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【Word】マクロをショートカットで実行&他PCと共有する方法|登録・管理・共有まで完全ガイド

Wordのマクロは便利ですが、

「もっと手早く実行したい」

「ボタンじゃなくショートカットキーで呼び出したい」

「他人のPCでも同じマクロを使いたい」

などのニーズも多いはず。

この記事では、Wordのマクロにショートカットキーを割り当ててすばやく実行する方法、ショートカットのカスタマイズ、複数PC間での共有方法を解説します。


Wordのマクロにショートカットキーを割り当てる方法

手順:マクロ記録時に割り当てる(記録前)

  1. [表示] → [マクロ] → [マクロの記録]
  2. 「マクロ名」を入力 → 「キーボード」ボタンをクリック
  3. 「新しいショートカットキーを押してください」の欄で希望のキーを入力(例:Ctrl + Shift + M)
  4. 割り当て先を「Normal.dotm(すべての文書)」か「現在の文書」に設定 → [割り当て] → [閉じる]

手順:既存マクロに後から割り当てる(記録済み)

  1. [ファイル] → [オプション] → [リボンのユーザー設定] → [キーボードのユーザー設定]
  2. 「コマンドの指定」→「マクロ」から対象マクロを選択
  3. 「現在のキー」の下に割り当てたいキーを入力(例:Alt + Shift + 1)
  4. [割り当て] → [閉じる]

割り当てるショートカットキーのおすすめルール

種類注意点
Ctrl + Shift + 任意キーCtrl + Shift + M など他のWord標準ショートカットと被らないように
Alt + Shift + 数字Alt + Shift + 1 などテンプレや文書内マクロと区別しやすい
Ctrl + Alt + 任意キーCtrl + Alt + Q など標準機能との競合に注意

※ Word標準機能のショートカット(例:Ctrl + Q = 段落書式クリア)と重複すると、マクロが無効になる/元の機能が使えなくなるので注意しましょう。


ショートカット付きマクロを他のPCと共有する方法

マクロやショートカットは基本的にNormal.dotm(テンプレート)や.docmファイルに保存されます。

方法1:Normal.dotmをコピーする

  1. 対象PCの以下のフォルダを開く:
    • Windows: C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates
  2. Normal.dotmをUSBやクラウドでコピー
  3. 共有先PCの同じ場所に上書きコピー(既存テンプレートをバックアップしておく)

※ マクロとショートカットの両方が保持されます

方法2:マクロ付きテンプレート(.dotm)を共有する

  • マクロを含んだテンプレートファイル(.dotm)を作成して配布
  • ショートカット設定は引き継がれない場合が多いので、共有先PCで再割り当てが必要

方法3:.docmファイルとして保存・共有

  • マクロを含むWord文書として保存(.docm形式)
  • ショートカットは引き継がれませんが、マクロそのものは開くと実行可能

【補足】マクロ付き文書を他人に渡すときの注意点

  • マクロ付きファイルはセキュリティ警告が表示されます → 開く側が「コンテンツを有効にする」を押す必要あり
  • マクロが含まれていることを事前に説明し、信頼された送信先からのものであることを伝えること

よくある質問(FAQ)

Wordのマクロにショートカットを設定したのに動作しません

  • 他のWordショートカットと被っている可能性あり。割り当て済みキーか確認しましょう。

Wordのマクロを複数PCで共有したいです

  • Normal.dotmをコピーするのが最も確実です。

    ただし、共有先のPCにもマクロ有効化設定が必要です。

Wordのマクロボタンで実行する方法は?

  • クイックアクセスツールバーに追加するか、リボンにカスタムグループを作成して追加可能です。

まとめ

  • マクロにはショートカットキーを自由に割り当てて高速実行できる
  • 重複しないキーを選ぶことで快適に使える(Ctrl + Shift 系など)
  • 他PCと共有するには Normal.dotm のコピーか .dotm テンプレ配布が有効
  • マクロ付きファイルはセキュリティ警告に注意し、信頼ある環境で使用する

参考リンク

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