Microsoft Teamsには
「ホワイトボード機能」
があり、会議中に自由に図や文字を書き込みながら議論を進められます。
特にタッチパネル対応のPCやタブレット、iPadなどでは手書き入力に対応しており、アイデア出しや図解説明に非常に便利です。
この記事では、Teamsで手書きを使う方法、ホワイトボードの基本操作、チャットやメモでの活用方法をわかりやすく解説します。
Contents
Teamsのホワイトボード機能とは?

Teamsに統合されている「Microsoft Whiteboard」は、オンライン会議で使える共同作業用のホワイトボードです。
特徴は以下の通りです。
- リアルタイムで共同編集できる
- 手書きや図形描画に対応
- 付箋や画像挿入も可能
- 会議終了後もボードが保存され、後から編集可能
特に、手書きメモや図解を交えながら議論を進められる点が魅力です。
Teamsの会議でホワイトボードを開く方法
- Teams会議を開始または参加する
- 会議画面の上部メニューから「共有」をクリック
- 一覧の中から 「Microsoft Whiteboard」 を選択
- 参加者全員が同じホワイトボードにアクセスできる状態になる
イメージすると「画面共有メニューの中にホワイトボードがある → クリックすると白紙のキャンバスが表示 → ペンツールを使って書き込む」という流れです。
ホワイトボードで手書きする方法

ホワイトボードには複数の描画ツールがあり、特にタッチ操作やペン入力で直感的に利用できます。
- ペンツール:黒・赤・青・緑などの色を選んで自由に描画
- 蛍光ペン:重要部分を強調するのに便利
- 消しゴム:不要な部分だけを削除可能
- 付箋:手書きが難しいときはテキストメモを貼ることもできる
iPadやタッチ対応PCでの手書き
- Apple Pencilやスタイラスペンをそのまま使用可能
- 指で描くことも可能だが、誤操作が増えるためペン推奨
Teamsのチャットやメモで手書き入力はできる?
結論から言うと、チャット欄やメモ欄に直接ペンで手書き文字を入力する機能はありません。
ただし次のような方法で代替できます。
- タブレットで手書きした画像を添付する
- OneNoteとの連携を使う(OneNoteは手書き入力に対応)
- ホワイトボードのスクショを共有する
つまり、チャット自体はテキストベースですが、手書きメモを活用したい場合はホワイトボードやOneNoteを併用するのが現実的です。
ホワイトボードで書き込みできないときの原因と対処法
「ホワイトボードに書き込めない」「手書きツールが使えない」という場合は次を確認してください。
原因 | 対処法 |
---|---|
アプリが古い | Teams・Whiteboardアプリを最新版にアップデート |
権限不足 | 会議主催者が「ホワイトボードの編集権限」を許可しているか確認 |
デバイス非対応 | ペン入力がサポートされていない端末ではマウス操作のみ可能 |
ネットワーク不良 | 一時的に操作が反映されない場合があるため再接続を試す |
Zoomとの違い(参考)

同じようにホワイトボード機能を持つZoomとの違いも整理しておきましょう。
項目 | Teamsホワイトボード | Zoomホワイトボード |
---|---|---|
保存 | 自動保存され後から再編集可 | 画像として保存可能だが編集は不可 |
手書き操作 | ペンツール・蛍光ペン対応 | ペンツール対応 |
共同編集 | 参加者全員で編集可能 | 参加者も編集可能だが機能制限あり |
連携 | OneNoteやOfficeアプリと統合 | Zoom独自機能のみ |
TeamsはOffice製品と統合されているため、資料連携のしやすさが強みです。
よくある質問(FAQ)

Teamsのメモに手書きできますか?
Teamsのメモ欄自体には手書き機能はありません。
OneNoteとの連携を使えば手書きが可能です。
Teamsでチャットに手書き文字を入れることはできますか?
直接はできません。
タブレットで書いた手書きメモを画像として添付する方法がおすすめです。
ホワイトボードで参加者全員が書き込めるようにするには?
会議主催者が「参加者の編集権限を許可」する設定にする必要があります。
まとめ
- Teamsホワイトボードは会議中に自由に手書きや図解ができる便利機能
- iPadやタッチ対応PCなら手書き入力が可能、スタイラスペンの利用がおすすめ
- チャットやメモには手書き直接入力は不可、OneNoteや画像添付で代替
- 書き込めない場合は権限・デバイス対応・アプリ更新をチェック
- Zoomと比べると、TeamsはOffice連携が強く、資料共有に適している