バレーボール界に現れた彗星、髙橋 藍(たかはし らん)。
日米ハーフとしての独特なバックグラウンドを持ちながら、彼の才能と魅力が日本国内だけでなく、海外でも話題になっています。
この記事では、彼のプロフィールや経歴について深堀りしてみたいと思います!
Contents
髙橋 藍の基本プロフィール
まずは、髙橋 藍の基本プロフィールから見てみましょう。
- 名前: 髙橋 藍(たかはし らん)
- 出身地: 京都府京都市
- 生年月日: 2001年9月2日(23歳)
- 身長: 188cm
- 体重: 83kg
- 所属チーム: サントリーサンバーズ大阪
- ポジション: アウトサイドヒッター(OH)
- 背番号: 12
- スパイクジャンプ: 343cm
- ブロックジャンプ: 315cm
藍選手の身体能力は目を見張るものがあり、スパイクの高さやブロックジャンプの数値もかなりのもの。
188cmという身長に加え、身体をフルに使ったプレーが得意です。
ハーフであることが話題に
髙橋 藍が注目される理由の一つとして、そのルーツがあります。
彼は日米ハーフ。母方の祖父がアメリカ人であるため、藍選手はクウォーターとして、日米両方の血を引いています。
さらに、英国やドイツの血も混ざっているとのこと。
これが彼の独特なルックスに加え、国際的な魅力を持つ理由かもしれません。
兄弟でバレーボールの道へ
藍選手がバレーボールを始めたのは、小学2年生の頃。実は、2歳年上の兄である髙橋 塁(たかはし るい)の影響が大きいんです。
兄が所属していた小学生のバレーボールチームに藍選手も入団し、バレーボールの魅力にハマっていきました。
中学進学後も、兄と共に全国大会に出場し、藍選手はリベロとして活躍していました。
その後、兄が引退し、アタッカーに転向した藍選手も全国大会で活躍。
兄弟での二人三脚が、彼の成長を大きく後押ししたと言えるでしょう。
高校でのライバルとの戦い
高校は、兄と同じく東山高等学校に進学しました。
藍選手が注目され始めたのはこの頃で、1年生時からエースとして対角を組んだ兄と共に全国大会に挑みます。
しかし、京都府内には1つ上の年次に大塚達宣選手が所属する洛南高等学校があり、なかなか勝つことができませんでした。
しかし、3年生になるとキャプテンを務め、春の高校バレーにも出場。
そして、見事に優勝を果たし、自身も最優秀選手賞(MVP)を受賞。
この功績が評価され、髙橋 藍は一躍バレーボール界のスターとなりました。
21世紀生まれ初の日本代表選出
2020年、髙橋 藍は日本代表メンバーに選出されました。
これが彼にとって、まさに大きなターニングポイント。
21世紀生まれの選手として初めての日本代表選出であり、年齢を超えた実力を示した瞬間でした。
しかし、コロナ禍により国際大会が相次いで中止に。
そのため、2020年のオリンピックも延期され、デビューを果たす機会を待つこととなりました。
東京オリンピックでの活躍
2021年、東京オリンピックが開催され、髙橋 藍もその舞台に立ちます。
国際親善試合やネーションズリーグでは、彼の持ち前のアタック力がチームを支え、特にオランダ戦では26得点を記録。
その日のベストスコアラーとして名を刻みました。
東京オリンピック後のアジア選手権でも準優勝に貢献するなど、日本代表選手としての実力を世界に示し続けました。
海外挑戦と今後の期待
2021年には、イタリアのセリエAチームであるパッラヴォーロ・パドヴァに入団し、海外でのキャリアをスタートさせました。
2023年には、同じセリエAのヴェロ・バレー・モンツァへ移籍。
この挑戦が、彼の成長にさらなる拍車をかけることは間違いありません。
そして、2024年には再び日本へ戻り、サントリーサンバーズ大阪と契約。
再び国内リーグでの活躍が期待されるところです。
兄の塁選手ともチームメイトとして共に戦う姿は、ファンにとっても楽しみなポイントです。
髙橋 藍の魅力まとめ
髙橋 藍は、日米ハーフというバックグラウンドだけでなく、その高いバレーボール技術やリーダーシップで多くの人々を魅了しています。
兄との絆、海外挑戦、そして日本代表としての活躍が、彼の成長とともに、今後さらに大きなステージでの飛躍を予感させます。
これからの彼のプレーにも目が離せませんね!
参考リンク