「MacBookにTeamsって入るの?」
「App Storeに見つからない…」
「インストールはできたのに画面共有ができない」——
そんな疑問やつまずきを、最新仕様に沿ってわかりやすく整理しました。
先に結論を言うと、MacBookでもTeamsはインストール可能です。
対応OS(macOSの直近3世代)と権限(画面収録・マイク・カメラ)がポイント。
この記事では最短の導入手順から**“使えない”時の解決策**、**企業での配布(MDM/管理)**まで解説します。
Contents
結論:MacでもTeamsは使えます(ただしOS要件に注意)!
- 対応OS:macOSの直近3世代がサポート対象です。
例)2025年時点なら Ventura / Sonoma / Sequoia の帯域が目安です(毎年の新macOSリリースに合わせて“最新+直近2世代”にローテーションされます)。 - ハード要件の目安:CPU(デュアルコア以上 / Appleシリコン対応)・メモリ4GB以上・空き容量1.5GB以上・1280×800以上の解像度。
- 入手先:Microsoft公式サイトからのダウンロードが基本です(Mac App Storeで探すより確実)。
- **古いmacOS(例:Monterey以前)は新Teamsの対象外になるタイミングがあります。
OSアップグレードかTeams(Web版)**の利用を検討しましょう。
かんたん導入手順(Mac)

- 公式サイトからTeams(Mac版)をダウンロード
ダウンロードした**インストーラ(.pkg)**を開き、案内に沿ってインストールします。 - サインイン
- 個人利用:Microsoftアカウント(@outlook.com 等)でTeams Freeへ。
- 仕事/学校:会社・学校のアカウント(Entra ID)で組織のTeamsへ。
- 初回の権限付与
初回の会議や共有時に、マイク/カメラ、画面収録の許可ダイアログが出ます。許可→Teamsを一度終了→再起動で反映されます。 - 通知の許可
macOSの「通知」で**Teamsを“許可”**にしておくと見落としが減ります。 - 自動起動の調整(任意)
「システム設定 → 一般 → ログイン項目」で自動起動のオン/オフを好みに合わせて調整します。
図解イメージ(言葉で):
「ダウンロード → .pkgを開く → インストール完了 → Teamsを起動 → アカウントでログイン → 最初の会議で“画面収録を許可”が出たら“開く→トグルON→Teamsを終了→再起動”」
「App Storeに無い?」「使えない?」で詰まるポイントと対処

App Storeで見つからない
- 対処:Microsoft公式サイトからダウンロードしましょう。
Mac App Storeに頼らず、常に最新の正式ビルドを入手できます。
インストールはできたが、会議で画面共有ができない
- 原因:画面収録の権限が未付与/反映されていない。
- 対処:
- 「システム設定 → プライバシーとセキュリティ → 画面とシステムオーディオの収録(または“画面収録”)」でTeamsをON。
- 必ずTeamsを一度“終了”→再起動する(反映に必要)。
- 改善しなければ、いったんOFF→再起動→ON→再起動の順でやり直すと直ることがあります。
マイク/カメラが認識されない
- 対処:「プライバシーとセキュリティ → マイク/カメラ」でTeamsをON→Teamsを終了→再起動。
- 外部Webカメラ/マイクを使っている場合は接続→権限→Teams再起動の順で。
古いmacOSで新Teamsが入らない/動かない
- 背景:Teamsは**“macOSの直近3世代”のみ**を原則サポートします。
- 対処:
- macOSをアップグレード(可能なら)
- それが難しければ、Teams(Web版)をEdge/Chrome/Safariの最新で使うのが現実解です(機能差は一部残ることがあります)。
組織PCでインストールがブロックされる
- 対処:IT管理者が**配布ポリシー(MDM/Intune)**で配布・更新を管理している可能性。管理者に依頼しましょう。
表でサクッと確認:MacでのTeams導入ポイント
項目 | 要点 |
---|---|
対応OS | macOSの直近3世代がサポート対象(2025年時点の例:Ventura / Sonoma / Sequoia) |
CPU | Appleシリコン/Intel いずれも可 |
メモリ/容量/解像度 | 4GB以上/1.5GB以上の空き/1280×800以上 |
入手先 | Microsoft公式ダウンロードページ(推奨) |
初回の重要権限 | 画面収録/マイク/カメラ を許可(変更後はTeamsを再起動) |
使えない時の代替 | Teams(Web版)をEdge/Chrome/Safariの最新で利用 |
企業配布 | 新Teams(Mac)向けの導入/前提条件ドキュメントを参照。MDM/Intuneでの配布が確実 |
よくある質問(FAQ)

TeamsをMacにインストールする方法は?
公式サイトからMac版をダウンロード→.pkgでインストール→サインイン→初回に“画面収録/マイク/カメラ”を許可すれば完了です。
App Storeで探すより公式ダウンロードが確実です。
「チームス(Teams)がマックで使えない」のはなぜ?
多くはOS要件未達(古いmacOS)か、権限未許可(画面収録/マイク/カメラ)、または管理ポリシーが原因です。
OS・権限・ネットワーク/MDMの順に切り分けましょう。
パソコンにTeamsをインストールするには?
- Mac:本記事の手順どおり。
- Windows:公式サイトのWindows版をダウンロード→インストール→サインイン。
組織PCなら管理者配布のケースがあります。
Teamsが使えないOSは?
サポート外の古いmacOS(最新から数えて4世代目以降)は対象外です。
毎年1世代ずつ脱落するイメージで、最新+直近2世代に合わせて運用しましょう。
トラブル時の“最短”チェックリスト
- OSがサポート範囲か(最新+直近2世代)
- Teamsは最新か(新Teams)
- 画面収録/マイク/カメラの権限はONか(変更後はTeams再起動)
- ブラウザでも再現するか(Web版で切り分け:Edge/Chrome/Safari)
- 組織端末なら管理者へ(配布/ポリシー/プロキシ)
ひとことアドバイス
会議前に**“画面共有の権限”だけは一度テスト**しておくと安心です。
初回は許可→再起動が必要になることが多く、会議の本番で慌てなくて済みます。
参考リンク
- Teams ダウンロード(Windows/Mac/iOS/Android)
- 新Teams クライアント:システム要件(macOSは“直近3世代”)
- ハードウェア要件(Mac向け要件を含む)
- 新Teams(Mac)配布の前提条件とヒント
- Teamsで画面を共有する(権限の付与手順)
- Teams(Web版)の使い方と対応ブラウザ