スマートフォンの機種変更は日常的に行われますが、Norton(ノートン)のセキュリティアプリやライセンスをどう移行するか分からず困る方も多いです。
「古いスマホから新しいスマホにどう移す?」
「アンインストールは必要?」
「デバイス数の制限はどうなる?」
といった疑問は特に多く寄せられています。
本記事では、Nortonを機種変更時に正しく引き継ぐ方法を、Android/iPhone共通の流れから、再インストール、デバイス管理、バックアップ、さらにiPhone固有の注意点や通知関連のトラブル解決まで網羅的に解説します。
ぜひご参考ください!
Contents
Norton機種変更の基本的な流れ

機種変更時に重要なのは「ライセンスはアカウントに紐づく」という点です。
Nortonは端末に直接ライセンスが固定されるのではなく、Nortonアカウント(メールアドレス)とサブスクリプション契約に基づいて利用されます。
したがって、機種変更をしても次のステップで簡単に引き継げます。
- 旧スマホでNortonをアンインストールする(任意)
- デバイス数に上限がある場合は削除必須
- 新スマホにNortonアプリをインストールする
- App StoreまたはGoogle Playから取得
- Nortonアカウントでログイン
- サブスクリプションが有効なら即利用可能
👉 ポイントは「契約がアカウントに紐づいている」ため、新端末でログインすればライセンスが有効化されるという仕組みです。
機種変更時の注意点(Android/iPhone共通)

デバイス数の制限
- 契約プランによっては 1台/3台/5台/10台 の制限があります。
- 上限に達している場合は、旧端末をアカウント管理画面から削除して空きを作る必要があります。
アンインストールの必要性
- 機種変更後に古いスマホを使わないならアンインストール推奨。
- 「アンインストールできない」場合は専用ツールや再起動で対処。
バックアップの扱い
- Norton Mobile Security は端末データのバックアップ機能を持ちません。
- 写真や連絡先は Google Drive/iCloud や移行アプリを利用してください。
- Nortonの役割は「保護(セキュリティ)」であり、「データ移行」ではない点に注意。
AndroidでのNorton機種変更手順
- Google Playストアを開き「Norton 360」または「Norton Mobile Security」を検索
- アプリをインストール
- 起動後、Nortonアカウント(登録メール/パスワード)でログイン
- サブスクリプションが自動的に反映され利用可能
👉 旧スマホを廃棄する場合は、必ず「Nortonアカウント → デバイス管理」から旧端末を削除しておくと安心です。
iPhoneでのNorton機種変更手順

- App Storeを開き「Norton 360」アプリをダウンロード
- インストール後に起動し、Nortonアカウントでログイン
- 有効なサブスクリプションがあれば即反映される
👉 iPhoneの場合、VPN構成プロファイルを設定する必要があります。
インストール時の案内に従って「設定 → VPN」から許可してください。
Norton iPhone特有の注意点
iPhoneにNortonを導入する際、Androidと異なる注意点があります。
- VPN構成プロファイルの導入
Nortonは通信を保護するためにVPNを使います。
初回インストール時に「VPNの追加」を許可する必要があります。
拒否した場合、保護が正しく働かないことがあります。 - 通知の多さ
iOS版は「接続の安全性」や「Wi-Fi保護」などで頻繁に通知が出ることがあります。
気になる場合は「設定 → 通知」から調整可能です。 - App Store経由の自動更新
iPhoneのNortonはApp Storeで契約・課金するケースが多いため、更新・延長はApp Storeのサブスクリプション管理で行います。
Norton公式サイトからの契約と混同しないように注意しましょう。 - iCloudバックアップとの違い
Nortonはセキュリティを担当し、写真や連絡先はiCloudが担います。
機種変更時は「Nortonは再インストール」「データはiCloud移行」と役割を分けて考えることが大切です。
Norton 360の機種変更に関するポイント
- Norton 360 はセキュリティ機能が統合されているため、1契約で複数デバイスに対応可能
- 機種変更の際も「アカウントログイン → デバイス追加」で利用可能
- もし上限を超えた場合は「旧デバイス削除」→「新デバイス追加」という流れになります
Norton再インストールが必要なケース
- アプリの動作不具合(スキャンできない、通知が止まらない等)
- サブスクリプションが認識されない
- アップデート時にエラーが発生した
👉 こうした場合は「一度アンインストール → 再インストール → アカウントログイン」で解決することが多いです。
Norton追加インストールとデバイス管理

- 同じアカウントで複数端末にインストール可能(契約プランに依存)
- デバイス追加の流れ:新端末にアプリをインストール → アカウントログイン
- デバイス削除はアカウント管理画面から可能
デバイス削除の流れ
- Nortonポータルサイトにアクセス
- アカウントでログイン
- 契約中プランを開く
- 利用中デバイス一覧から不要端末を削除
Norton延長・アップデートと機種変更の関係
- サブスクリプション延長は アカウント契約単位 のため、端末を変えても継続されます。
- 機種変更しても残りの契約期間は新端末にそのまま引き継がれるので安心です。
- アップデートは アプリストア経由で自動的に行われるため、機種変更後は最新バージョンが適用されます。
Norton通知が消えないときの対処法

機種変更や再インストール後に「Nortonの通知が消えない」という声もあります。
よくある通知例
- 「Norton保護が終了しました」
- 「VPNが切断されました」
- 「セキュリティリスクを検出しました」
解決方法
- アプリのアップデート確認
→ 最新バージョンに更新すると通知バグが修正されることがあります。 - 再ログイン
→ アカウント認証が外れている場合、再度ログインで通知が消える。 - VPN設定のリセット
→ iPhoneではVPNが二重登録されて通知が出続けることがあります。「設定 → VPN」から古い設定を削除。 - アプリ再インストール
→ 再インストール後に初期設定をやり直すと解決するケースが多い。
よくあるトラブルと解決方法
新スマホでライセンスが反映されない
→ アカウントのメールアドレスが誤っている可能性。
契約時と同じアドレスでログインしてください。
上限台数に達して追加できない
→ 古い端末をアカウント管理画面から削除して空きを作ってください。
古いスマホでアンインストールできない
→ 自己防衛機能が働いている場合があります。
再起動や専用削除ツールで対応可能です。
バックアップはNortonでできないの?
→ できません。
写真や連絡先はGoogleアカウントやiCloudを利用してください。
FAQ(よくある質問)

ノートンアプリの機種変はどうすればいいですか?
新しいスマホにアプリをインストールし、Nortonアカウントでログインすれば引き継げます。
ノートンをスマホ変えたらどうすればいいですか?
旧端末をアカウント管理から削除し、新端末でアプリを入れてログインすればOKです。
ノートン セキュリティのスマホの機種変更はどうすればいいですか?
Norton Securityも仕組みは同じで、アカウントログインで移行可能です。
Nortonを別のデバイスにインストールするにはどうすればいいですか?
新しいデバイスにアプリを入れ、アカウントにログインすればインストール可能です。
台数制限に注意してください。
まとめ
- Nortonはアカウントに紐づく契約なので、機種変更してもログインすれば継続利用できる
- デバイス数制限があるため、不要な端末は削除してから新端末を登録する
- バックアップ機能はNortonにはない。写真や連絡先はGoogle/iCloudなど別の方法で移行する
- iPhone特有の注意点としてVPN設定・App Store課金の扱いがある
- 「通知が消えない」問題はアップデート/再ログイン/VPNリセット/再インストールで解決できる
- 延長契約は端末ではなくアカウント単位で継続される
ひとことアドバイス:
機種変更時に迷ったら「アカウントログイン」「デバイス管理」「VPN設定確認」の3点をチェックすれば安心です。