新幹線や在来線を利用する際、「えきねっと」と「スマートEX」を組み合わせて予約することが便利ですが、仕組みや手続きに不安を感じる方もいるのではないでしょうか?
この記事では、えきねっととスマートEXの違いを整理し、乗り継ぎ予約の手順や注意点について詳しく解説します。
Contents
えきねっととスマートEXとは。基本の違いと特徴を解説
1. えきねっととは?
えきねっとは、JR東日本が提供するオンライン予約サービスです。
在来線特急、新幹線、そして割引きっぷの予約が可能です。
主な特徴
- 対象エリア:JR東日本エリアの新幹線と在来線特急
- メリット:えきねっと割引や事前予約が利用可能
- 決済方法:クレジットカード決済、駅での現金支払い
2. スマートEXとは?
スマートEXは、JR東海とJR西日本が提供する新幹線専用の予約サービスです。
会員登録すればICカードやスマホでチケットレス乗車が可能になります。
主な特徴
- 対象エリア:東海道・山陽新幹線(東京~博多)
- メリット:ICカードを使ったスムーズな乗車
- 決済方法:クレジットカード決済のみ
両サービスの主な違い
項目 | えきねっと | スマートEX |
---|---|---|
対象エリア | JR東日本エリアの列車 | 東海道・山陽新幹線 |
対応列車 | 在来線特急、新幹線 | 新幹線のみ |
利用方法 | 紙のきっぷ、ICカード対応 | チケットレス(ICカード) |
割引 | えきねっと割引など | EX早割、EXグリーン割引 |
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えきねっととスマートEXを使った乗り継ぎ予約の手順
1. 予約の流れ
えきねっととスマートEXを連携する機能はないため、それぞれ個別に予約が必要です。
以下は乗り継ぎの具体的な手順です。
手順1:えきねっとで在来線や新幹線を予約
- えきねっとにログイン
アカウントを作成してログインします。 - 乗車区間と日時を選択
目的地までの在来線特急や新幹線を予約します。 - チケットの受け取り方法を指定
駅の指定席券売機またはICカード利用を選択します。
手順2:スマートEXで新幹線を予約
- スマートEXにログイン
事前に会員登録が必要です。 - 新幹線区間を選択
東海道・山陽新幹線の予約をします。 - ICカード情報を登録
交通系ICカード(SuicaやICOCAなど)を登録し、チケットレス乗車を設定します。
2. 乗り継ぎ時の注意点
- 異なるサービスを利用する場合、チケットを分けて購入
例)えきねっとで「東京~静岡」、スマートEXで「静岡~名古屋」など。 - 接続時間に余裕を持たせる
駅構内の移動時間や列車の遅延を考慮して乗り継ぎ時間を設定しましょう。
割引や特典を活用した賢い乗り継ぎ方法
1. えきねっと割引
えきねっとでは「お先にトクだ値」などの割引きっぷが利用できます。
最大50%オフになる場合もあるため、早めの予約がおすすめです。
2. スマートEXの割引
スマートEXでは以下の割引が利用可能です。
- EX早割:14日前までの予約で割引
- EXグリーン早特:グリーン車の割引
3. 注意点
- 割引の併用は不可
えきねっととスマートEXの割引は、それぞれの予約でのみ適用されます。
チケットの受け取り方法。ICカードと紙の切符の違い
1. ICカードを利用する場合
- えきねっと:SuicaやPASMOなどに予約を紐付け可能。乗車時は改札機にタッチするだけです。
- スマートEX:登録したICカードでチケットレス乗車が可能です。
2. 紙の切符を利用する場合
- えきねっと:駅の指定席券売機または窓口で受け取ります。
- スマートEX:紙の切符は不要(ICカード限定)です。
スムーズに乗り継ぐための注意点とトラブル対応策
注意点
- 改札を通る際に異なるICカードを使用しない
えきねっととスマートEXで同じICカードを使うとトラブルが減ります。 - 乗り継ぎ駅を事前に確認
駅構内の案内板を参考に、スムーズに移動できるよう準備しましょう。
トラブル時の対応
- 列車遅延の場合
乗り継ぎができなかった場合、次の列車に振り替えてもらえることがあります。
えきねっととスマートEXの窓口で確認してください。
まとめ。えきねっととスマートEXを賢く活用しよう
この記事では、えきねっととスマートEXを組み合わせた乗り継ぎ方法について解説しました。
- それぞれのサービスを別々に予約する必要がある
- 割引やICカードを活用することで効率的に移動可能
- 乗り継ぎ時間に余裕を持たせてスムーズに移動を
両サービスを上手に使いこなして、快適な鉄道旅を楽しみましょう!
参考リンク