「出張や休暇中、Outlookで自動的に不在通知を送りたい」
「でも、どこから設定するのかわからない…」
「そもそもOutlookのどのアカウントなら自動返信ができるの?」
そんな悩みを解決するために、この記事では【outlook 不在通知設定】をキーワードに、
- Outlookの不在通知(自動応答)設定方法(PC/スマホ/Web)
- アカウントの種類による設定可否(Microsoft 365 / Exchange / Gmail / POP3など)
- 不在通知の例文(ビジネス・カジュアル・英語)
- 不在マークの表示(カレンダー・Teamsとの連携)
- 設定時の注意点(全員に送る?社内だけ?複数回?)
までを超深掘り&実践的に解説します!
Contents
- 0.1 Outlookの不在通知とは?どんな機能か
- 0.2 Outlookで不在通知が使えるアカウントと使えないアカウント
- 0.3 Outlook(Microsoft 365/Exchange)の不在通知設定方法【PC版】
- 0.4 Outlook.com(無料アカウント)の不在通知設定【Web版】
- 0.5 Outlookの不在通知をスマホ(アプリ)で設定する方法
- 0.6 POP/IMAPアカウントで不在通知を実現する代替方法(ルール活用)
- 0.7 不在通知の例文|すぐ使えるテンプレート
- 0.8 Outlookカレンダーの「不在マーク」を連動させる方法
- 0.9 不在通知の注意点まとめ(見落としやすい落とし穴)
- 0.10 よくある質問(FAQ)
- 0.11 まとめ
- 1 参考リンク
Outlookの不在通知とは?どんな機能か
不在通知(自動応答)とは、設定した期間中に届いたメールに対して、Outlookが自動的に返信する機能です。
「ただいま出張中です」
「◯月◯日まで休暇をいただいております」
などの文面を、相手に手動返信することなく自動で送れます。
Outlookで不在通知が使えるアカウントと使えないアカウント
アカウントの種類 | 自動返信可否 | 設定方法 |
---|---|---|
Microsoft 365 / Exchange | ✅ | Outlook内の【自動応答】から設定可能 |
Outlook.com(@outlook.jp) | ✅ | Web版Outlookから設定 |
Gmail(IMAP連携) | ❌ | Outlookからは不可(Gmail側で設定) |
POP3 / IMAP(プロバイダー系) | ❌ | 自動返信は使えない(ルールで代用は可) |
Outlook(Microsoft 365/Exchange)の不在通知設定方法【PC版】

設定手順(Outlook 2016以降)
- Outlookを起動
- 【ファイル】→【自動応答(不在通知)】をクリック
- 【自動応答を送信する】にチェックを入れる
- 不在期間を指定(開始日/終了日)
- 自動返信メッセージを記入(社内/社外別に設定可能)
- 【OK】で保存・有効化
Outlook.com(無料アカウント)の不在通知設定【Web版】
- Webブラウザで Outlook.com にアクセス
- 右上の⚙(設定)→【すべての Outlook 設定を表示】
- 【メール】→【自動応答】を選択
- 「自動応答をオン」にチェック
- メッセージ・期間などを入力し、保存
Outlookの不在通知をスマホ(アプリ)で設定する方法

スマホアプリからの設定は制限があります。
基本的にはPCまたはWebからの設定がおすすめですが、以下の方法も試せます。
Android/iPhoneでの手順(Microsoft 365 / Exchange のみ)
- Outlookアプリを開く
- 左上のアイコン → 歯車マーク(設定)
- 該当アカウントをタップ
- 【自動応答】→【オン】を選択
- メッセージと期間を設定して保存
❗ POP3 / IMAP アカウントはアプリからは自動応答を設定できません。
POP/IMAPアカウントで不在通知を実現する代替方法(ルール活用)
POP/IMAPアカウントでは自動返信機能が使えないため、Outlookのルール機能を使って簡易的な不在通知を設定します。
手順
- 【ファイル】→【ルールと通知の管理】→【新しいルール】
- 「受信メッセージにルールを適用する」を選択
- 条件を設定(例:すべてのメール)
- アクションで「テンプレートを使って返信」を選択
- 返信用テンプレート(.oftファイル)を作成し指定
- 保存して完了
⚠ Outlookを起動した状態でないと自動返信されません
不在通知の例文|すぐ使えるテンプレート

✅ ビジネス向け(社内/社外)
社内向け:
CopyEditお疲れさまです。
◯◯(名前)は◯月◯日まで出張のため不在にしております。
お急ぎのご用件がありましたら、代行の△△(名前)までご連絡ください。
社外向け:
CopyEditこのたびはご連絡ありがとうございます。
◯月◯日から◯月◯日まで休暇をいただいております。
復帰後、順次ご連絡させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。
✅ 英語版(ビジネス向け)
pgsqlCopyEditThank you for your message.
I am currently out of the office and will return on [Date].
For urgent matters, please contact [Colleague Name] at [Email Address].
✅ カジュアル/個人利用
CopyEditただいま不在にしております。確認次第ご連絡いたします。
ご用件のある方は留守番電話やメッセージを残してください。
Outlookカレンダーの「不在マーク」を連動させる方法

Outlookのカレンダーに「不在」予定を入れておけば、予定表上に明確に表示されます。
カレンダーに不在予定を追加する手順
- Outlookカレンダーを開く
- 【新しい予定】をクリック
- 件名:例「休暇」「出張」など
- 【予定の表示方法】→「不在」を選択
- 【保存して閉じる】
✔ Teamsと連携している場合、ステータスも「退席中」または「不在」になります。
不在通知の注意点まとめ(見落としやすい落とし穴)
項目 | 内容 |
---|---|
社外/社内で別々に設定可能 | 社外向けには情報を最小限に |
1人の送信者に1回のみ通知される | 通常は同一相手には1回のみ送信される |
アドインやセキュリティソフトが影響する場合あり | 通知が送られない時は無効化チェック |
自動応答が終了しない | 終了日時を必ず設定 or 手動でオフにする |
よくある質問(FAQ)

Q.Outlookで不在通知を設定するにはどうしたらいいですか?
→ Outlook【ファイル】→【自動応答(不在通知)】から、メッセージと期間を設定できます(Microsoft 365/Exchangeアカウント限定)。
Q.無料Outlook.comアカウントでも不在通知は使えますか?
→ はい、Web版Outlook.comから【設定】→【メール】→【自動応答】で設定可能です。
Q.不在通知に社内と社外で違うメッセージを設定できますか?
→ はい。
Outlookでは【組織内】【組織外】それぞれにメッセージを分けて設定できます。
Q.自動応答は何度も相手に届きますか?
→ いいえ、通常は同一差出人に対しては1回のみ通知される設計です(1セッション中)。
まとめ
- Outlookでは「自動応答(不在通知)」機能で、休暇・出張中に自動返信が可能
- Microsoft 365やOutlook.comは標準で対応、POP/IMAPはルールで代替
- スマホでも設定可能(ただしアカウント種類によって制限あり)
- 不在通知メッセージは、社内と社外で分けるのが理想的
- カレンダーやTeamsと連携すれば「不在マーク」も表示できる
ひとことアドバイス
不在通知は「相手への思いやり」と「信頼感の演出」。
ただの設定ではなく、あなたの対応力を示す重要な機能です!