吉野家が新たに発売した「オーストリッチ丼」が話題になっています。
牛丼一筋のイメージが強い吉野家が、なんとダチョウ肉を使った新メニューを発表。
これまで牛丼といえば吉野家という定番でしたが、時代の変化に合わせて新しい食材に挑戦する姿勢は、注目に値します。
今回はこの「オーストリッチ丼」が本当に美味しいのか、値段はどうなのか、そして健康的なのかについて詳しく探ってみます。
ダチョウ肉は美味いの?
吉野家の新メニュー「オーストリッチ丼」に使われているダチョウ肉は、茨城県内の吉野家グループの農園で育てられた国産ダチョウから採れたものです。
ダチョウ肉は珍しい赤身肉で、味はまさにローストビーフのようだと評されています。
実際に試食した記者も、「臭みもなく、とても柔らかくて食べやすい」とその美味しさを評価しています。
羊肉や猪肉のような臭みはなく、舌触りや味は鶏肉に近いですが、ダチョウ独特の美味しさがあり、価格的な差は牛肉と変わりありません。 美味しい肉には間違いないですが、飼育の難しさからなかなか普及しておらず、国内では茨城県のダチョウ牧場(石岡ダチョウ王国)で、ダチョウ卵のアイスクリームや、ダチョウ肉のBBQを楽しむことが出来ます 是非ダチョウの美味しさを、この機会に知ってほしいと思います。
ヤフコメより
また、低脂肪で高タンパクという栄養価の高さも、ヘルシー志向の方々にとっては嬉しいポイントです。
これまで牛肉や鶏肉に慣れ親しんできた日本人にとって、ダチョウ肉の登場は新鮮な驚きかもしれませんが、吉野家の挑戦が成功を収めるかどうかは、消費者の味覚にかかっているでしょう。
食べた方の感想は?
早速食べたという方がいらっしゃいましたので共有したいと思います!
クルマで移動中にこのニュースを見て、たまたま吉野家が通り道にあったので、好奇心から早速食べてきました。 とても美味しかったので、1000円~1200円くらいの価格設定にできれば、たまには食べてみようという気になりそうです。(個人の感想) ただし、結構しっかり味付けがしてあったので、ダチョウ肉本来の味がどんなものかはよく分かりませんでした。 少なくとも、味付けや調理方法によっては「美味しくいただくことも可能なお肉」であることは分かりました。 塩を振るだけで上手い和牛などは、畜産業の長年の努力の結晶だと思うので、その域に達するのはまだまだ先だと思います。 価格については、吉野家の安いメニューと並べてしまうと高く感じてしまい選びにくいですが、レストランでこのくらいの価格で提供できればアリかもしれません。
素晴らしいですね。
僕も食べてみたくなりました(笑)
しかしやっぱり値段がな~
値段は妥当?高い?
次に気になるのは、価格です。
「オーストリッチ丼」はスープ付きで1683円(税込み)という価格設定になっています。
これは、牛丼チェーンとしてはかなり高めの設定です。
ネタで食べるならアリだけど1700円近くもだして吉野家でダチョウ丼なんて普通食べないでしょ。 なんか最近は吉野家も松屋も物価高に便乗して高価格帯の商品をこぞって販売しているが、基本的に牛丼チェーンで1000円超える商品はなかなか注文しようという気が起きない。 現実問題、1700円出せば他の店で結構良い料理が食べられるし。
ヤフコメより
ダチョウ肉を一般の人に認知してもらうためにも、吉野家さんのようなネームバリューがある企業が取り扱うのは素晴らしい試みだと思います。 ただ、やはり高いですよね。 もっと一般的になったり飼育業者が増えれば、価格を抑える事も出来るようになるとは思いますが。 現段階では日常食というより話題性の意味合いの方が強い気がします。
ヤフコメより
多くの消費者が「吉野家=安価で美味しい」というイメージを持っているため、この価格には驚きの声も少なくありません。
しかし、ダチョウ肉は飼育コストが高く、その希少性も相まって、どうしても価格が高くなる傾向にあります。
さらに、ダチョウの骨から作ったコラーゲンスープもついていることを考えると、栄養価や新しい食体験を求める方には納得の価格かもしれません。
ダチョウ肉は健康的なの?
最後に、ダチョウ肉の健康面について考えてみましょう。
ダチョウ肉は低脂肪で高タンパク、さらに赤身肉でありながら柔らかくヘルシーであるとされています。
また、少ない餌で大きく育つという飼料効率の良さから、環境負荷も低いとされており、サステナビリティの観点からも注目されています。
ダチョウの肉は非常にあっさりとしてクセのない上品な赤身で、低脂肪・低カロリー。しかも高たんぱく質で鉄分も豊富に含んでいます。ヘルシーで希少性の高いグルメミートとして、以前からフレンチレストランなどで提供されてきました。 高級肉なので、吉野家といえども1683円と値段は高め。牛肉1キロを生産するのには11キロの穀物が必要なのに対し、ダチョウは3キロと少なくてすみますが、ニワトリが卵からかえって2か月弱で食肉になるのに対して、ダチョウは1年近くかかります。とてもたんぱく質危機を救う救世主になるとは思えませんが、牛豚鶏とはひと味違うおいしい肉として試してみる価値はあるでしょう。
食文化研究家/料理編集者 畑中三応子さん
牛肉の代替として、ダチョウ肉が日常的な選択肢となる未来も考えられます。
特に、タンパク質不足が懸念される「タンパク質クライシス」に対する一つの解決策として、吉野家が目指す未来には大きな期待が寄せられています。
しかし‥
臭みは無いが、旨みも味気もない赤身肉です。 脂も無いのでヘルシーだとは思うが、淡白過ぎるのでかなり濃い味のタレやソース類が必要なのでヘルシーな料理になるかは微妙。 焼いたり煮たり試したがメニュー化には至らず。
飲食店を営んでいる調理師の方
ヘルシーだが、淡白すぎるのでかなり濃い味のタレやソース類が必要‥とあるので、結局は健康的な料理になるのかは、どうかなと言ったところでしょうか。
まとめ
吉野家の「オーストリッチ丼」は、美味しさ、価格、そして健康面において、これまでの牛丼とは異なる新たな提案をしています。
ダチョウ肉という珍しい食材がどのように受け入れられるかは、今後の消費者の反応次第ですが、新しい食文化の幕開けとして注目されることは間違いありません。
あなたは、この「オーストリッチ丼」を試してみたいと思いますか?