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【楽楽明細】ログインできない原因と対処法|受け取り側・複数アカウント・エラー別に徹底解説!

請求書や支払明細を「楽楽明細」で受け取ろうとしたのに、

「ログインできない」

「エラーが出る」

「複数の会社分が見られない」──

そんな声はとても多いです。

特に**受け取り側(取引先や社員)**として利用している場合、「どのURLから入るか」「どのIDを使うか」「どの会社の明細なのか」で混乱しやすく、結果としてログインできない状態になることがほとんどです。

この記事では、

  • 楽楽明細でログインできない主な原因
  • スタッフサービスなど複数企業利用時の注意点
  • 「受け取り側専用URL」や「ログインIDの意味」
  • エラー別の解決手順
    を、順番に公式仕様ベースで徹底解説します。

まずは基本から整理します。

Contents

楽楽明細とは?ログイン方式を正しく理解しよう

実は「楽楽明細」のログインで混乱が多い最大の理由は、利用者によってログイン先のページが異なることにあります。

利用者の立場ログインページログイン方法備考
発行企業(請求書を送る側)楽楽明細 管理者ログインページ会社専用ID+パスワード楽楽明細契約企業用
受け取り側(請求書を受け取る取引先)取引先専用ログインページ登録されたメールアドレス+初期パスワード招待メール経由で初回登録
スタッフサービス経由のユーザースタッフサービス専用URL同社が指定した認証URLIDは自動発行される

つまり、検索して出てくる「一般ログインページ」では自分の会社の明細を見られないケースが多いのです。

🔸ヒント:
受け取り側は必ず「案内メールに記載の専用URL」からログインします。
公式トップページ(rakurakumeisai.jp)ではログインできないことがあります。


この「どのURLで」「どのIDで」入るかを間違えると、見た目はログイン画面が出ていても永遠に入れません。

ログインできない主な原因(受け取り側・発行側別に解説)

「楽楽明細にログインできない」といっても、実際には “どちらの立場で使っているか” によって原因が全く異なります。

ここではまず、「受け取り側(取引先・社員)」と「発行側(管理企業)」に分けて、それぞれの典型的な原因を整理します。


1. 受け取り側(請求書を受け取る人・会社)の場合

「受け取り側」で多いのは、URL・IDの取り違えです。

請求書を送ってくれる会社ごとに「専用URL」が異なるため、別の会社用URLを開いてもログインできません。

よくあるパターン

状況原因対処方法
メールのURLでは入れたが、検索からは入れない一般公開のログインページ(発行企業向け)を開いている案内メール内の「受け取り専用URL」から再アクセスする
「IDまたはパスワードが違います」と出るメールアドレスが異なる(別会社のID)メールの宛先アドレスが一致しているか確認
「アカウントが存在しません」初回登録が未完了案内メールのリンクから初回登録をやり直す
複数の会社分の明細を見たいが、一部しか入れない会社ごとに別ログインURL/別アカウント「会社A用」「会社B用」それぞれでログインする必要がある

💡 受け取り側は会社単位で別環境です。
ひとつのアカウントで全社の明細をまとめて見ることはできません。


2. 発行側(請求書を送る企業)の場合

発行側、つまり「請求書を発行する会社」でログインできない場合は、アカウントロック・ブラウザキャッシュ・VPN制限が主な原因です。

状況原因対処方法
正しいパスワードで弾かれるログイン失敗が続きロック状態管理者にロック解除を依頼
ログイン画面が開かない/真っ白になるブラウザのキャッシュ・Cookie破損キャッシュ削除後、再ログイン(Chrome推奨)
社外からは入れるが社内ではエラー社内ネットワークのアクセス制限VPN・プロキシ設定を確認
複数ユーザーで同時ログイン不可権限設定上の制限管理者に利用可能ユーザー枠を確認

3. スタッフサービス経由のログインができない場合

「スタッフサービス」や「リクルートスタッフィング」など派遣・契約スタッフ用の“楽楽明細”ページを利用している場合、それぞれ専用ログインURL管理運営会社のドメインが異なります。

  • 一般の「rakurakumeisai.jp」からはログイン不可
  • 「staffservice.co.jp」などのリンク経由でのみアクセス可能
  • ID/パスワードはスタッフサービスからの発行メールを確認

🔸スタッフサービスの場合は、
ログインIDとパスワードが派遣スタッフ用ポータルと共通のケースがあります。
パスワード変更や再発行はスタッフサービス公式マイページから行うのが確実です。


「楽楽明細」は“同じシステム”でも、会社ごとに別サーバーで運用されています。

そのため、他社のURLや旧メールからログインしても弾かれてしまう仕組み。

「メール内URLが命」と覚えておくのが、受け取り側にとって最も重要です。

ログインIDとパスワードの仕組みを理解する(よくある勘違い)

ログインできない原因の多くは、実は「自分が使っているIDとパスワードの意味」を勘違いしていることにあります。

楽楽明細は、他のクラウドサービスのように「共通IDで全社共通ログイン」ができるわけではなく、会社単位・受け取り先単位で管理される独立システムです。


1. 「ログインID=メールアドレス」とは限らない

受け取り側(取引先)は、最初に届く案内メールで**「ログインID」「仮パスワード」**を受け取ります。

多くの場合はメールアドレスがそのままIDになりますが、企業によっては別の形式を採用しています。

形式備考
メールアドレス型example@abc.co.jp一般的な方式
社内番号型A12345社員・取引先コードをIDに設定
ユーザー名型yamada_taro管理者が任意登録するケース
企業コード+社員番号型ABC001-1122グループ会社で共通管理している場合

ポイント: 案内メールに「ログインID」と明記されている文字列をそのまま使用するのが正解。
「登録メールアドレス」と「ログインID」は別物のことがあります。


2. 初回ログイン時の“仮パスワード”は一度しか使えない

初回登録時にメールで届く仮パスワードは、最初のログイン時に必ず変更が求められます。

この変更をスキップしたり、途中でページを閉じると登録が未完了になり、次回ログイン時に「パスワードが違います」と表示されます。

対処法:

  • もう一度、案内メールに記載されたURLからログインを試す
  • 「仮パスワード期限切れ」と出る場合は、管理者に再発行を依頼する

3. パスワードリセットメールが届かない理由

「パスワードを忘れた」→「再設定メールが来ない」というトラブルも多いですが、これは多くの場合、登録メールアドレスが異なる迷惑メールに振り分けられていることが原因です。

チェックリスト:

  • 登録したメールアドレスが会社アドレスか個人アドレスか確認
  • 迷惑メールフォルダ・ゴミ箱を確認
  • メールの件名で検索(例:「楽楽明細 パスワード再設定」)
  • 受け取り専用ドメイン(rakurakumeisai.jp)からの受信を許可

💡再設定メールは有効期限(通常60分程度)があります。
期限を過ぎると再度操作が必要になります。


4. アカウントロックの仕組み

セキュリティの観点から、楽楽明細には連続ログイン失敗時のロック機能があります。

5回前後の連続ミスで一時的にロックされることがあり、その間は正しいパスワードでも入れません。

対処法:

  1. 10〜30分ほど待ってから再ログイン(自動解除設定の場合)
  2. 管理者に連絡して「ロック解除」を依頼(手動解除設定の場合)

無限に試すのはNG。
正しい情報でもロックが続くとアカウントが一時停止されることがあります。


5. 同一ユーザーで複数会社のログインがある場合の注意点

受け取り側が複数の発行企業と取引している場合、それぞれ別URL・別アカウントで管理されているため、同じブラウザで混在させるとCookieが衝突しログインできなくなることがあります。

解決策:

  • 会社ごとに別ブラウザを使う(例:A社→Chrome、B社→Edge)
  • または「シークレットモード」でログインを切り替える

「メールアドレス=ログインID」と思い込んでいる人が非常に多いですが、実際は“企業ごとにID体系が違う”のが楽楽明細の特徴です。

案内メールをもう一度開いて、「ログインID」の表記を正確に見ること。

それが最短ルートです。

受け取り側がログインできないときの対処法(取引先専用URL・登録手順)

受け取り側(=請求書を受け取る取引先や社員)のログイントラブルは、「会社専用URLを使っていない」「初回登録が未完了」「パスワード期限切れ」などの初期設定段階のミスが多いです。

ここでは、取引先専用URLを使った正しいログイン手順と、トラブル別の具体的な解決策を解説します。


1. 正しいURL(取引先専用ログインページ)から入る

受け取り側は必ず「発行元企業から届いたメール」に記載のURLを使います。

このURLは企業ごとに異なり、共通のログインページからは入れません。

状況原因対処
メールURLでは入れるが、検索からは入れない一般ログインページにアクセスしている案内メールのURLを再度開く
「ページが見つかりません」旧URLやサンプル環境URLを開いているメール記載の最新版URLを確認
取引先ごとに複数のURLがある複数企業との取引があるそれぞれ別URL・別IDでログイン

URL例:

https://rakurakuXXXXX.rakurakumeisai.jp/

(XXXXX の部分は発行企業ごとに異なる)

💡メールのURLをブックマークしておくと、再ログイン時に迷いません。


2. 初回登録を完了しているか確認する

案内メールを受け取っても、初回登録を完了していないとログインできません。

登録手順は以下の通りです。

初回登録の流れ(図解イメージ)
📩 メール受信
 ↓
🔗 メール内URLをクリック
 ↓
🆔 ログインID・仮パスワードを入力
 ↓
🔒 パスワード変更画面が表示される
 ↓
✅ 新しいパスワードを登録して完了

⚠️途中でページを閉じたり、期限(通常7日間)を過ぎると登録は無効になります。
再発行は発行企業の管理者に依頼しましょう。


3. 登録メールアドレスとログインIDの不一致

「IDもパスワードも正しいのに入れない」という場合、多くは登録メールアドレスとログインIDが別の人のものになっているケースです。

よくある例:

  • 同じ会社内で複数の人が取引先として登録されており、
    管理者が別の担当者のメールを設定していた。
  • 社内共通メールアドレス(info@など)で登録されている。

確認ポイント:

  • 案内メールが届いたアドレスが「あなた専用」かどうか
  • ログインIDが明記されている場合、それをそのまま入力(メールアドレスと同じとは限らない)

✅ 不明な場合は、発行企業(請求書を送ってきた会社)に「自分のログインID」を確認するのが確実です。


4. パスワードが期限切れ・間違いでロックされた場合

5回前後の連続失敗で一時的にアカウントがロックされます。

この場合は正しいパスワードでも入れません。

対応手順:

  1. 30分ほど待つ(自動解除設定の場合)
  2. 解除されない場合は発行企業に連絡してロック解除を依頼
  3. 「パスワードをお忘れの方」から再設定を実施

💡再設定メールは1時間程度の有効期限があります。

すぐに手続きするのがポイント。


5. 「複数企業の明細を受け取っている」場合の注意点

複数の取引先企業と取引している場合、それぞれの企業で別URL・別アカウントになります。

同じメールアドレスでも、会社Aと会社Bでは別のシステムです。

解決策:

  • 会社ごとにURLをブックマーク分けする
  • 1社ごとにシークレットモードを使ってログイン
  • どうしてもまとめたい場合は、各発行企業に「同一メールアドレス統合」依頼を出す(対応可否は企業設定次第)

受け取り側のログイントラブルの8割は「URL」「初回登録」「ロック解除」で解決します。

メール本文に記載されているURLこそが“鍵”。

それ以外のページからは絶対に入れません。

このルールさえ押さえれば、再発はほぼ防げます。

発行側(企業管理者)がログインできない場合の対処法

「請求書を送る側(発行企業)」で楽楽明細にログインできない場合は、管理者アカウントの権限・ネットワーク設定・ブラウザ環境・セキュリティ制御など、システム運用上の要因が関わるケースが多いです。

ここでは、管理者・経理担当者が確認すべきポイントを段階的に整理します。


1. 会社専用ログインURLを確認する(最初に必ずチェック)

発行側も、受け取り側と同様に会社ごとに専用URLが割り当てられています。

つまり、「rakurakumeisai.jp」トップや検索結果経由のURLではログインできない場合があります。

URLの確認方法:

  1. 契約時にラクス社から送られた「ご利用開始メール」「管理者用ログイン情報」に記載。
  2. URL形式は以下のようになっています。
https://rakurakuXXXX.rakurakumeisai.jp/admin/

(※ XXXX は契約企業ごとの固有コード)

対処:

  • メールや社内ポータルの正規リンクをブックマーク。
  • 他社やトライアル環境URL(例:trial.rakurakumeisai.jp)を開いていないか確認。

2. ログインID・パスワードの整合性を確認

発行企業の管理者IDは、契約時に登録された代表メールアドレスまたは任意IDです。

複数人で運用している場合、以下のような混乱が起きやすいです。

症状原因対処法
ID入力エラー「代表ID」と「副管理者ID」を混同登録時メールに記載のIDを確認
パスワードエラー大文字・小文字・全角半角の違いすべて半角英数字で入力し直す
ログイン不可ログイン試行失敗の繰り返しでロック管理者権限ユーザーに解除を依頼

💡パスワード再設定は、ログイン画面の「パスワードをお忘れの方」から申請可能。
メールが届かない場合は迷惑メールフォルダや受信拒否設定も確認しましょう。


3. ブラウザ環境の問題(キャッシュ・Cookie・バージョン)

ログイン情報が正しいのにログインできない場合、ブラウザのキャッシュやCookieが壊れている可能性があります。

対応手順(Chromeの場合):

  1. 右上の︙メニュー → [設定] → [プライバシーとセキュリティ]
  2. 「閲覧履歴データの削除」をクリック
  3. 「Cookieとサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
  4. 「データを削除」 → 再ログイン

推奨ブラウザ:

  • Google Chrome(最新版)
  • Microsoft Edge(Chromium版)

⚠️Internet Explorerはサポート対象外です。


4. 社内ネットワークやVPNの影響

企業のセキュリティ設定によっては、社外からのアクセスを遮断している場合や、VPN経由でのみ接続可能に制限されていることがあります。

確認ポイント:

  • 社内LANでは入れるが、自宅や外出先では入れない
  • VPNを切るとログインできない/逆にVPN接続中だけエラー

対処:

  • VPNをON/OFFして挙動を確認
  • 情報システム部門に「楽楽明細のドメイン通信制限がないか」を確認
  • プロキシ設定で「rakurakumeisai.jp」を除外

💡同じ症状が複数人で発生している場合、システム側のアクセス制御かネットワーク障害の可能性が高いです。


5. SSO(シングルサインオン)設定の確認

Azure ADやGoogle WorkspaceなどのSSOを利用している企業では、認証連携設定が変更・失効している場合にログインできなくなることがあります。

確認項目:

  • SSOポータル(Microsoft/Google)側から楽楽明細が一覧に表示されているか
  • SSOログインURLにリダイレクトしているか
  • 管理者が証明書(メタデータXML)を更新したかどうか

対応:

  • まずはSSOポータルから直接ログインを試す
  • 失敗する場合は、認証メタデータの有効期限を確認
  • SSO設定を再同期(ID管理担当が対応)

6. 契約状態・ライセンス期限の確認

長期間利用していなかった場合や、請求未処理などで契約が一時停止されているとログインできません。

これは個別に管理されており、ラクスのサポート窓口に連絡する必要があります。

確認ポイント:

  • 契約更新時期を過ぎていないか
  • 請求メール(請求書送付元:株式会社ラクス)に「契約継続未確認」などの文言がないか

発行側のログインエラーは、「技術的な要因+組織内設定」が絡むため、個人で解決しようとするよりも、管理者・情シスへの報告が最短です。

特にVPN・SSO設定・ロック解除は、権限のある担当者しか操作できません。

ログイン時に出るエラー別の原因と解決方法(E1001〜E3001)

楽楽明細のログイン画面で表示される「E1001」や「E2002」といったエラーコードは、内部的に“どの段階で認証が止まったか”を示しています。

このコードを理解すれば、問題の特定がぐっと早くなります。

ここでは、公式仕様および実際のユーザー事例をもとに、代表的なエラーコードとその対処法を整理します。


エラーコード一覧表

エラーコード主な原因対処方法
E1001:IDまたはパスワードが違います入力情報が誤っている(大文字・小文字、全角・半角など)IDとパスワードを正確に再入力。CapsLockを確認。仮パスワードの場合は再発行を依頼。
E1002:ユーザーが存在しませんログインIDが未登録・削除済み発行企業の管理者に登録状況を確認。新規登録が必要な場合も。
E2001:アカウントがロックされていますログイン失敗の繰り返しによる一時ロック30分待機または管理者に解除依頼。ロック時間は企業設定による。
E2002:アカウントが無効です管理者により利用停止中社内管理者に再有効化を依頼。
E3001:アクセスが拒否されましたURLが異なる・他社専用ドメインを開いているメール内URLを再確認。自社専用ログインページから入る。
E4001:セッションが切れました長時間操作なし・ブラウザ戻る操作再度トップページからログインし直す。
E5001:内部エラー/ページが表示できません通信遮断・VPN設定・キャッシュ破損VPNを切り替え、ブラウザのキャッシュ削除を実施。Chrome最新版を推奨。

よくある誤解と注意点

🔹 「E1001」が出ても入力は合っている場合

→ キャッシュに古いパスワードが残っていることがあります。
対処法:

  1. シークレットウィンドウで開く
  2. パスワード入力を手動で実施(自動補完を使用しない)

🔹 「E2001」ロック解除の連絡先

→ ログイン画面下部に「お問い合わせはこちら」リンクがある場合は、 発行企業側の管理者またはシステム担当者宛てです。

 株式会社ラクス(サービス提供元)へ直接連絡しても個別アカウントは解除できません。

🔹 「E3001」アクセス拒否が出る場合

→ 他社のドメイン(例:rakuraku1234)でログインしていることがほとんど。

 正しいURLをもう一度メールからコピーしてアクセスしましょう。


補足:エラーが出る前に確認すべき3ステップ

  1. URLのドメインが正しいか確認
     → rakuraku[契約番号].rakurakumeisai.jp の形になっているか
  2. ブラウザがChrome/Edgeの最新版か
     → Internet Explorerではログイン不可
  3. Cookie・VPNの干渉がないか
     → 一時的にVPNをOFFにして再試行

「E1001」「E3001」のようなコードが出たら焦らず確認。

エラー番号は“サポートと管理者が原因を共有するための共通言語”です。

スクリーンショットを添えて報告すれば、対応スピードは格段に早くなります。

スマホ・ブラウザ・アプリでログインできない場合の違いと対処法

「パソコンでは入れるのにスマホでログインできない」「アプリだけエラーが出る」──

このようなトラブルも多く報告されています。

ここでは、スマホブラウザ・楽楽明細アプリ・PCブラウザの3環境ごとに、よくある原因と解決策を詳しく解説します。


1. スマホブラウザ(Safari/Chromeなど)でログインできない場合

スマホブラウザでは、Cookie・ポップアップ制御・自動変換が原因でログインが弾かれることがあります。

以下の手順で確認しましょう。

✅ チェックリスト

症状原因対処方法
ページが真っ白になるCookie無効化・ポップアップブロックSafari →「サイト越えトラッキングを防ぐ」をOFFに設定
「入力情報が正しくありません」オートフィルによる誤入力手動で再入力(自動補完OFF)
ログイン後にエラーで戻されるキャッシュが古い/セッション切れブラウザの履歴・キャッシュを削除して再ログイン
社内VPN環境でのみ入れない通信制限Wi-Fiを切ってモバイル通信で試す

📱 操作イメージ(スマホ画面例)

1. メールの専用URLをタップ
2. 楽楽明細ログイン画面が開く
3. ID/パスワードを入力
4. ログイン → 「受け取り明細一覧」画面へ

💡 スマホでの推奨ブラウザ:
iPhone → Safari/Android → Chrome
Internet Explorerや古いWebView環境では正常に動作しません。


2. 楽楽明細アプリでログインできない場合

2023年以降、取引先向けに「楽楽明細モバイルアプリ(iOS/Android)」が順次提供されています。

アプリは非常に便利ですが、最初に専用URLを登録しないとログインできません。

アプリ初期設定手順

  1. アプリを起動 → 「企業専用URLを入力」
  2. 会社コードまたはドメイン名を入力(例:rakuraku1234)
  3. IDとパスワードを入力
  4. ログイン → 二段階認証またはセキュリティ質問を設定(初回のみ)

⚠️ URL入力をスキップすると、エラー画面が出続けます。
必ずメール記載の「https://rakurakuXXXX.rakurakumeisai.jp」の一部を入力してください。

よくあるエラーと解決法

症状原因対処法
「接続先が見つかりません」会社URL未設定案内メールからURLをコピーし、アプリに再登録
「認証に失敗しました」ID/PW間違い・仮パスワード期限切れパスワード再設定または管理者へ依頼
「内部エラー」通信不安定・VPN経由Wi-Fiを切りモバイル通信で再試行

💡 アプリは“メールURLと同じ専用ドメイン”で動く設計です。
違う会社URLを設定していると、ログインできません。


3. PCブラウザでログインできない場合(補足)

パソコンでのみログインできない場合は、ブラウザキャッシュ・VPN・拡張機能を疑いましょう。

解決手順:

  1. Chromeを最新バージョンに更新
  2. シークレットウィンドウでログイン
  3. 「Cookieとサイトデータ」を削除
  4. セキュリティソフト(例:ESET、カスペルスキー)で「rakurakumeisai.jp」を許可リストに追加

ChromeとEdge以外(Firefox・IEなど)は非推奨。
楽楽明細公式サポートもChromeを推奨環境としています。


4. どうしても入れないときの最終確認リスト

  • メール内のURLを開いている(ブックマークや検索ではない)
  • IDとパスワードが正確に入力されている(全角・半角含む)
  • アプリなら会社コードを登録済み
  • ブラウザのキャッシュとCookieを削除済み
  • VPN/セキュリティソフトで通信をブロックしていない
  • 管理者にロック解除を依頼済み

スマホアプリ・ブラウザ・PC、それぞれログイン処理の仕組みが微妙に違います。

特にアプリは「URL設定をして初めて動く」設計なので、これを忘れると永遠にログイン不可。

一度正しいURLを登録してしまえば、以降はワンタップで安定して入れます。

ログインできないときに問い合わせる場所(受け取り側・発行側別)

ログインできない状況が続くと、「どこに連絡すればいいのか」が分からず困ってしまいます。

実は、楽楽明細では問い合わせ窓口が「受け取り側」と「発行側」で異なるのがポイントです。

誤った窓口に連絡しても解決できないことがあるため、正しい連絡先を理解しておきましょう。


1. 受け取り側(取引先・社員)の場合

受け取り側ユーザーは、請求書を発行している企業の担当者が窓口になります。

株式会社ラクス(提供元)に直接連絡しても、アカウント情報は共有されていないため対応できません。

🔹 連絡先の見つけ方

方法確認手順
① 案内メールを確認「楽楽明細ご利用開始のご案内」メールの署名欄に、発行企業の担当部署や電話番号が記載されていることが多い。
② ログイン画面の下部を確認「お問い合わせ先」または「システム管理者」リンクが表示されている場合、そのリンクが専用窓口。
③ 請求書・発行元メールに記載楽楽明細の請求書本文や添付PDFの末尾に「本件に関するお問い合わせ先」が記載されている。

⚠️ 株式会社ラクス(rakus.co.jp)では個別アカウント操作は不可。
受け取り側は、必ず「請求書を送ってきた会社」に連絡を。


2. 発行側(請求書を送る企業)の場合

発行企業は、**ラクスのサポートデスク(サクセスナビ)**を通じてサポートを受けられます。

公式サポートチャネル一覧

種類内容対応内容
サクセスナビ(Success Navi)管理者専用のナレッジサイト(契約者限定)操作マニュアル、FAQ、動画ガイド、トラブルシュート
サポートフォーム(管理画面内)「お問い合わせ」→「サポートに連絡」ログイン/認証エラー/設定不具合の報告
電話サポート(契約内容により異なる)管理者契約時に通知される番号緊急時のアカウント・設定復旧サポート

💡 サクセスナビURLはメールで案内されます。
会社専用ログインから「サポート」メニュー → 「サクセスナビ」にアクセスできます。


3. 問い合わせ時に伝えるとスムーズな情報

どちらの立場でも、問い合わせ時には以下の情報を添えると解決が早まります。

必須項目:

  • 利用している立場(発行側/受け取り側)
  • 会社名・担当者名
  • 使用端末(PC/スマホ/アプリ)
  • 利用ブラウザ(Chrome/Edge/Safariなど)
  • 表示されるエラーコード(例:E1001、E2001など)
  • エラー画面のスクリーンショット

✅ スクリーンショットは非常に有効。
エラーコードとURLが映っていれば、管理者・サポートともに原因特定が一気に早まります。


4. 連絡しても解決しない場合の最終手段

それでも解決しない場合は、アカウントが削除または失効している可能性があります。

この場合は、発行企業の担当者が再登録またはアカウント再発行を行う必要があります。

🔒 セキュリティ上、ユーザー本人からラクスに直接アカウント復旧依頼はできません。
必ず管理者経由での再登録が必要です。


「どこに問い合わせるのが正解?」という混乱は、楽楽明細では非常に多いです。

原則として“誰から請求書を受け取っているか”が窓口の判断基準。

もしその会社にも担当がいない場合は、再度メールを確認すれば連絡先が見つかります。

まとめ

  • ログインできない原因の多くは「URL・ID・初回登録・環境設定」

    まずは「どの立場(受け取り側・発行側)」で利用しているかを整理するのが第一歩。
  • **受け取り側(取引先・社員)**の主なトラブル
    • 案内メール以外のURLを開いている
    • 初回登録が未完了
    • パスワード期限切れまたはロック
    • 複数企業の明細を1つのIDで見ようとしている
  • **発行側(管理企業)**の主なトラブル
    • 専用URLの誤り
    • SSO設定・VPN制限・ブラウザキャッシュ
    • 管理者IDのロックや有効期限切れ
  • スマホアプリ・ブラウザの違いに注意
    • アプリは企業専用URLの設定が必須。
    • スマホブラウザではCookie設定・VPN環境が原因になるケースが多い。
  • エラーコード(E1001~E3001)で原因を特定できる。
    E1001=入力間違い、E2001=ロック、E3001=URL誤りが代表例。
  • 問い合わせはラクス本社ではなく、原則として「請求書発行企業」または「社内管理者」へ。
    発行側のみ「サクセスナビ」「サポートデスク」が利用可能。

💡 ポイント:
「メールに書かれたURL」「ログインID」「会社別環境」の3点を確認するだけで、
8割のログイントラブルは自力で解決できます。


参考リンク


「ログインできない」は楽楽明細ユーザーの中でも最も多い質問の一つです。

ただし原因の9割は設定ミスやアクセス先の違い。

この記事のチェックリストを順番に確認すれば、今後は迷わず正しいページからスムーズにログインできるはずです。

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