iPhone15シリーズは、デュアルSIM(物理+eSIM、またはeSIM+eSIM)に完全対応しています。
この記事では、
- 「iPhone15はデュアルSIMに対応しているのか?」
- 「物理SIMとeSIMをどう組み合わせればいい?」
- 「SIMの挿入方法や切り替え手順は?」
- 「デュアルSIMでLINEはどう使う?」
などの疑問を正確・丁寧に深掘りして解説します。
Contents
iPhone15はデュアルSIM対応モデル?
iPhone15(無印、Plus、Pro、Pro Max)はすべてデュアルSIMに対応しています。
モデル | SIM対応状況(国内版) |
---|---|
iPhone15/15 Plus | 物理SIM ×1 + eSIM ×1(計2枚) |
iPhone15 Pro/Pro Max | 同上 |
✅ 海外版(アメリカモデル)は物理SIM非搭載・eSIM専用機なので要注意!
iPhone15への物理SIMの入れ方(手順)

必要なもの:
- iPhone15本体
- SIMピン(付属または代用品でも可)
- 有効なnanoSIMカード
手順:
- 本体右側のSIMスロットを確認
- ピン穴にSIMピンを差し込み、スロットを取り出す
- nanoSIMを正しい向きでセット
- スロットを丁寧に押し戻す
- 数秒後、キャリア名が表示されれば認識完了
✅ iPhone15はnanoSIMサイズのみ対応(microSIMなどは非対応)
eSIMを追加する方法(iPhone15)
eSIMは「プロファイル情報」を読み込むことでSIMとして利用可能です。
■追加手順:
- 「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」
- 各キャリアのQRコードを読み取る or アプリ連携
- インストール完了後、モバイル通信が有効化
■対応キャリア例(国内):
- NTTドコモ(ahamo含む)
- au/UQ mobile
- ソフトバンク/Y!mobile
- 楽天モバイル
✅ 一部格安SIMではeSIM非対応なので事前確認が必要です
デュアルSIM設定:2枚同時利用の基本構成

iPhone15では、2つの回線を同時にアクティブ化できます。
項目 | 設定内容 |
---|---|
音声通話 | 優先SIMを選択(手動で切り替えも可) |
モバイルデータ通信 | どちらのSIMを使うか選択可能 |
iMessage/FaceTime | 回線ごとに指定できる |
着信 | 両方の番号で受信可能(通話中除く) |
■設定手順:
- 「設定」>「モバイル通信」
- 各SIMの「名称」(例:仕事用・プライベート)を編集
- 音声通話・通信・iMessage設定を切り分け
✅「モバイルデータ通信の切替を許可」にすると電波の強い方へ自動切替も可能
SIMの切り替え・優先設定を変更する方法
- 「設定」>「モバイル通信」> 優先回線をタップで簡単切替
- どちらのSIMで電話/SMSを送信するかは、連絡先ごとに記憶される
✅ 外出先や通信トラブル時にもワンタップで回線を切り替え可能
LINEはデュアルSIMで使い分けできる?
■結論:基本的にはLINEアプリは1番号のみ登録可能(1端末1アカウント)
■方法:
- LINEアプリ本体は「1つのSIMの番号」で利用する
- もう一方は**LINE公式アプリ「LINE Lite」(日本未提供)**や、
- 2台目スマホ・iPad・PCなどで別アカウント運用
✅ iPhone単体で2つのLINEアカウントを切り替え運用するのは非公式・推奨外
よくある質問(FAQ)

iPhone15はSIMを2枚入れられますか?
→ 物理SIM1枚 + eSIM1枚でのデュアルSIMに対応しています(国内版)。
2枚のSIMで同時に通信できますか?
→ はい。
片方で通話、もう片方でデータ通信という使い方も可能です。
SIMの切り替えは簡単にできますか?
→ 「モバイル通信」設定画面でいつでも簡単に変更可能です。
海外旅行時はどう使えばいい?
→ 日本のSIMを残し、現地eSIMを追加するのが便利です(設定画面からすぐ切り替え可能)。
参考リンク
まとめ(要点整理)
- iPhone15は物理SIM + eSIMのデュアルSIMに対応(国内版)
- 物理SIMは右側スロットから簡単に挿入できる
- eSIMはQRコードやキャリアアプリから追加可能
- 2回線の音声通話・通信の優先設定は柔軟にカスタマイズ可能
- LINEは1番号のみ対応。2つの番号での運用は別端末が必要
⇒ iPhone15のデュアルSIM機能を活用すれば、仕事用・プライベート用・海外用などを1台でスマートに使い分け可能です!