「夜遅くにメールを送るのは気が引ける…」
「出張前にメールを予約送信しておきたい」
「でもOutlookってどうやって送信予約するの?相手にバレるの?」
そんな悩みを解決するために、この記事では【Outlook 時間指定】というサジェストをもとに、
- Outlookで送信予約を設定する正しい方法(PC版/Web版/スマホ)
- 送信予約の確認・編集・キャンセル方法
- 相手に送信予約がバレるかどうか
- シャットダウン中に送信されるか?Outlookが閉じていたらどうなるか
- 送信前の確認ポップアップを出す方法
を解説します!
Contents
Outlookの「時間指定送信(送信予約)」とは?
指定した日時に自動でメールを送信する機能です。
送信ボタンを押した時点ではまだ相手には届かず、指定したタイミングでメールが自動送信されます。
活用シーン
- 業務時間外に送るのを避けたいとき
- 翌朝の始業タイミングで送りたいとき
- 営業や顧客向けの定型メール送信を分散したいとき
- 長期休暇前の自動送信準備
Outlook(PC版)で送信予約する手順

Windows版Outlook(Microsoft 365/Outlook 2016以降)での操作です。
ステップ
- 【新しいメール】を作成
- 宛先・件名・本文を入力
- 上部の【オプション】タブをクリック
- 【配信オプション】グループ内の【配信の遅延】をクリック
- 「次の時間以降に配信する」にチェックを入れ、日時を指定
- 【閉じる】→【送信】
✔ メールは一時的に「下書き」ではなく「送信トレイ」に保管されます。
Outlook Web版(Outlook.com/Microsoft 365)で送信予約する方法
ステップ
- Outlook Web版にログイン
- 【新規メール】→ メール作成
- 【送信】の右側にある【▼】をクリック
- 【送信日時を指定】を選択
- 日時を選び、【送信予約】をクリック
✔ Outlook Webは常時オンラインのため、PCが閉じていても送信されます!
Outlookで送信予約したメールの確認・キャンセル・編集方法

PC版Outlookでの確認・編集
- 【送信トレイ】フォルダーを開く
- 送信待ちメールをダブルクリックで開く
- 【オプション】→【配信の遅延】→ 日時変更/チェックを外して即送信
- 【保存】→ 再度【送信】
❗ 編集後に【送信】しないと再送されません
Web版Outlookでの確認
- 左メニュー【送信済みアイテム】ではなく、【下書き】内に一時保管される場合があります
- 該当メールを開き【日時変更】または【送信キャンセル】を実行可能
Outlookが閉じていたり、PCをシャットダウンしている場合の挙動
状況 | Outlook(PCアプリ) | Outlook(Web版) |
---|---|---|
Outlookが起動中 | ✅ 指定時刻に送信される | ✅ 常時送信可 |
Outlookが閉じている | ❌ 送信されない(再起動時に送信) | ✅ 問題なし |
PCがシャットダウン中 | ❌ Outlookも停止して送信されない | ✅ 問題なし(サーバーで処理) |
✔ 予約送信を確実に行いたい場合は、Web版OutlookまたはMicrosoft 365 Exchange環境の利用がおすすめです。
Outlookスマホアプリで送信予約はできる?
結論から言うと、
❌ スマホアプリ版のOutlookでは送信予約機能は搭載されていません(2025年時点)
代替策
- Webブラウザ(Chrome/Safari)からOutlook Web版にアクセス → 送信予約
- 予約メールを下書きとして保存し、PCやWebで予約送信に切り替える
送信予約メールは「相手にバレる」?

答え:基本的にはバレません
- 受信者側には「送信者が何時に送信予約していたか」は見えません
- 届いたメールの「受信日時=送信時刻」として表示されるだけ
✔ ただし、メールヘッダーを解析すれば「作成日時」との差は確認可能です(通常は誰も見ません)
Outlookで送信前に確認ポップアップを出すには?
送信ボタンの誤クリックを防ぐために、送信前に確認ダイアログを表示する方法もあります。
対策①:VBAマクロで送信確認を挟む(中級者向け)
- マクロで「送信前にメッセージボックスを表示」する処理を組み込み可能
- IT管理者の許可が必要な場合あり
対策②:送信ルールで遅延+キャンセルタイミング確保
- 【ファイル】→【ルールと通知】→【新しいルール】
- 「メッセージ送信後にルールを適用する」→ 遅延送信(例:1分)を設定
- 間違えたときに【送信トレイ】からメールを削除できるようになる
よくある質問(FAQ)

Outlookでメールの送信時間を予約するには?
→ PC版Outlookなら【オプション】→【配信の遅延】、Web版なら【送信▼】→【送信日時を指定】で設定可能です。
送信予約したメールはどこに保管されますか?
→ PC版Outlookでは【送信トレイ】に、Web版では【下書き】または【スケジュール済み】の状態で保管されます。
Outlookが閉じていたら送信予約は実行されませんか?
→ はい、PC版OutlookではOutlookが起動していないと送信されません。
Web版は常にオンラインのため送信されます。
Outlookで送信予約したら相手にバレますか?
→ 基本的にはバレません。受信者側には送信時刻しか表示されません。
Outlookアプリ(スマホ)で送信予約はできますか?
→ 現時点ではアプリからはできません。
PCまたはWeb版での操作が必要です。
参考リンク
要点整理
- Outlookの送信予約は【配信の遅延】または【送信日時の指定】から設定可能
- PC版はOutlookが起動中でないと送信されない。Web版は常に送信可能
- 相手に「予約送信」はバレないが、編集・キャンセルは可能
- スマホアプリでは未対応。Webブラウザでの操作が推奨
- 誤送信対策には「送信遅延ルール」や「確認ポップアップ」の活用が有効
ひとことアドバイス
メールの送信タイミングひとつで印象が変わる時代。
Outlookの送信予約をうまく使いこなして、スマートなやり取りを実現しましょう!