Windows11では通常、ファイルやアプリ、Webサイトのショートカットを簡単に作成できるはずですが、
「ショートカットが作成できない」
「表示されない」
「クリックしても動かない」
といったトラブルに直面するユーザーも少なくありません。
この記事では、Windows11でショートカットが作成できない主な原因とその対処法を徹底解説します。
また、Webサイト・アプリ・ファイル・設定などのショートカットを正しく作る方法も完全網羅します。
Contents
Windows11でショートカットが作成できない原因とは?まずはここをチェック
原因①:表示設定で「デスクトップアイコン」が非表示になっている
- 対処法:
- デスクトップを右クリック →「表示」→「デスクトップアイコンの表示」にチェック
原因②:管理者権限がない or ファイルにアクセス制限がある
- 対処法:
- 該当ファイルの「プロパティ」→「セキュリティ」タブ→アクセス権を確認
- 管理者アカウントでログインして作成を試す
原因③:EdgeやTeamsなど、Webベースアプリの仕様制限
- 対処法:
- Edgeの場合は「アプリとしてインストール」から対応(詳細は後述)
原因④:レジストリの破損やシステムの不整合
- 対処法:
- コマンドプロンプトで
sfc /scannow
を実行してシステムファイルを修復
- コマンドプロンプトで
ショートカットが表示されない/反応しないときの対処法

① デスクトップにショートカットが表示されない
- 「Win + D」でデスクトップが最小化されているだけか確認
- ショートカットが別の場所(例:ユーザーのフォルダ)に保存されていないかチェック
② 作成したショートカットをクリックしても起動しない
- ファイルの場所が移動・削除されている可能性あり
- 「プロパティ」→「リンク先」で正しいパスになっているか確認
③ ショートカットのアイコンが壊れている/白紙になる
- キャッシュの破損が原因の可能性:以下のコマンドで修復
ie4uinit.exe -show
- またはアイコンキャッシュを削除して再起動
Windows11でのショートカットの正しい作成方法【Web・アプリ・ファイル・Edge対応】

🖥 アプリやファイルのショートカットを作成
- デスクトップ上で右クリック →「新規作成」→「ショートカット」
- パスを入力(例:
C:\Program Files\〇〇\app.exe
) - 任意の名前を付けて完了
🌐 Webサイトのショートカット(Edge)
- 方法①:Edgeの「…」メニュー→「アプリとしてインストール」
- 方法②:URLバーのアイコンをデスクトップにドラッグ&ドロップ
📁 ファイルやフォルダのショートカット
- 該当ファイルを右クリック →「送る」→「デスクトップ(ショートカットを作成)」
⚙ 設定・コントロールパネルのショートカット
- 設定画面の特定ページを開くには以下のように入力:
ms-settings:privacy
ms-settings:display
- 「新規ショートカット作成」でこれらをパスに指定すればOK
Teamsや設定など特殊なショートカットの作り方と注意点
✅ Microsoft Teamsのショートカットを作成する方法
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Teams\current\Teams.exe
を探す- 右クリック →「送る」→「デスクトップ」
✅ よく使う設定メニューのショートカット例
項目 | コマンド |
---|---|
ディスプレイ設定 | ms-settings:display |
プライバシー | ms-settings:privacy |
ネットワーク | ms-settings:network |
Windows Update | ms-settings:windowsupdate |
✅ Webアプリ(PWA)のショートカット注意点
- Edgeの「アプリ化」機能を使うことで独立ウィンドウで起動できる
- 通常のブックマークやドラッグ&ドロップではブラウザ依存のショートカットになる
まとめ:ショートカットが作れない時は、原因別に冷静に対応しよう
✅ 表示設定やアクセス権の問題が大半。まずは基本設定を確認
✅ EdgeやTeams、設定などは通常と異なる方法でショートカットを作成
✅ Web・ファイル・アプリ・設定の作成方法を知っておけば応用も簡単
✅ sfc /scannow
や ie4uinit.exe
でシステムの修復も視野に
🔗参考リンク
ショートカットが使えれば、日々の操作が何倍もスムーズに!
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