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【Word】途中からページ番号を消す方法は?セクション区切りで特定ページ以降を削除する手順

Wordでページ番号を設定していると、文書の途中から番号を消したい場面があります。

「5ページ目まではページ番号を表示して、6ページ目から消したい」

「付録や参考資料のページだけ番号を非表示にしたい」

「途中のページ番号を削除したら、前のページの番号まで消えてしまった」

このような場合、ページ番号を選択して削除しても、思いどおりの結果にならないことがあります。

Wordでは、ページ番号がヘッダーやフッターに配置されており、複数のページで共通の設定が使われているためです。

また、文書の途中からページ番号を変更するには、「セクション区切り」や「前と同じヘッダー/フッター」といった設定を理解する必要があります。

この記事では、Wordで途中からページ番号を消す方法や、セクション区切りを使って特定ページ以降の番号を削除する手順、番号が消えない場合の対処法を解説します。

Wordで途中からページ番号を消す方法

Wordで特定のページ以降のページ番号を消すには、基本的に「セクション区切り」を使用します。

セクション区切りとは、1つのWord文書を複数のセクションに分割する機能です。

セクションを分けることで、ページ番号やヘッダー・フッターなどを、文書の途中から別々に設定できます。

例えば、10ページの文書で、1~5ページにはページ番号を表示し、6~10ページでは非表示にしたい場合を考えてみましょう。

ページセクションページ番号
1ページ目セクション1表示する
2ページ目セクション1表示する
3ページ目セクション1表示する
4ページ目セクション1表示する
5ページ目セクション1表示する
6ページ目セクション2表示しない
7ページ目セクション2表示しない
8ページ目セクション2表示しない
9ページ目セクション2表示しない
10ページ目セクション2表示しない

この場合、5ページ目と6ページ目の間にセクション区切りを挿入します。

その後、6ページ目以降のヘッダーまたはフッターについて、前のセクションとのリンクを解除します。

最後に、6ページ目のページ番号を削除すれば、セクション2のページ番号だけを消すことができます。

重要なのは、セクションを分けるだけではページ番号の設定が独立しないという点です。

「前と同じヘッダー/フッター」の設定も解除する必要があります。

セクション区切りで途中からページ番号を消す手順

ここでは、Wordの1~5ページ目にページ番号を残し、6ページ目以降の番号を削除する例で説明します。

Windows版のデスクトップWordを想定した手順です。

手順1:ページ番号を消したいページの直前に移動する

まず、ページ番号を消し始めたい位置を確認します。

今回の例では、6ページ目から番号を消すため、5ページ目の本文末尾にカーソルを置きます。

  1. Wordで対象の文書を開く。
  2. 5ページ目の本文の最後に移動する。
  3. 最後の文字の直後にカーソルを置く。

ここで注意したいのは、カーソルを置く位置です。

6ページ目の途中にカーソルを置いてしまうと、意図しない位置にセクション区切りが挿入される場合があります。

ページ番号を消したい部分が新しいページから始まるように、区切り位置を確認してください。

手順2:「次のページから開始」のセクション区切りを挿入する

次に、5ページ目と6ページ目の間にセクション区切りを挿入します。

  1. 「レイアウト」タブをクリックする。
  2. 「区切り」をクリックする。
  3. 「セクション区切り」の項目を確認する。
  4. 「次のページから開始」を選択する。

これで、カーソル位置から次のページに新しいセクションが作成されます。

5ページ目までがセクション1、6ページ目以降がセクション2になります。

なお、すでに6ページ目が改ページによって始まっている場合、セクション区切りを追加すると空白ページが発生することがあります。

その場合は、既存の改ページとの関係を確認してください。

手順3:6ページ目のフッターを開く

セクション区切りを挿入したら、ページ番号が表示されている場所を開きます。

ページ番号がページ下部にある場合は、フッターを編集します。

  1. 6ページ目に移動する。
  2. ページ下部の余白部分をダブルクリックする。
  3. フッターの編集状態になったことを確認する。
  4. 「ヘッダーとフッター」タブを確認する。

ページ番号が上部にある場合は、フッターではなくヘッダーを開いてください。

ページ番号がどちらに配置されているかによって、編集する場所が異なります。

手順4:「前と同じヘッダー/フッター」を解除する

ここが最も重要な操作です。

Wordでは、新しいセクションを作成しても、初期状態では前のセクションとヘッダー・フッターがリンクしていることがあります。

リンクしたままページ番号を削除すると、前のセクションのページ番号まで消える可能性があります。

  1. 6ページ目のフッターを開いた状態にする。
  2. 「ヘッダーとフッター」タブをクリックする。
  3. 「ナビゲーション」グループにある「前と同じヘッダー/フッター」を確認する。
  4. ボタンが有効になっている場合はクリックして解除する。
  5. フッターに表示されていた「前と同じ」の表示が消えたことを確認する。

これで、セクション2のフッターをセクション1とは別に編集できるようになります。

なお、ヘッダーとフッターのリンクは別々に管理されています。

ページ番号がフッターにある場合は、フッター側のリンクを解除してください。

手順5:6ページ目以降のページ番号を削除する

リンクを解除したら、6ページ目のページ番号を削除します。

  1. 6ページ目のフッター内にあるページ番号をクリックする。
  2. ページ番号のフィールドを選択する。
  3. DeleteキーまたはBackspaceキーで削除する。
  4. 7ページ目以降のページ番号も消えたことを確認する。
  5. 5ページ目以前のページ番号が残っていることを確認する。

これで、セクション2に含まれるページの番号だけを削除できます。

ただし、文書内で「奇数ページと偶数ページで別指定」などが有効になっている場合は、複数のフッターを確認する必要があります。

手順6:ヘッダー・フッターの編集を終了する

最後に、ヘッダー・フッターの編集を終了します。

  1. 「ヘッダーとフッター」タブを開く。
  2. 「ヘッダーとフッターを閉じる」をクリックする。
  3. 文書全体を確認する。

1~5ページ目にはページ番号が表示され、6ページ目以降は番号が消えていれば完了です。

Wordで特定の1ページだけページ番号を消す方法

文書の途中から最後までではなく、特定の1ページだけ番号を消したい場合もあります。

例えば、10ページの文書で、5ページ目だけページ番号を非表示にしたい場合です。

この場合は、基本的に対象ページの前後でセクションを分ける必要があります。

特定のページだけ番号を消す手順

  1. 4ページ目の末尾にカーソルを置く。
  2. 「レイアウト」→「区切り」→「次のページから開始」を選択する。
  3. 5ページ目の末尾にもセクション区切りを挿入する。
  4. 5ページ目のフッターを開く。
  5. 「前と同じヘッダー/フッター」を解除する。
  6. 6ページ目のフッターでも「前と同じヘッダー/フッター」を解除する。
  7. 5ページ目のページ番号だけを削除する。

これで、5ページ目だけページ番号を非表示にできます。

ただし、6ページ目以降のページ番号が正しく続いているか確認してください。

セクション区切りを挿入したことで、番号の開始位置や表示形式が変わる場合があります。

6ページ目からページ番号を続けるには?

5ページ目だけ番号を消した場合でも、6ページ目には「6」と表示したいことがあります。

その場合は、6ページ目のページ番号の書式を確認してください。

  1. 6ページ目のヘッダーまたはフッターを開く。
  2. 「ページ番号」をクリックする。
  3. 「ページ番号の書式設定」を選択する。
  4. 「前のセクションから継続」を選択する。
  5. 「OK」をクリックする。

これで、前のセクションからページ番号を継続できます。

ただし、文書の構成によっては、開始番号を直接指定する方が適切な場合もあります。

Wordで途中からページ番号が消えない原因

セクション区切りを挿入しても、ページ番号が消えない場合があります。

その場合は、次の原因を確認してください。

原因対処法
セクション区切りではなく改ページを挿入しているセクション区切りを挿入する
前のセクションとのリンクが残っている「前と同じヘッダー/フッター」を解除する
ヘッダーとフッターを間違えているページ番号がある場所を編集する
奇数・偶数ページで設定が分かれている両方のフッターを確認する
先頭ページのみ別指定になっているセクションの先頭ページを確認する
ページ番号がテキストボックス内にあるテキストボックスの内容を確認する

改ページとセクション区切りを間違えている

Wordの「改ページ」と「セクション区切り」は異なる機能です。

改ページは、文章を次のページへ移動するための機能です。

一方、セクション区切りは、文書を複数のセクションに分割するための機能です。

ページ番号を途中から別々に設定したい場合は、通常の改ページだけでは対応できません。

必ず「セクション区切り」を使用してください。

「前と同じヘッダー/フッター」が解除されていない

セクション区切りを挿入しただけでは、ヘッダーやフッターの設定が前のセクションとリンクしている場合があります。

そのため、ページ番号を削除しても、ほかのページに影響することがあります。

この場合は、番号を消したいセクションのヘッダーまたはフッターを開き、「前と同じヘッダー/フッター」が解除されているか確認してください。

特に、フッターにページ番号があるのにヘッダー側のリンクだけを解除している場合は、目的の結果になりません。

奇数ページと偶数ページで設定が分かれている

Wordには、奇数ページと偶数ページで異なるヘッダー・フッターを使用する設定があります。

この設定が有効な場合、奇数ページの番号を削除しても、偶数ページには番号が残ることがあります。

その場合は、次の点を確認してください。

  1. ページ番号を消したいセクションのフッターを開く。
  2. 「奇数/偶数ページ別指定」の設定を確認する。
  3. 奇数ページと偶数ページのフッターをそれぞれ確認する。
  4. 必要なリンクを解除する。
  5. 両方のページ番号を削除する。

なお、「奇数/偶数ページ別指定」を解除すると、既存のヘッダー・フッターの配置が変わる可能性があります。

設定を変更する前に、文書全体の構成を確認してください。

ページ番号を削除すると前のページまで消える場合

Wordでページ番号を削除した際、消したくないページの番号まで消えてしまうことがあります。

この原因として多いのが、セクション間のリンクが解除されていないことです。

前のページ番号まで消えた場合の対処法

操作直後であれば、まず「Ctrl+Z」で削除を取り消してください。

その後、次の手順で設定を確認します。

  1. ページ番号を消したいセクションを開く。
  2. ヘッダーまたはフッターをダブルクリックする。
  3. 「前と同じヘッダー/フッター」が有効になっていないか確認する。
  4. 有効な場合はクリックして解除する。
  5. 対象セクションのページ番号を削除する。
  6. 前のセクションの番号が残っていることを確認する。

この操作で、前のセクションに影響せずにページ番号を削除できる場合があります。

ただし、複数のセクションがある文書では、それぞれのリンク状態を確認する必要があります。

セクション区切りの位置を確認する方法

セクション区切りを挿入したつもりでも、正しい位置に入っていない場合があります。

その場合は、Wordの編集記号を表示すると確認しやすくなります。

編集記号を表示する

  1. Wordの「ホーム」タブをクリックする。
  2. 「段落」グループにある「編集記号の表示/非表示」をクリックする。
  3. 文書内のセクション区切りを確認する。

ショートカットキーの「Ctrl+Shift+8」でも、編集記号の表示・非表示を切り替えられます。

セクション区切りが挿入されている場合は、文書内に「セクション区切り(次のページから開始)」などと表示されます。

これにより、どの位置でセクションが分かれているか確認できます。

セクション区切りを削除するとどうなる?

セクション区切りを削除すると、前後のセクションが結合されます。

このとき、結合後のセクションに適用される書式が変わる場合があります。

そのため、セクション区切りを削除すると、ページ番号やヘッダー・フッターの設定が変わる可能性があります。

不要な区切りを削除する場合は、事前に文書を保存しておくことをおすすめします。

Wordでページ番号を途中から消した後に再表示する方法

一度削除したページ番号を、後から再表示したい場合もあります。

その場合は、対象セクションにページ番号を挿入し直します。

ページ番号を再表示する手順

  1. ページ番号を再表示したいセクションを開く。
  2. 「挿入」タブをクリックする。
  3. 「ページ番号」を選択する。
  4. 「ページの上部」または「ページの下部」を選択する。
  5. 希望するデザインを選択する。
  6. ページ番号が表示されたことを確認する。

ただし、セクション間のリンクが有効になっている場合は、ほかのセクションにも影響する可能性があります。

ページ番号を再表示する前に、リンク状態を確認してください。

ページ番号を1から振り直す方法

途中からページ番号を再表示するときに、「1」から番号を振り直したい場合があります。

その場合は、ページ番号の書式設定を変更します。

  1. 対象セクションのヘッダーまたはフッターを開く。
  2. 「ページ番号」をクリックする。
  3. 「ページ番号の書式設定」を選択する。
  4. 「開始番号」を選択する。
  5. 開始番号に「1」を入力する。
  6. 「OK」をクリックする。

これで、対象セクションのページ番号を1から開始できます。

ただし、前のセクションとリンクしている場合は、意図しない変更が発生することがあります。

必要に応じて、リンクを解除してから設定してください。

Wordのページ番号を途中から消す際の注意点

セクション区切りを使用すると、ページ番号を柔軟に設定できますが、文書の構成によっては注意が必要です。

セクション区切りで空白ページができる場合がある

「次のページから開始」のセクション区切りを挿入すると、新しいセクションが次のページから始まります。

そのため、既存の改ページや空白段落がある場合、余分な空白ページができることがあります。

空白ページが発生した場合は、編集記号を表示して、不要な改ページや段落記号がないか確認してください。

ただし、必要なセクション区切りまで削除すると、ページ番号の設定が変わる可能性があります。

ヘッダーとフッターのリンクは別々に管理される

Wordでは、ヘッダーとフッターのリンクが別々に設定されています。

例えば、フッターのリンクを解除しても、ヘッダーのリンクが残っている場合があります。

そのため、ページ番号がどちらに配置されているかを確認し、必要な場所のリンクを解除してください。

文書全体のページ番号を削除しないようにする

Wordには、「ページ番号の削除」という機能があります。

ただし、文書の構成やリンク状態によっては、意図しない範囲のページ番号が削除される場合があります。

特定のセクションだけ番号を消したい場合は、対象セクションのリンクを解除したうえで、ページ番号フィールドを直接削除する方法が分かりやすいでしょう。

よくある質問

Wordで6ページ目からページ番号を消すには?

5ページ目の末尾に「次のページから開始」のセクション区切りを挿入します。

その後、6ページ目のヘッダーまたはフッターで「前と同じヘッダー/フッター」を解除し、ページ番号を削除してください。

セクション区切りを入れずに途中からページ番号を消せる?

通常のページ番号設定では、同じセクション内のページに共通のヘッダー・フッターが適用されます。

そのため、特定のページ以降だけ番号を消したい場合は、セクション区切りを使用する方法が基本です。

ただし、先頭ページだけ番号を消す場合は、「先頭ページのみ別指定」で対応できることがあります。

ページ番号を削除したら全部消えたのはなぜ?

セクション間のヘッダーまたはフッターがリンクしている可能性があります。

番号を消したいセクションで「前と同じヘッダー/フッター」を解除してから、ページ番号を削除してください。

特定の1ページだけページ番号を消せる?

はい。

対象ページの前後にセクション区切りを挿入し、そのページを独立したセクションにすることで対応できます。

ただし、前後のセクションとのリンクを解除し、後続ページの番号設定も確認する必要があります。

WordのWeb版でも同じ操作ができる?

Word for the webは、デスクトップ版Wordと利用できる編集機能が異なります。

セクション区切りやヘッダー・フッターの細かな設定が必要な場合は、デスクトップ版Wordで操作する方法が適しています。

まとめ

Wordで途中からページ番号を消す場合は、セクション区切りを使用して、ページ番号を表示する部分と非表示にする部分を分けます。

  • ページ番号を消したいページの直前にセクション区切りを挿入する。
  • 「レイアウト」→「区切り」→「次のページから開始」を選択する。
  • 対象セクションのヘッダーまたはフッターを開く。
  • 「前と同じヘッダー/フッター」を解除する。
  • 対象セクションのページ番号を削除する。
  • 前のページ番号が残っていることを確認する。

特に重要なのは、セクション区切りを挿入した後に、前のセクションとのリンクを解除することです。

この操作を忘れると、消したくないページの番号まで削除される場合があります。

ページ番号を途中から消す際は、セクションの区切り位置とリンク状態を確認しながら設定してください。

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