「Windows Media Playerで動画や音楽が再生できない…」
「コーデックが足りないと言われたけど、どうすればいい?」
「安全にコーデックを追加する方法を知りたい!」
Windows Media Player(WMP)は標準で多くのメディアファイルを再生できますが、一部の動画や音声ファイルでは
「このファイル形式はサポートされていません」や「必要なコーデックが見つかりません」というエラーが表示されることがあります。
本記事では、Windows Media Playerで再生できないファイルの原因、コーデックの追加方法、おすすめのコーデックパック、代替メディアプレイヤーの紹介 まで詳しく解説します!
Contents
Windows Media Playerでコーデックが足りないと表示される原因
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✅ WMPがサポートしていないコーデックのファイルを開いた場合、以下のようなエラーが表示される
エラーメッセージ | 原因 |
---|---|
「このファイル形式はサポートされていません」 | WMPが対応していない拡張子のファイルを開いた |
「必要なコーデックが見つかりません」 | ファイルの圧縮方式に対応するコーデックが不足している |
「Windows Media Playerがこのファイルを再生できません」 | コーデックが未インストール、または破損している |
📌 特定のファイル形式(MKV, FLV, MOVなど)はWMP標準では再生できない!コーデックを追加すれば解決できる!
Windows Media Playerで再生可能な標準コーデック
✅ WMPが標準対応している拡張子とコーデック一覧
ファイル形式 | 拡張子 | 標準対応コーデック |
---|---|---|
Windows Media | .wmv / .wma | Windows Media Video(WMV)、Windows Media Audio(WMA) |
MP4 | .mp4 | H.264 / AAC(※一部MP4は未対応) |
AVI | .avi | MPEG-4 / Motion JPEG(※一部コーデックが必要) |
MPEG | .mpg / .mpeg | MPEG-1 / MPEG-2(※MPEG-2は要追加) |
MP3 | .mp3 | MP3 |
WAV | .wav | WAV(PCM、ADPCM) |
📌 標準で対応しているファイルでも、圧縮方式によっては追加のコーデックが必要になることがある!
Windows Media Playerでコーデックを追加する方法
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① WMPの自動コーデック更新を有効にする(簡単な方法)
✅ Windows Media Playerは自動的に不足しているコーデックを検索する機能を持っている!
- Windows Media Playerを開く
- 「ツール」→「オプション」をクリック
- 「プレーヤー」タブを開き、「インターネットからコーデックを自動的にダウンロードする」にチェックを入れる
- 「OK」を押して設定を保存し、再起動する
- 再度再生を試みる(不足コーデックが自動的にインストールされる可能性あり)
📌 この方法で解決しない場合は、手動でコーデックを追加しよう!
② コーデックパックを手動でインストールする(確実な方法)
✅ 以下のコーデックパックをインストールすると、多くのファイル形式が再生可能になる!
コーデックパック名 | 対応フォーマット | ダウンロードリンク |
---|---|---|
K-Lite Codec Pack(おすすめ) | MKV / FLV / MOV / OGG / WebM / H.265 など | 公式サイト |
CCCP(Combined Community Codec Pack) | MKV / MP4 / OGM / FLV など | 公式サイト |
✅ K-Lite Codec Packのインストール手順
- 公式サイト(こちら)から「Basic」または「Standard」版をダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行し、「次へ」をクリック
- インストールオプションで「すべてのファイル形式に対応」を選択
- 「完了」をクリックし、PCを再起動
- Windows Media Playerで再生を試す!
📌 K-Lite Codec Packを入れると、WMPだけでなく他のメディアプレイヤーの対応力も向上する!
コーデック不要で再生できる代替メディアプレイヤー
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「コーデックを追加するのが面倒…」という場合は、Windows Media Player以外のプレイヤーを使うのが手っ取り早い!
✅ おすすめの無料メディアプレイヤー
プレイヤー名 | 特徴 | ダウンロードリンク |
---|---|---|
VLCメディアプレイヤー | ほぼ全ての拡張子をサポート、追加コーデック不要 | 公式サイト |
MPC-BE(Media Player Classic) | 軽量で高性能、WMPに近いUI | 公式サイト |
📌 VLCメディアプレイヤーなら、追加のコーデックなしでほとんどの動画を再生可能!
よくある質問(FAQ)
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Q. Windows Media PlayerでMP4が再生できないのはなぜ?
A. MP4は標準対応ですが、動画の圧縮方式(H.265など)が未対応の場合があります。
コーデックを追加するか、VLCプレイヤーを使うと解決できます。
Q. K-Lite Codec Packをインストールすると、PCに悪影響はありますか?
A. 公式サイトからダウンロードすれば安全ですが、不要なソフトのインストールに注意しましょう。
Q. Windows Media PlayerでFLVファイルを再生できますか?
A. 標準では再生できませんが、K-Lite Codec Packをインストールすれば可能です。
まとめ
✅ Windows Media Playerで再生できない場合は、コーデック不足の可能性が高い!
✅ まずはWMPの「コーデックの自動ダウンロード」を有効にする!
✅ 「K-Lite Codec Pack」などのコーデックパックをインストールすると、ほぼすべてのファイルが再生可能に!
✅ コーデックを追加したくない場合は、「VLCメディアプレイヤー」などの代替プレイヤーを利用するのもおすすめ!
📌 適切な方法でコーデックを追加し、快適なメディア再生環境を作りましょう!
参考情報URL
🔗 Microsoft公式|Windows Media Playerの対応形式