Windows11で
「デスクトップアイコンが勝手に動く」
「スリープ復帰後にずれる」
「並びがぐちゃぐちゃになる」
といったトラブルに悩んでいませんか?
本記事では、アイコンがずれる原因を一つずつ丁寧に解説し、その都度、実行可能な解決策を提示します。
これを読めば、あなたのデスクトップが再びスッキリ整頓された状態に戻ります!
Contents
Windows11でデスクトップアイコンがずれる原因とは?【設定とトラブル要因】
原因①:自動整列・等間隔グリッドがONになっている
- Windowsでは初期設定でアイコンをグリッドに整列/自動整列が有効になっています
- アイコンを自由に配置したい人にとって、これがズレの原因となる
原因②:ディスプレイ設定変更や解像度切り替え
- デュアルモニターや画面スケーリングを変更すると、アイコンの座標がズレてしまう
- 特にスリープ後/外部ディスプレイを外した際に顕著
原因③:アイコンキャッシュの破損
- Windowsが保存しているアイコン配置情報が壊れていると、再起動時などにズレが発生
原因④:高DPI環境やスケーリング設定の影響
- 拡大表示(125%/150%など)により、アイコンの表示位置と実座標が食い違う
デスクトップアイコンが勝手に動くのを防ぐ設定方法【整列・間隔・固定】

解決策①:「自動整列」をオフにする
- デスクトップ上で右クリック
- 「表示」→「アイコンを自動整列」のチェックを外す
解決策②:「アイコンを等間隔に整列」もオフに
- 「表示」→「アイコンを等間隔に整列」のチェックも必要に応じて外す
解決策③:アイコンの配置を固定するツールを使う(後述)
- DesktopOKなどの無料ツールで「現在のアイコン配置を保存」→「復元」が可能
解決策④:アイコンのサイズを調整してズレを回避
- デスクトップ右クリック →「表示」→「小・中・大アイコン」
- Ctrl+マウスホイールでも微調整可
デュアルモニター・スリープ復帰後に配置が乱れるときの対処法
解決策①:メインディスプレイを明示的に指定する
- 設定 →「システム」→「ディスプレイ」
- 使用中のモニターを選択 →「このディスプレイをメインにする」にチェック
解決策②:外部ディスプレイを外す前に「表示の複製」に切り替える
- 設定 →「システム」→「ディスプレイ」→表示モードを「複製」に
- 物理切断による強制座標変化を防止
解決策③:スリープ中にモニターがシャットダウンしないように設定
- 設定 →「電源とスリープ」→「スリープ」を長めに or 無効に
それでも直らないときの応急処置&便利なツール紹介

解決策①:DesktopOKでアイコン配置を保存・復元
- 公式サイト から無料ダウンロード
- 起動 →「アイコンの保存」→「復元」で瞬時に元の配置に戻せる
- 自動バックアップやスケジュール保存も可能
解決策②:アイコンキャッシュの再構築
- 「ファイル名を指定して実行」→
cmd
を管理者権限で開く - 以下を入力してEnter:
ie4uinit.exe -show
- その後再起動
解決策③:解像度やスケーリングを統一して変更しない
- 「設定」→「ディスプレイ」→スケーリングと解像度を同じ比率で揃える
- 例:1920x1080で100%、または1440x900で125% など
解決策④:レジストリから位置情報をリセット(上級者向け)
regedit
を開く- パス:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags\1\Desktop
- 該当キーを削除して再起動(バックアップ必須)
まとめ:アイコンずれは「整列設定」+「モニター設定」+「ツール活用」で解決できる!
✅ 自動整列やグリッド整列はズレの原因。OFFにすべし
✅ デュアルモニター・高DPI環境ではメイン画面指定とスリープ設定が超重要
✅ どうしても直らないならDesktopOKで配置保存→復元が最強
✅ アイコンキャッシュ破損や解像度差によるズレはコマンド/レジストリで復旧可能
🔗参考リンク
作業効率を左右するデスクトップのアイコン配置。
この記事を参考に、安定したデスクトップ環境を取り戻しましょう!