Windows11では、新しい「メディアプレイヤー(Media Player)」が標準搭載されました。
しかし、従来版「Windows Media Player(WMP)」が見当たらない、使えない、再生できないといった声も多く見受けられます。
この記事では、Windows11でのメディアプレイヤーの使い方、従来版のインストール方法、DVDやCD再生、コーデック設定までを徹底解説します!
Contents
【結論】Windows11でも従来版メディアプレイヤーは使用可能!
新旧メディアプレイヤーの違い
名称 | 特徴 | インストール状況 |
---|---|---|
Media Player(新) | モダンなUIで音楽・動画を一元管理 | 初期状態で搭載(2022年以降) |
Windows Media Player(旧) | 従来のWMP12、一部機能は旧型向け | 手動で有効化が必要 |
✅ 新しいMedia PlayerはモダンなUIですが、従来の細かい設定やCDリッピング機能はWMPの方が使いやすいケースも!
Windows11に従来の「Windows Media Player」をインストールする方法

- 「スタート」→「設定」→「アプリ」→「オプション機能」
- 「機能の追加」をクリック
- 「Windows Media Player」を検索して「インストール」を選択
- 数分でインストール完了 → 「スタート」メニューに表示される
⚠ 一部環境では「メディア機能パック」の追加が必要です(Nエディションなど)
メディアプレイヤーで再生できない原因と対処法
【原因と対策】
- ファイル形式が非対応:MP4、MKV、FLACなど → コーデック不足が原因の場合も
- コーデックのインストールが必要:K-Lite Codec Packなどを導入
- ファイルが破損している:他プレイヤー(VLCなど)で動作チェック
- DRM(著作権保護)付きファイル:旧WMPでしか再生できない場合もあり
DVDを再生するには?

Windows11標準のMedia PlayerやWMPではDVD再生機能が搭載されていません。
解決方法:
- VLC Media Playerのインストール(無料)
- PowerDVDなど有料ソフトを利用
🔗 VLC公式サイト から無料で入手可能
CDを取り込む(リッピング)方法|WMPなら可能!
- Windows Media Player(従来版)を起動
- CDを挿入 → 自動で認識される
- 「CDの取り込み」を選択
- 「形式(MP3/WMA)」「音質(128~320kbps)」を選べる
✅ CDジャケット情報の取得や自動リッピング設定も可能です。
メディアプレイヤーの基本的な使い方
音楽ファイルの再生
- 新Media Playerでは「音楽」フォルダを自動でライブラリに追加
- フォルダ追加も可能:「設定」→「ライブラリの管理」→「フォルダー追加」
動画再生
- MP4、WMV、AVI形式に対応(MKVやMOVは要コーデック)
- 字幕付き動画も一部対応
コーデックの設定・確認方法

コーデックとは?
音声や映像を圧縮・再生するための仕組みで、形式によっては追加が必要です。
おすすめのコーデックパック
- K-Lite Codec Pack(Standard以上)
- Shark007 Codecs
✅ 安定性や互換性を重視するならK-Liteが推奨。
メディアプレイヤーの同期機能(外部デバイスとの連携)
従来版WMPでは以下のような同期が可能:
- スマホ/MP3プレイヤーとの音楽同期
- USB機器への自動転送設定
新Media Playerでは同期機能は非搭載。従来版を併用する必要あり。
よくある質問(FAQ)

Q1. Windows11で従来版WMPが使えないのはなぜ?
→ 初期状態ではインストールされていないため。「オプション機能」から有効化する必要があります。
Q2. Media PlayerでDVDを再生できません
→ Windows11標準プレイヤーにはDVD再生機能がありません。
VLCなどを代用しましょう。
Q3. WMPが見つからない場合は?
→ 「オプション機能」で追加 → 「スタート」で検索 → 見つからない場合はOSがNエディションでないか確認
🔗参考リンク
従来版メディアプレイヤー(WMP)を有効にすれば、CD取り込みや同期機能などまだまだ現役で活躍できます!
Windows11で不便を感じたら、ぜひ本記事を参考に使い分けてください。