英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「超しあわせ!」を見ていきましょう!
①「天にも昇る気持ちだ」
●I'm on cloud nine.
(天にも昇る気持ちだ)
I'm very happy. でもいいのですが…
「どん底」と言えば、最悪に落ち込んだ気持ちを表します。
その逆に、雲に乗れば地に足がつかないほど浮き立ちます。
I'm more than happy. I'm on cloud nine.
「幸せどころではない。もう天にも昇る気持ちだ」のように使います。
cloud nine は諸説ありますが、最も上空に発生する入道雲のことだとか。
②「夢心地です」
●I'm walking on air.
(夢心地だ)
「空気の上を歩いている」とは、うれしさのあまり、舞い上がっている様子を表す一言で、有頂天になるなど、幸せの絶頂にいる状態です。
I'm walking on egg shells. 「卵の殻の上を歩いている」は、「いつ割れるか心配」→「ドキドキしている」ことを表します。
どこを歩くかの違いで、気分はこんなに違うものです。
③「超しあわせ!」 表現いろいろ
●I'm beside myself with joy!
(うれしくって仕方がない!)
beside oneself は「自分自身の隣にいる/自分自身からはずれている」で、
「本来の自分ではない」→「我を忘れて」となり、ちょっと気が利いたフレーズです。
I was beside myself with anger.
(怒りに我を忘れた)
のように怒りや悲しみも表せます。
I'm on the top of the world.
(最高に幸せ)
恋する女性の喜びを歌った『 top of the world 』というタイトルの歌があります。
「私は今、世界の頂上にいる」と言うのですから、その幸福度は他の追随を許さない
ほどに高いのでしょう。
「最高に幸せ/有頂天」という訳がピッタリのフレーズです。
●I'm in seventh heaven.
(このうえなく幸せな気分)
seventh heaven は「至福」の意味。
英語には聖書を出典とした表現が多く、これもその一つと言われています。
諸説ありますが、神が世界を7日で完成させたなど、7は特別な数字とされています。
そんな至福の天国にいるのであれば、もう最高の気分でしょう。
④ 使い方(会話例)
Did you hear? Mary is going to have a baby!
(聞いた? マリーに赤ちゃんができたよ)
That's great news! You must be really happy.
(すごいニュースだね!あなたもうれしいでしょうね)
I am. I'm beside myself with joy!
(うれしいよ。うれしくって仕方がないさ!)
我を忘れるほどうれしいときは誰にでもあること。
I'm happy だけでは表しきれない喜びを、たまには大げさなくらいの表現で伝える
ことも良いでしょう。
⑤「残業しない人」は英語でなんと言う?
●She's a nine-to-fiver.
She's a nine-to-fiver. で、「9時から5時まで働く人」→「残業しない人」
I'm just a nine-to-fiver. なら「平社員」です。
このように数字を用いたビジネスで使える表現はほかにもあり、
Give me five!
ならハイタッチのことですね。