英語の分詞の使い方とは?詳しく解説!初心者にもわかりやすい英文法㉒

英文法の基礎
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22. 分詞

現在分詞( 動詞の原形 + ing ) は進行形に、過去分詞は受動態や完了形に用いられます。

そのほかに分詞(現在分詞・過去分詞)には形容詞としての用法があります。

(a) 形容詞として名詞を修飾する
(b) 形容詞として補語になる

また、分詞は文を簡潔に表現する分詞構文という形をつくることがあり、時・理由
・付帯状況などを表すんです。

ここではこのような分詞の用法を学びましょう。

 

形容詞的用法の分詞

現在分詞は進行形「 be動詞 + 現在分詞 」に、過去分詞は受動態「 be動詞 + 過去分詞 」、完了形「 have [had] + 過去分詞 」に用いられます。

では次の分詞はどうでしょうか。

Don’t wake the sleeping baby.   (眠っている赤ちゃんを起こすな)
           現在分詞+名詞

これは形容詞の働きをして、名詞を修飾する用法ですね。
現在分詞・過去分詞ともに形容詞としての働きがあるんです。

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① 現在分詞 + 名詞 ; 過去分詞 + 名詞

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同じ形容詞的用法の分詞でも、現在分詞を使ったり、過去分詞を使ったりするのは
なぜ? 次の表をみてみよう。

現在分詞
-ing
~している
(能動的)
a sleeping baby
眠っている赤ちゃん    (= a baby who is sleeping )
過去分詞 ~された
(受動的)
a broken vase
こわれた花瓶       (= a vase which was broken)

上記のように、分詞が名詞を修飾しているのを限定用法という。

( )内に示した書きかえからわかるように、
現在分詞は「~している」(能動的)
過去分詞は「~された」 (受動的)、
「~した」(完了形)の意味になる。

Barking dogs seldom bite.   〔現在分詞、能動的〕
(吠える犬はめったに嚙まない)

She looked at the broken vase sadly.  〔過去分詞、受動的〕
(彼女はこわれた花瓶を悲しそうに見た)

このように、現在分詞と過去分詞は意味に注意して使い分ける。


<NOTE>

過去分詞の訳し方に注意。
broken vase は、だれかに「こわされた」花瓶にちがいないが、直訳すると日本語として不自然になる。
broken vase は「こわれた花瓶」と訳してさしつかえない。

spoken English 「話し言葉の(=口語)英語 ← 話される英語」
ーspeak = English which is spoken  〔他動詞〕

fallen leaves「落葉←落ちてしまった葉」〔完了〕
ーfell  =  leaves which have [had] fallen   〔自動詞〕

②「名詞+分詞」の形

分詞が単独のときは名詞の前でよいが、分詞が目的語や修飾語などを伴って用いられるときは名詞のあとに置かれる。「名詞+分詞」の順になる。

「名詞+
現在分詞」
the boy swimming in the pool.
↑               (少年←プールで泳いでいる)
「名詞+
過去分詞」
a vase broken by a cat.
↑                                            (花瓶←ネコにこわされた)

A man carrying a large box came out of the room.
(大きな箱をかかえた男が部屋から出てきた)   〔名詞+現在分詞~〕

What is the language spoken in Canada?
(カナダで話される言語は何ですか)        〔名詞+過去分詞~〕


<NOTE>

上の用例の下線部を見ると、「名詞+分詞~」の場合、分詞とそのあとに続くほかの
要素が一つのかたまりとして(句となって)前の名詞を修飾している。

ひとかたまりの語句
としてとらえること。


ポイント

現在分詞か過去分詞かは、意味によって使い分けよ。

「~している」(能動)→ 現在分詞
「~された」(受動)、「~した」(完了) → 過去分詞

分詞の位置に注意せよ。

単独の分詞なら名詞の前       ……「分詞+名詞」
ほかの要素を伴う分詞なら名詞のあと ……「名詞+分詞~」

③ S+V+分詞(C)

レッスン中に先生の質問に答えるため挙手アフリカ系アメリカ人の女学生 ...

~補語になる分詞~

現在分詞も過去分詞も自動詞のあとにきて、補語として用いられる。
「S+V+分詞」の文型になり、分詞は主語の動作・状態を説明する。

S+V+現在分詞
「~して」
「~しながら…」
The boy came running to us.
          S       V            C                  (少年は私達のほうへ走ってきた)
He sat reading a book.
S    V          C                                (彼は本を読みながら座っていた)
S+V+過去分詞
「~されて」
He went out unobserved.
 S      V                    C                     (彼は気づかれずに出て行った)
The fields lie covered with snow.
S      V       C                    (田畑は雪におおわれていいる)

現在分詞は「~して」「~しながら」という能動的な意味を、過去分詞は「~されて」
という受動的な意味を表すことに注意しよう。


<NOTE>


「be動詞+現在分詞」
の形で現在分詞が補語になる場合と、進行形を混合しないように
すること。

(a) The boy was reading a book.  〔進行形〕
          V    C                                              (その少年は本を読んでいた)

(b) The long story was boring to the children.  〔be動詞+補語〕
                                            V           C             (その長い話は子供たちにはたいくつだった)

両者のちがいは形の上からはわからない。文の意味を考えて判断すること。
(b)の文で、この ing 形は interesting, exiting, charming などと同じくそれぞれの
動詞から派生した形容詞である。

④ S+V+O+分詞(C)

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分詞が「S+V+O+C」の文型の補語になることがある。

「S+V+O+分詞」の形になり、目的語(O)が分詞の意味上の主語になる。

現在分詞を用いるか、過去分詞を用いるかは、次のように「O+分詞」の意味によって
決まる。
「O+分詞」の部分を文に直して考えるとその区別がわかる。

I found myself sleeping in my car.           〔能動的意味→現在分詞〕
→I was sleeping in my car.
 (私は車の中で寝ていたのがわかった)

I had my camera stolen on my journey.   〔受動的意味→過去分詞〕
→My camera was stolen ~.
 (私は旅先でカメラを盗まれた)

つまり、「O+分詞」の意味が能動的ならば現在分詞を用い、受動的ならば過去分詞を
用いることになる。

 

S+V+O+現在分詞
「…が~しているのを
見る(聞く)など」
I heard someone calling me.   (だれかが私を読んでいるのを聞いた)
S     V          O              C
He kept me waiting for an hour (彼は私を1時間待たせた)
 S     V      O          C
S+V+O+過去分詞
「…が~されるのを
見る(聞く)など」
I heard my name called.            (私は自分の名前が呼ばれるのを聞いた)
S     V                O         C
I will have the room cleaned.      (私はその部屋を掃除してもらおう)
S           V              O           C

上の例文のOとC(分詞)の関係に注意しよう。
someone calling me  → Someone was calling me.
my name called  → My name was called.

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<NOTE>
「O+分詞」を伴う動詞は、おもに知覚動詞・使役動詞である。
〔知覚動詞〕see, hear, watch, look at, listen to, find など
〔使役動詞〕have, get, make (~させる)など
〔その他〕 keep, leave (~させておく), set, want, like など

keep him waiting (彼を待たせておく)
leave the problem unsolved (問題を未解決にしておく)
I don’t want him coming. (彼に来てほしくない)


「have+O+過去分詞」
(表の下の例文)には、
(a)「…を~してもらう〔させる〕」(使役) と、
(b)「…を~される」(受身) の意味がある。

(a) I had [got] a decayed tooth pulled off.    [主語の意志があり利益となること]
(私は虫歯を抜いてもらった)       〔使役〕

(b) I had my hat blown off on the street.     [主語の意志がなく不利益となること]
     (私は通りで帽子を吹き飛ばされた) 〔受身〕

なお、「 have + O(人)+原形不定詞」(〔人〕にしてもらう、させる)とのちがいに
注意。この形は「人」を目的語とすることが多い。

I had [got] some cookies made    (私はクッキーを作ってもらった)
S  V           O(物)   過去分詞

I had her make some cookies (私は彼女にクッキーを作ってもらった)
S V      O(人)    原形不定詞

下の例文で have の代わりに get を用いると、原形不定詞ではなく to不定詞を用いることに注意。

I had her make some cookies.
=I got her to make some cookies.


<NOTE>

次のような -ing を用いた表現を覚えよう。

❶ go -ing (~しに行く)
go shopping (買い物に行く) など

❷ go [keep] on -ing (~し続ける)
go on talking (話し続ける) など

❸ be busy -ing (~するのに忙しい)
She was busy cooking.
(彼女は料理をするのに忙しい)

❹ spend ~ (in) -ing (…して~を過ごす)
I spent an hour playing tennis.
(テニスをして1時間過ごした)

❺ have + 人 + -ing (我慢する、~させておく)…(容認や被害を表す)
I won’t have him talking like that.
(あんな口のきき方はさせておかないぞ)


ポイント
現在分詞は能動的意味を、過去分詞は受動的意味を表す。
S+V+現在分詞(C) / S+V過去分詞(C)
S+V+O+現在分詞(C) / S+V+O+過去分詞(C)

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