設定!
まとめ
- UNIQUE+COUNTAが最速(365/WEB版)
- 古いExcelはCOUNTIF+SUMPRODUCT
- 空白や条件付きはFILTER・COUNTIFSで対応
- 大量データはピボットテーブルで一瞬!