災害時における簡易調理器具として注目されている「魔法のかまどごはん」。
この便利な道具は、新聞紙を燃料としてお米を炊くことができ、非常時には大きな力を発揮します。
しかし、災害が長期化すると新聞紙が手に入りにくくなることも。
そこで、新聞紙以外の燃料でも「魔法のかまどごはん」を使用できるのか、そして使用する際の注意点についてまとめました。
あくまでも常識的に考えての結論ですので、最終的にはメーカーさんにご確認することをおすすめ致します。
使用できる代替燃料は?
魔法のかまどごはんは、新聞紙以外にも様々な燃料で使用することが可能のようです。
下、代替燃料の例と注意点を紹介しますね。
無塗装の紙製品
- 例: ノートのページ、未使用の包装紙
- 注意点: インク、塗料、接着剤などの化学物質が含まれていないものを選ぶ。
薄い段ボール
- 例: シリアルボックス
- 注意点: 塗装やプリントが少ないものを選び、厚すぎる段ボールは避ける。
自然素材
- 例: 落ち葉や枯れ枝
- 注意点: 湿っていないこと、無塗装で農薬未使用であることを確認する。
絶対に避けるべき材料とは?
- 塗装された木材や紙
- ビニールやプラスチック類
- 処理された建材
これらの材料は、燃焼時に有毒ガスを発生させる可能性があるため、絶対に使用しないでください。
安全に使用するための一般的なガイドライン
- 十分な換気を確保する:屋外または換気の良い場所で使用します。
- 火災警報器の近くでは使用しない:誤作動のリスクを避けます。
- 火の扱いには最大限の注意を払う:消火用具を手元に準備します。
まとめ
被災時における「魔法のかまどごはん」の使用は、新聞紙以外の燃料でも可能ですが、食品調理に適した安全な材料の選択が重要です。
上記のガイドラインに従い、安全に料理を楽しんでください。
災害時においても、少しの工夫と準備で、食の安全と心の安らぎを守ることができます。