英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「~なんかどう?」を「映画を観る」を使って見ていきましょう!
①「映画なんかどう?」
●Are you up for a movie?
(映画なんかどう?)
Are you up for ~ ? は「~したい気分?/~する気ある?」という意味で、よく誘い文句で使われる表現です。
Are you up for a bite/a drink? なら、「食事でもどう?/一杯どう?」
となります。
逆にそういう相手から誘われて、気乗りがしないときには、
” I'm not up for it. ”
「そんな気になれない」と返します。
②「映画なんかどう?」(2)
●How does a movie grab you?
(映画なんかどう?)
「映画はどうやってあなたを捕まえるの?」が直訳。
grab は「引っつかむ/ひっ捕らえる」の意味で、「深く考えず、パッと考えてパッとつかむ」イメージです。
How does a movie grab you? は何も考えずに簡単に返事が欲しいときのたずね方。
「こころの準備」のニュアンスがある Are you up for ~ ? と、ほとんど意味はかわりません。
③「映画なんかどう?」 表現いろいろ
●Can I talk you into a movie?
(一緒に映画を観にいってくれない?)
talk ~ into は「~を説得する」を意味とするときはネガティブなニュアンスがありますが、「ほかにやりたいことがあるかもしれないけど…」という含みがあるときは、強制の意味は全くありません。
その違いは口調や表情によって区別します。
●Would you care to see a movie?
(映画を観るのはいかがでしょうか?)
Would you care to ~ ? は人を誘う場合の丁寧な表現です。
これならどこで使っても間違いはありません。
Would you を取って Care to ~ ? にすれば同じ誘い文句でありながら、堅さがなく
気軽に使える表現になります。
Care for a drink? 「一杯どう?」のように care for も使い勝手の良いフレーズです。
●Who wants to see a movie?
(映画観たい人いる?)
このフレーズは、以前は、複数の人に誘いかけるイメージでしたが、今では一人の相手
にも気軽に使える表現になっています。
同じニュアンスの Who's up to see a movie? もネイティブにはおなじみの表現です。
④ 使い方(会話例)
Would you care to see a movie?
(映画を観るのはいかがでしょうか?)
Sure!
(もちろん!)
Why don't we invite Karen?
(カレンも誘ってみましょうか?)
人を誘うときは、まず相手の都合を確かめることから始めます。
都合が合えば誘いの言葉を、Would you care to ~ ? というフレーズはビジネスシーンでも、親しい友人どうしでも使えます。
⑤「私もいれて!」は英語でなんと言う?
●Count me in.
と言います。
Who' up for a movie? 「誰か映画を観に行かない?」と皆が話しているとき、行きたいなら
Count me in!
と言います。
「私を数にいれて」→「私もいれて」となります。
I'd love to go. 「絶対行きたい」でさらに積極的な気持ちをアピールできますよ。