「iCloudストレージが毎月かかってもったいない…もう解約したい」
「でも解約したら写真とか全部消える?iPhone使えなくなる?」
2025年現在も、iCloudストレージの有料プランを解約したいけど不安という声は非常に多くあります。
この記事では:
- iCloudストレージプランを“解約する方法”と手順
- 解約後に何が起きるか?データはどうなる?
- 解約前にやるべきストレージ整理のポイント
- 「解約できない」ケースと対処法
- 写真やバックアップを失わずに乗り換える方法(Google/ローカル保存など)
まで、Apple公式の仕様に基づいて深掘り&徹底解説します。
Contents
iCloudストレージを解約するとどうなる?|結論:即時削除はされない
有料プラン(例:50GB/200GB/2TB)を解約すると、次回の更新日をもって無料の5GBプランにダウングレードされます。
解約による影響(超重要)
項目 | 解約後の挙動 |
---|---|
写真(iCloud Photos) | ストレージ容量超過なら新しい写真の同期が停止 |
バックアップ | 新たなバックアップは保存不可(既存分は一定期間保持) |
メール(@icloud.com) | 容量オーバーなら受信できなくなる |
ファイル(iCloud Drive) | 一定期間はアクセス可能。削除対象になる前にダウンロード推奨 |
✅ 即座にデータが削除されることはありませんが、容量オーバー状態になると新規保存・同期・受信ができなくなります。
解約前に必ずやっておくべきデータ整理ポイント5選

1. 写真・ビデオのバックアップ
- Googleフォトに全データをアップロード
- またはPC/Macにローカル保存(LightningケーブルまたはAirDrop)
2. バックアップの見直し
- 設定 → Apple ID → iCloud → ストレージを管理 → バックアップ
- 古い端末のバックアップは削除
- 使用頻度の低いアプリのバックアップをオフに
3. iCloud Driveの中身を整理
- 不要なPDF・書類・Pagesファイルを削除
- 必要なものはダウンロードしてローカル保存
4. メールの添付ファイルを削除 or ローカル保存
- 添付ファイルが重くなりやすいため、ストレージ消費の大きな原因に
5. 写真の「最適化」を解除(オリジナルをダウンロード)
- 設定 → 写真 → 「オリジナルをダウンロード」に変更 → 本体保存 → iCloud写真をOFFにして削除
解約方法の手順(iPhone/PC)
iPhoneでの解約手順
- 設定 → Apple ID(自分の名前) → 「iCloud」
- 「iCloudストレージを管理」→ 「プランを変更」
- 「ダウングレードオプション」を選択
- 5GB(無料)プランを選び、「完了」
Mac/PCからの手順
- iCloud.com からは不可。Apple IDの管理サイトまたはMacの「システム設定」から手続き
解約したのに「できない」「完了できない」場合のチェックポイント
症状 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
ダウングレードボタンがグレーアウト | ファミリー共有中 | 管理者に解除を依頼 or 管理者から変更 |
iCloudストレージ変更が反映されない | 通信不安定 or Apple IDエラー | Wi-Fi環境を確認/再ログイン/再起動 |
写真の削除ができない | iCloud写真がONで「最適化」中 | オリジナル保存後に設定を変更 |
よくある誤解と注意点まとめ
- 「解約した瞬間に全部のデータが消える」→ ❌ データはしばらく保持される
- 「容量オーバーでも写真だけは同期される」→ ❌ 写真のアップロード・同期も停止
- 「ストレージだけ解約すればApple IDは使い続けられる?」→ ✅ 使えます。iCloudメールなどは影響あり
よくある質問(FAQ)

Q. 解約したらiPhoneが使えなくなりますか?
→ いいえ。
Apple IDはそのまま使えます。
iCloud機能の一部が制限されるだけです。
Q. 解約してもiCloudにあるデータは残りますか?
→ 一定期間は保持されます(Appleから明確な日数は公表されていません)。
容量超過時は新規同期が停止するだけです。
Q. Googleフォトへの移行は安全?
→ はい。
Googleフォトは写真専用に設計されており、iCloudの代替として非常に優秀です(15GB無料/最大解像度での保存も可)。
まとめ|iCloudストレージ解約は“準備と整理”がカギ!
- 解約してもApple IDや端末は使えるが、ストレージ容量超過時の動作制限が発生
- 写真・バックアップ・Drive・メールなどを事前に整理/保存しておくことが大前提
- 解約後も一定期間はデータ保持されるが、完全に消える前に必要なデータは確保しておくべき!
→ 「ただ解約する」だけではなく、“安全に減らす・切り替える”ための知識が不可欠です!