デバイス不具合解決策

【Windows10】インストールメディアの作成方法を完全解説|USB・DVD対応・トラブル対処まで【2025年対応版】

Windows10を再インストールしたい、動作が重い、HDDからSSDに交換したい──

そんなときに欠かせないのがWindowsインストールメディアです。

この記事では、Windows10のインストールメディアをUSBやDVDで作成する方法をステップごとに丁寧に解説し、さらに以下のような内容もカバーしています:

  • USBメモリとDVDの選び方や注意点
  • 作成中に出るエラーの回避方法
  • 作成後の使い方(フォーマット・インストール)
  • 作成に関するよくある質問と答え

初心者でも確実に作成できるよう、2025年の最新環境に対応した実用的なガイドとして仕上げています。


そもそもインストールメディアとは?

Windowsのインストールメディアとは、OSの再インストールや初期化、トラブル時の修復を行うための起動可能なUSBメモリまたはDVDディスクのことです。

これがあれば、PCが起動しないときでもWindowsを最初からインストールできます。

新しいHDDやSSDに換装した場合も、インストールメディアがあればすぐにOSを導入できます。


必要なもの|準備チェックリスト

項目推奨内容
USBメモリ容量8GB以上(16GB以上推奨)
またはDVDDVD-R(4.7GB)またはDL(8.5GB)
他のWindows PC作成用ツールをダウンロード・実行するため
安定したネット接続ツールのダウンロードやOSファイルの取得に必要

注意点:

  • USBは中身が全て削除されるため、バックアップを必ず取ってください。
  • 書き込み用の管理者権限があるPCを使用すること。

ステップ①|Media Creation Toolの入手と起動

  1. Microsoft公式:Windows10ダウンロードページにアクセス
  2. 「ツールを今すぐダウンロード」をクリック
  3. MediaCreationTool.exe を実行
  4. 利用規約に同意

→ 「このPCを今すぐアップグレード」「別のPCのインストールメディアを作成」の2択 → 後者を選択


ステップ②|インストールメディアの作成

手順

  1. 使用する言語:日本語
  2. エディション:Windows10(Pro/Homeは自動で判別)
  3. アーキテクチャ:64ビット推奨(必要に応じて32bit選択も可)
  4. 作成するメディアの種類:
    • USBフラッシュドライブ → 自動でブートUSBを作成
    • ISOファイル → DVDに焼くために保存される

→ 作成完了まで約15~30分(回線・USB性能による)


ステップ③|作成後の使い方(USBからのインストール)

  1. 作成したUSBをPCに差して再起動
  2. BIOS(またはUEFI)に入る:F2/F12/DELキーなど機種により異なる
  3. 起動順序をUSBを最上位に変更
  4. 保存&終了 → 自動でインストーラーが起動

→ 画面に「Windows セットアップ」と表示されたら成功です


ステップ④|インストールとフォーマットの手順

  1. 「今すぐインストール」
  2. プロダクトキー入力:
    • 既にライセンス認証されていたPCなら「プロダクトキーなし」でOK(自動認証)
  3. インストール方法:「カスタム:Windowsのみをインストール」
  4. 既存パーティションを削除 → 未割り当て領域にインストール
  5. OSの再構築 → 初期設定開始

→ HDD/SSDの初期化(フォーマット)を含むクリーンな状態になります


作成中・作成後によくあるトラブルと対処法

症状・エラー対処方法
USBが表示されないFAT32形式に再フォーマット/別のUSBポートへ切替
Media Creation Toolが停止する管理者として実行/別のPC・USBで再試行
ISOからDVDがうまく焼けない「ディスクイメージの書き込み」機能 or ImgBurnなど使用
起動できない(USBブートしない)BIOSで「Legacy Boot」「Secure Boot」の設定を見直す

よくある質問(FAQ)

Q. 作成したUSBは何度でも使えますか?

→ はい。

再インストールや他PCでも使用可能です(ライセンス認証は別途必要)。

Q. プロダクトキーがわかりません。どうすれば?

→ Windows10が正規ライセンス認証済みであれば、デジタルライセンスにより自動で再認証されます。

Q. USBよりDVDが良い場合はありますか?

→ 古いPCでUSBブートに対応していない機種ではDVDが必要な場合があります。

ただし、多くのPCではUSBの方が高速かつ安定しています。

Q. クリーンインストール後にドライバはどうなりますか?

→ Windows Updateが自動で多くのドライバを適用します。

必要に応じてメーカー公式サイトから最新版を導入してください。


まとめ|インストールメディアは1つ常備しておくべき必須ツール!

  • USBまたはDVDを使って簡単に作成可能
  • OSの再インストール・初期化・ストレージ換装時に役立つ
  • Microsoft公式ツールを使用すれば失敗が少なく、安全
  • 作成後のブート・フォーマット・認証方法まで理解しておくと安心

→ パソコンの“いざという時”に備えて、インストールメディアを今すぐ準備しましょう!


参考リンク

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