Zoomを使って会議を録音する際、 イヤホンを使って音声を聞きながら正常に録音できるのか 、また録音ファイルに自分の声や他の参加者の発言が正しく記録されているのか疑問を感じたことはありませんか？
この記事では、Zoomでイヤホンを使用しながら会議を録音する際の仕組みや設定方法を解説します。
また、 録音音質を向上させるコツやトラブルの解消法 、さらに外部デバイスを併用した録音方法についても詳しくご紹介します。
これを読めば、Zoomでイヤホンを使った会議録音のすべてが分かります！
Contents
Zoomでイヤホンを使いながら録音できる仕組み
Zoomでは、イヤホンを使って音声を聞いている場合でも、会議の音声を録音することが可能です。
録音機能は以下の2つの音声ソースを対象にしています。
1. 参加者全員の音声
- Zoomの録音機能は、イヤホンで聞いている音声も含めて全参加者の音声を録音します。
- これは、Zoomがシステム内で音声をキャプチャしているためであり、イヤホンの使用によって影響を受けません。
2. 自分のマイク音声
- 自分の発言（マイク音声）も正常に録音されます。
- イヤホンに内蔵されたマイクや、PC内蔵マイク、外部マイクが設定されていれば、その音声が記録されます。
💡 ポイント：Zoomの録音はシステムレベルで行われるため、イヤホンの使用が録音に影響することは基本的にありません。
イヤホン使用時のZoom録音の設定方法
Zoomでイヤホンを使いながら正しく録音するためには、以下の設定を確認してください。
1. Zoom内のスピーカー・マイク設定を確認
手順：
- Zoomアプリを開き、右上の 「設定」（歯車アイコン） をクリック。
- 「オーディオ」メニューを選択。
- スピーカー設定：
- 「スピーカー」ドロップダウンメニューから、使用するイヤホンを選択。
- 「テストスピーカー」をクリックして、イヤホンから音が出ていることを確認。
- マイク設定：
- 「マイク」ドロップダウンメニューから、使用するマイク（イヤホン内蔵マイク、外部マイクなど）を選択。
- 「マイクをテスト」で声が正しく録音されているか確認。
💡 注意：Bluetoothイヤホンを使用する場合、正しいデバイス名が表示されているか確認してください（例：AirPodsなど）。
2. 会議中の録音設定を確認
手順：
- 会議を開始し、画面下部の「録音」ボタンをクリック。
- 「このコンピュータに録音」または「クラウドに録音」を選択。
- 録音が開始されると、画面左上に「録音中」と表示されます。
💡 ポイント：クラウド録音を選択すると、Zoomのサーバー上で処理されるため、音質が安定します。
3. Zoomのオーディオ処理を最適化
Zoomでは、ノイズキャンセリングやエコー除去などのオーディオ処理を最適化できます。
設定方法：
- 「オーディオ設定」の「オーディオ詳細設定」を開きます。
- 以下の設定を確認・変更します：
- バックグラウンドノイズの抑制：高に設定すると雑音を減らせます。
- エコー除去：自動を選択。
- オリジナル音声を有効にする：音質を優先したい場合にオンにします。
イヤホン使用時に録音音質を向上させるコツ
Zoomで録音する際の音質を向上させるには、以下のポイントを押さえましょう。
1. 高品質なイヤホン・マイクを使用する
- イヤホン内蔵マイクではなく、専用の外部マイクを使用すると、音声がクリアに録音されます。
- 推奨デバイス：
- USB接続のコンデンサーマイク
- ノイズキャンセリング機能付きイヤホン
2. 静かな環境を選ぶ
- 周囲の雑音を減らすことで、録音音質を向上させることができます。
- 必要に応じて、Zoomの「ノイズ抑制」を有効にしましょう。
3. クラウド録音を活用する
- Zoomのクラウド録音機能を利用すると、システムが自動で音声を最適化してくれます。
- クラウド録音では、会議終了後に要約や音声分離機能を利用することも可能です。
外部デバイスを併用した録音方法
Zoomの録音機能が十分でない場合、外部デバイスやソフトウェアを併用して高音質で録音することもできます。
1. 外部ICレコーダーを使用
- イヤホンで会議を聞きながら、外部ICレコーダーで音声を録音します。
- 接続方法：
- イヤホンジャックに分岐アダプタを接続します。
- 一方をイヤホンに、もう一方をICレコーダーに接続します。
2. PCの録音ソフトを使用
- AudacityやOBS Studioなどの録音ソフトを活用して、Zoom会議の音声をキャプチャします。
- Zoomの音声出力をPC内で録音することで、音質を調整することが可能です。
【トラブル解決】イヤホン使用時の録音に関する問題
1. 録音に音声が含まれない
原因：Zoomのスピーカー設定が正しくない。
解決策：Zoomのスピーカー設定で、使用するイヤホンが選択されていることを確認します。
2. 自分の声が録音されない
原因：マイク設定が間違っている。
解決策：Zoomのマイク設定で、正しいマイクデバイスを選択します。Bluetoothイヤホンの場合、マイクのペアリング状況を再確認してください。
3. 録音音質が悪い
原因：ネットワークやデバイスの問題。
解決策：
- 高品質なマイクを使用する。
- クラウド録音を選択してZoom側で音質を最適化する。
録音した音声の再生時にイヤホンを使用する方法
Zoomで録音した音声をイヤホンで再生する場合、デバイスの出力設定を変更します。
手順：
- PCやスマホで録音ファイルを開きます。
- 再生時の音声出力デバイスをイヤホンに設定します（デバイスのサウンド設定で変更可能）。
まとめ
【Zoom】でイヤホンを使いながら会議を録音する際の設定方法や音質向上のコツ、さらにトラブル解決法を解説しました。
この記事のポイント：
- Zoomの録音機能はイヤホンを使用していても全参加者の音声を記録できる。
- 正しいスピーカー・マイク設定を行い、音質を向上させる。
- 必要に応じて外部録音デバイスやソフトウェアを活用する。
これを参考に、Zoomで効率的かつ高品質な会議録音を実現してください！
