はっぱち雑記ブログ

【GIMPでRAW現像!】無料ソフトを使った編集・色補正の方法をシンプルに徹底解説!

「GIMPでRAW画像を開いて編集したいけど、どうすればいい?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

GIMPは高機能な無料の画像編集ソフトですが、デフォルトではRAWファイルを開くことができません

しかし、専用のプラグインや外部ソフトを使えば、RAWデータを現像し、GIMPで編集することが可能です。

本記事では、

  • GIMPでRAW現像する方法(外部ソフトを活用)
  • RAW現像におすすめの無料ソフト(Darktable・RawTherapee)
  • RAW画像の色補正・ノイズ除去・明るさ調整のコツ
  • GIMPでRAWを扱う際の注意点(非破壊編集の可否)
  • RAW現像後の最適な保存形式(TIFF・PNG・JPEGの違い)

を詳しく解説します!


GIMPはRAWファイルに対応しているのか?

GIMPはデフォルトではRAWファイル(.CR2, .NEF, .ARW など)を直接開けません

RAWは未加工の生データであり、JPEGやPNGとは異なり、専用の現像処理が必要です。

そのため、RAW画像をGIMPで編集するには、RAW現像ソフトを使って画像を変換する必要があります。


GIMPでRAW画像を開いて編集する方法

GIMPでRAWを扱うには、RAW現像ソフトを使ってTIFFやPNGに変換してからGIMPで編集するのが一般的です。

以下の3つの方法があります。

方法1:Darktableを使う(プラグイン連携可能)

方法2:RawTherapeeを使う(多機能な無料ソフト)

方法3:オンラインツールでRAWをJPEG/PNGに変換する(手軽)


それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。


RAW現像におすすめの無料ソフト(Darktable・RawTherapee)

① Darktable(GIMPと連携可能)

Darktable は、GIMPと連携できる無料のRAW現像ソフトです。

メリット

  • GIMPの「プラグイン」として動作し、直接RAWファイルを開ける
  • 非破壊編集が可能(元データを変更せずに調整できる)
  • 高度な色補正やノイズ除去ができる

使い方

  1. Darktableをインストール
  2. GIMPで「ファイル」→「開く」でRAWファイルを選択
  3. Darktableが自動で起動し、RAW画像を現像可能に
  4. 現像後にGIMPに転送し、編集を続行

📌 ポイント!
Darktableをインストールすると、GIMPが自動的にRAWファイルを認識するので、初心者でも簡単にRAW現像が可能になります!


② RawTherapee(高度なRAW編集向け)

RawTherapee は、Darktableと並ぶ高機能なRAW現像ソフトです。

メリット

  • 色補正やノイズリダクションなどの機能が豊富
  • GIMPと連携してRAW編集ができる
  • JPEGやPNGでは得られない高画質な編集が可能

使い方

  1. RawTherapeeをインストール
  2. RawTherapeeでRAW画像を開く
  3. 明るさ・コントラスト・ホワイトバランスなどを調整
  4. TIFF形式でエクスポートし、GIMPで編集を続行

📌 ポイント!

  • TIFF形式で書き出せば、GIMPで高画質な編集が可能
  • JPEGで書き出すとデータが劣化するため、推奨しない

③ オンラインツールを使う方法(手軽だが制限あり)

Photoshopや専用ソフトをインストールしたくない場合、オンラインのRAW現像ツールを使うのも1つの方法です。

おすすめのオンラインRAW変換ツール

📌 ポイント!

  • オンライン変換は簡単だが、細かい調整ができないため、本格的な編集には向かない

RAW画像の色補正・ノイズ除去・明るさ調整のコツ

RAW現像では、以下のポイントを押さえると高品質な画像が作れます!

明るさ・コントラストの調整

  • 「露出補正」 で適切な明るさに調整
  • 「コントラスト」 を上げると、より引き締まった画像に

ホワイトバランス補正

  • 「ホワイトバランスツール」 を使い、色かぶりを除去
  • 暗すぎる画像は「色温度」を上げる と改善

ノイズ除去

  • ISOが高い写真は「ノイズリダクション」 を適用
  • ディテールを失わないように適度に調整する

GIMPでRAWを扱う際の注意点(非破壊編集の可否)

📌 GIMP単体ではRAWの「非破壊編集」は不可

  • GIMPはRAWのまま編集できず、一度TIFFやPNGに変換する必要がある
  • Photoshopの「Camera Raw」のような機能はない

📌 RAWのまま編集したいなら、DarktableやRawTherapeeを活用!


RAW現像後の最適な保存形式(TIFF・PNG・JPEGの違い)

RAW画像をGIMPで編集する際は、以下の保存形式を選びましょう。

形式特徴画質透過対応推奨用途
TIFF非圧縮・高画質印刷・高画質編集
PNG高圧縮だが画質維持Web・写真保存
JPEG圧縮により劣化×軽量な画像保存

📌 ポイント!

  • 最終的に印刷するなら「TIFF」
  • Web用に軽量化したいなら「PNG」や「JPEG」

よくある質問(FAQ)

Q1. GIMPだけでRAW画像を開くことはできますか?

A. いいえ、GIMP単体ではRAWファイルを開けません。

DarktableやRawTherapeeなどのRAW現像ソフトを使って、TIFFやPNGに変換する必要があります。

Q2. GIMPとDarktableを連携させる方法は?

A. Darktableをインストールすると、GIMPでRAWファイルを開くときに自動的にDarktableが起動します。

そこで現像を行い、「適用」ボタンを押すと、GIMPに画像が転送されます。

Q3. GIMPでRAW現像した後、最高画質で保存するには?

A. TIFF形式で保存するのが最適です。

TIFFは非圧縮で高画質を維持できるため、編集を繰り返しても劣化しません。

Q4. Photoshopの「Camera Raw」のような機能はGIMPにありますか?

A. GIMPにはCamera Rawのような機能はありません。

代わりに、DarktableやRawTherapeeを使ってRAW現像を行い、GIMPで編集するのが一般的です。

Q5. RAW現像後のファイルサイズが大きすぎる!軽量化する方法は?

A. 画質を落とさずに軽量化するには、PNG形式で保存するのがおすすめです。

JPEGにするとさらに軽くなりますが、画質が劣化するため注意が必要です。

Q6. DarktableとRawTherapeeのどちらを使うべき?

A. GIMPとの連携を重視するならDarktable、詳細な画像補正をしたいならRawTherapeeがおすすめです。

どちらも無料なので、試してみて使いやすい方を選びましょう。

Q7. オンラインツールでRAWをJPEGに変換するのはどう?

A. 簡単ですが、画質調整の自由度が低いため、本格的なRAW現像には向きません。

できるだけ専用ソフトを使いましょう。

Q8. GIMPでRAW編集した後、印刷に適した形式は?

A. 印刷向けならTIFF(300dpi以上)で保存するのがベストです。

PNGも高画質ですが、印刷にはTIFFの方が適しています。

まとめ

GIMP単体ではRAWは開けない!DarktableやRawTherapeeを活用しよう

RAW現像後はTIFFやPNGで保存し、GIMPで編集を続行

非破壊編集が必要なら、Darktableをメインに使うのがおすすめ


参考情報URL

Darktable公式サイト

RawTherapee公式サイト

CloudConvert(RAW変換ツール)

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