Outlookを開いたとき、
「なぜかセーフモードで起動される」
「解除できない」
「毎回勝手にセーフモードになる」
と困ったことはありませんか?
この記事では、【outlook セーフモード起動 解除】に関するすべての疑問を徹底解説します。
- Outlookがセーフモードで起動する原因
- セーフモードの解除方法(1回のみ/恒常的)
- 自動的にセーフモードになる場合の修正方法
- セーフモード専用ショートカットの作り方と削除方法
- セーフモードでは使えない機能一覧
初心者にもわかりやすく、図解的なステップと表で視認性重視で解説していきます!
Contents
Outlookのセーフモードとは?どんなときに起動される?

セーフモード(Safe Mode)は、Outlookが正常に起動できない場合に最小構成で強制的に起動する「トラブルシューティングモード」です。
セーフモードになる主なきっかけ
- アドインの不具合
- 前回終了時のクラッシュ
- プロファイルエラー
- Outlookショートカットが「/safe」になっている
- レジストリ設定に異常がある
Outlookがセーフモードで起動したときの見分け方
症状 | 内容 |
---|---|
ウィンドウ上部に「(セーフモード)」と表示 | 常にセーフモード |
リボンやアドインの一部が無効化されている | セーフモード中の制限 |
起動時に「Outlookはセーフモードで起動しますか?」と出る | 強制セーフモードのサイン |
Outlookをセーフモードから解除する方法【基本】
一時的なセーフモードなら「通常再起動」
Outlookを単純に閉じて、もう一度通常起動すればセーフモードは解除されます。
ただし、毎回セーフモードになる場合は「恒常化対策」が必要です(次項)。
Outlookが毎回セーフモードで起動してしまう原因と解除手順

主な原因と対処法
原因 | 対策 |
---|---|
アドインがクラッシュを引き起こしている | アドインの無効化 or アップデート |
ショートカットに「/safe」が入っている | ショートカットのプロパティを修正 |
レジストリに強制セーフモード起動の設定がある | レジストリ編集でキーを削除 |
Outlookプロファイルの破損 | 新しいプロファイルを作成 |
方法①:アドインの見直し
- Outlookをセーフモードで起動(Ctrl + クリックなど)
- 【ファイル】→【オプション】→【アドイン】
- 不要・不明なアドインを選び、【無効化】
方法②:ショートカットの/safe指定を外す
- Outlookショートカットを右クリック →【プロパティ】
- 【リンク先】が bashCopyEdit
"C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE" /safe
になっていないか確認 - /safe を削除して保存
方法③:レジストリ編集でセーフモード設定を解除(上級者向け)
⚠レジストリ編集は自己責任で!必ずバックアップを!
- Win + R →「regedit」と入力し実行
- 以下のキーを探す: php-templateCopyEdit
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\<バージョン>\Outlook\Resiliency
DisabledItems
やDoNotLoadAddinList
を削除(※安全なもののみ)
Outlookを意図的にセーフモード起動する方法(ショートカット)

一時的なトラブル回避のために、セーフモード起動する方法も知っておくと便利です。
方法①:Ctrl + Outlookアイコンをクリック
- OutlookアイコンをCtrlキーを押しながらクリック
- 「Outlookをセーフモードで起動しますか?」→【はい】
方法②:ショートカットに「/safe」を付ける
- デスクトップに新規ショートカットを作成
- リンク先に以下を入力: bashCopyEdit
"C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE" /safe
- 名前を「Outlook(セーフモード)」などにして保存
セーフモード中に使えない主な機能一覧
機能 | 状態 |
---|---|
アドイン | すべて無効 |
カスタムリボン・クイックアクセスバー | 無効化 |
プレビューウィンドウ設定 | 一部制限あり |
プロファイル切り替え | 制限あり |
Outlookがクラッシュ後に強制的にセーフモードになる場合の対処
Outlookが異常終了すると、次回起動時にセーフモードで立ち上がることがあります。
そのまま使い続けていると、恒久的にセーフモードになるので注意が必要です。
解決策
- Outlookを正常に終了するよう心がける
- 定期的にOfficeの修復を行う(コントロールパネル→プログラムと機能→Office→修復)
よくある質問(FAQ)

Q.Outlookのセーフモードを解除するにはどうすればいいですか?
→ Outlookを通常通り再起動する、またはショートカットに「/safe」がついていないか確認して削除してください。
Q.セーフモードが毎回起動されるのはなぜですか?
→ アドインの不具合やプロファイル破損、レジストリのResiliencyキーなどが原因です。
Q.ショートカットからセーフモードで起動する方法は?
→ Outlookのショートカットに「/safe」を付加する、またはCtrlキーを押しながら起動することで可能です。
まとめ
この記事の要点まとめ
- Outlookのセーフモードは障害時の一時的な安全起動モード
- セーフモード解除には、ショートカット・アドイン・レジストリの見直しが有効
- 強制的に毎回起動してしまう場合は、レジストリやプロファイルを確認
- Ctrl+クリックやショートカットで意図的にセーフモード起動も可能
- セーフモード中はアドインやカスタマイズ機能に制限があるので注意!
ひとことアドバイス
セーフモードが続くとOutlookの使い勝手が大きく低下します。
症状が出たら、早めに原因を特定し対処しましょう!
参考リンク
- Microsoft公式|Outlookがセーフモードで起動する問題の対処法
- Microsoft公式|Outlookのセーフモード起動方法
- Microsoft公式|Outlookのアドイン管理とトラブルシューティング