Windows11に標準搭載されている「メモ帳(Notepad)」ですが、
「使いづらい」
「文字化けする」
「保存しづらい」
「元に戻したい」
などの不満を感じている人も少なくありません。
この記事では、Windows11のメモ帳が使いづらいと感じる理由とその解決方法を丁寧に解説したうえで、その他の関連情報(場所・保存・開けない・再インストール方法など)も徹底網羅します!
メモ帳が「使いづらい」と感じる原因と解決策

1. UIが大きく変わった(新デザインが不評)
- Windows11のメモ帳はモダンなFluent Designに変更 → 慣れない人には使いづらい
対策:
2. 自動保存機能による混乱
- タブ形式+自動保存が導入されたことで、「保存していないのに内容が残っている」という違和感
対策:
- 自動保存を止めたい場合は、Windows Insider向けの設定ファイルの削除または代替ソフト使用を検討
3. 改行コードや文字コードの扱いが変わった
- UTF-8(BOMなし)がデフォルト → 他アプリで開くと文字化けの原因に
対策:
- ファイル保存時に「エンコード」をUTF-8(BOM付き)やANSIに手動変更する
4. 起動時の動作が重い
- ストアアプリ化されて動作がやや重くなった
対策:
- 古い従来版メモ帳を有効化する方法(下記解説) または 軽量代替アプリ使用
Windows11 メモ帳のよくある悩みと解決策

① 文字化けする
- デフォルトのUTF-8(BOMなし)が原因で、Shift-JIS対応アプリで文字化け
対処法:
- 「名前を付けて保存」時に、「エンコード」オプションからANSIまたはUTF-8(BOM付き)を選択する
② メモ帳の場所がわからない
方法:
- スタートメニュー →「メモ帳」で検索
- または:
C:\Windows\System32\notepad.exe
- ショートカット作成:右クリック →「スタートにピン留め」または「タスクバーに追加」
③ 従来版に戻したい
方法1:以前のバージョンにロールバック(※Windows Update以前)
- システムの復元ポイントから戻す
- またはWSA形式で古いNotepadインストーラを探す(※非推奨)
方法2:代替ソフトで再現する
- Notepad++:UIが近く、プラグイン豊富で無料
- AkelPad:軽量かつ見た目がWMP時代風
④ メモ帳が開けない
原因と対処:
- アプリが破損している → 「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」→「メモ帳」→「修復」
- 権限やレジストリ問題 → PowerShellで再登録:
Get-AppxPackage *Microsoft.WindowsNotepad* | Reset-AppxPackage
⑤ 保存できない・自動保存の挙動が変
- 保存先が「ドキュメント」固定になっている/名前が「無題のタブ1」など分かりづらい
対策:
- 名前を付けて保存時に明示的にパスと名前を指定する
- 自動保存の無効化は不可能(2024年現在) → 手動保存を意識

⑥ メモ帳を再インストールしたい
手順:
- 「設定」→「アプリ」→「オプション機能」→「メモ帳」→「アンインストール」
- 「Microsoft Store」→「Notepad」→「再インストール」
⑦ メモ帳で新規作成できない(エラー)
対処法:
- ドキュメントフォルダに書き込み権限があるか確認
- ウイルス対策ソフトが干渉していないかチェック
- 上記で直らなければ「設定」→「アプリ」→「リセット」or「再インストール」
⑧ メモ帳の出し方がわからない
- スタート →「メモ帳」で検索
- タスクバーにピン留め → 右クリックで「新規作成」が可能
notepad
とコマンド入力しても起動可(Win + R)
⑨ 自動保存されているファイルはどこにある?
- 一時ファイルやバックアップは以下に保存されることがある:
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Packages\Microsoft.WindowsNotepad_*\LocalState
※ファイルが自動で復元されるのは「クラッシュ後」や「異常終了時」のみです。
🔗参考リンク
Windows11の新メモ帳はモダン化で便利になった一方、慣れないユーザーには扱いづらく感じる点もあります。
設定を少し見直すだけでも、使いやすさが大きく改善します。
不満がある場合は、代替ソフトの活用も検討して、より快適なテキスト作業環境を手に入れましょう!