iCloudを使っている方なら、
「iCloudに保存されているオリジナルの写真や動画をどうやってダウンロードするの?」
と思ったことがあるかもしれません。
iCloudには、「オリジナルをダウンロード」という設定があり、これを選ぶことでデバイスにオリジナルサイズのファイルを保存できますが、設定や容量がどう影響するのかも気になるところ。
この記事では、iCloudからオリジナルの写真や動画をダウンロードする方法や、デバイスのストレージへの影響、そして時間や容量の目安について詳しく解説します。
オリジナルデータを効率的に管理する方法を知りたい方に最適なガイドです!
Contents
iCloud写真の「オリジナルをダウンロード」とは?設定の意味と効果を解説
iCloud写真の設定には「オリジナルをダウンロード」と「ストレージを最適化」の2つのオプションがあります。
この違いを理解することが、どちらの設定を選ぶべきかを決める上で重要です。
1. オリジナルをダウンロード
- この設定を選ぶと、iCloud上にあるオリジナルサイズの写真や動画がデバイスに直接ダウンロードされます。
- オリジナルファイルは、高解像度で保存されるため、写真の詳細をそのまま楽しめます。
- ただし、オリジナルのファイルサイズが大きいため、デバイスのストレージ容量を多く消費する点に注意が必要です。
2. ストレージを最適化
- こちらの設定を選ぶと、デバイスのストレージが少ない場合に自動的に最適化された(圧縮された)サイズの写真が保存されます。
- オリジナルサイズの写真や動画はiCloudにのみ保持され、デバイス上では軽量なバージョンが表示されます。
オリジナルは必要な時にオンデマンドでダウンロードされます。 - デバイスのストレージ容量を節約できるため、ストレージが少ないデバイスに最適です。
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iCloudからオリジナルサイズの写真や動画をダウンロードする手順【iPhone・iPad・PC対応】
iCloudからオリジナルサイズの写真や動画をダウンロードする具体的な手順を解説します。
iPhone、iPad、そしてPCでの方法を順番に説明します。
iPhone・iPadでオリジナルの写真や動画をダウンロードする手順
- 設定アプリを開く
- ホーム画面から「設定」を開きます。
- 自分のApple IDをタップして「iCloud」へ進む
- 画面上部にある自分の名前(Apple ID)をタップし、「iCloud」を選択します。
- 「写真」を選択
- iCloudメニュー内にある「写真」をタップします。
- 「オリジナルをダウンロード」を選択
- 「オリジナルをダウンロード」にチェックを入れます。
これで、iCloud上にあるオリジナルサイズの写真や動画がデバイスにダウンロードされます。
- 「オリジナルをダウンロード」にチェックを入れます。
- ダウンロードが完了するまで待つ
- オリジナルの写真や動画のダウンロードには時間がかかる場合があります。
デバイスの空き容量が十分にあることを確認し、Wi-Fiに接続しているとスムーズです。
- オリジナルの写真や動画のダウンロードには時間がかかる場合があります。
PC(Windows)でオリジナルデータをダウンロードする手順
- iCloud for Windowsをインストール
- Windows用の「iCloud」をインストールしていない場合は、Appleの公式サイトからダウンロードします。
- iCloudにログイン
- iCloud for Windowsを開き、Apple IDでログインします。
- 「写真」オプションをオンにする
- iCloudの設定から「写真」のオプションをオンにし、「ダウンロードとアップロード」の設定で「オリジナルをダウンロード」を選択します。
- ダウンロードしたい写真を選ぶ
- ダウンロードしたいオリジナルサイズの写真や動画を選んで、PCに保存します。
iCloudのオリジナルデータをダウンロードする際の容量や時間の目安
iCloudからオリジナルサイズの写真や動画をダウンロードする際、どのくらいの容量を消費するのか、また時間がかかるかを理解しておくことが重要です。以下のポイントを参考にしてください。
1. 写真や動画のサイズ
- 一般的なiPhoneで撮影した写真のサイズは、1枚あたり2〜3MBほどです。
- 動画の場合は、4K動画を撮影した場合、1分で約350〜500MBを消費することがあります。
- 大量の写真や長時間の動画をオリジナルサイズでダウンロードする場合、デバイスのストレージを数十GB単位で消費する可能性があります。
2. ダウンロード時間の目安
- ダウンロード時間は、Wi-Fiの速度やファイルの数・サイズによって大きく変わります。
高速Wi-Fi環境であれば、数百MBのデータでも数分でダウンロードできることが多いですが、インターネット回線が遅いとかなりの時間がかかる場合があります。
ダウンロード時間の例(Wi-Fi環境下)
- 1GBのデータ(数百枚の写真)をダウンロードする場合、約10〜20分程度が目安。
- 10GB以上のデータを一度にダウンロードする場合は、1時間以上かかることも考えられます。
オリジナルをダウンロードすると、デバイスのストレージにどのくらい影響する?
オリジナルサイズのデータをダウンロードすると、デバイスのストレージに大きな影響が出る可能性があります。
特に、ストレージが少ないデバイスの場合、ダウンロードする前に十分な空き容量があるか確認しましょう。
1. 写真と動画が占める容量を確認する
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」から、デバイスにどれくらいの空き容量があるかを確認できます。
ダウンロードしようとしているデータが多すぎると、ストレージがすぐにいっぱいになる可能性があります。
2. ストレージ不足時の対策
- ストレージを最適化する設定に戻すことで、デバイスに保存されるデータのサイズを小さくできます。
写真や動画はiCloud上にオリジナルが残り、デバイスには圧縮されたデータのみが保存されます。 - 不要なアプリやファイルを削除して、空き容量を確保するのも一つの方法です。
iCloudの最適化されたデータとの違い:オリジナルファイルの管理方法
iCloudの最適化されたデータとオリジナルデータには、どのような違いがあるのか理解しておくと、データ管理がしやすくなります。
1. 最適化されたデータとは?
- 「ストレージを最適化」オプションを選ぶと、デバイスに保存される写真や動画は、圧縮された低解像度版となります。
- この設定を使用すると、デバイスのストレージを節約できますが、オリジナルデータを見る場合は、インターネット経由でiCloudからダウンロードする必要があります。
2. オリジナルデータの管理
- **「オリジナルをダウンロード」**を選んでおけば、オリジナルサイズのデータが常にデバイスに保存されます。
これにより、オフラインでも高品質な写真や動画を楽しむことができますが、ストレージ容量には注意が必要です。 - デバイスの容量が限られている場合は、必要に応じてデータをPCや外付けハードドライブに移動して保存するのも一つの方法です。
まとめ
iCloudからオリジナルの写真や動画をダウンロードすることで、デバイスに高解像度のデータを保存できますが、ストレージ容量やダウンロード時間に注意が必要です。
iPhoneやiPadでは「オリジナルをダウンロード」設定を利用して、オフラインでも高品質なデータにアクセスできますが、必要に応じてデバイスのストレージを整理することが大切です。
最適化されたデータとオリジナルデータの違いを理解し、デバイスの容量や使い方に応じて最適な管理方法を選んでください。