英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「なるほど!」を見ていきましょう!
①「なるほど!」
●I get the picture.
(なるほど)
写真を手に入れる、ではなく、相手の話を聞きながら自分の理解を表す「納得」の
フレーズです。
ここでの picture は「全体像」の意味です。
相手の話を聞くことで、最初はわかならかったことが、頭の中に各パーツを描きながら
最後に一枚の絵となって完成したというイメージです。
相手の話からヒントを拾ってひらめいたときのような「瞬間的な理解」とはニュアンスが異なります。
②「だんだんわかったきた」
●It's starting to make sense.
(だんだんわかったきた)
ここでの it は「相手の説明」や「話」などを指します。
make sense は「筋が通る/つじつまが合う」という意味です。
be 動詞+~ing の進行形を使うことで、「あなたの説明はだんだん道筋が見えつつある/つじつまが合いつつある」となり、
「自分の頭の中で断片だった理解が一つにまとまる」→「なるほど」
ということになります。
③「なるほど!」 表現いろいろ
●I get your point.
(言っている意味はわかるけど…)
point は「主張/論点」の意味で、get one's point で「相手の言っていることを理解している」ことを示しますが、同意する意志があるかどうかは別です。
このフレーズは、I get your point, but ~ 「わかることはわかるけど、でも~」という
ニュアンスがあることを覚えておきましょう。
●I see what you mean.
(なるほど、わかったよ)
相手の話を聞いて、I see. は相づちの基本です。
この場合の see は「納得する」という意味で、
「あなたの意味することに納得する」→「なるほど、そういうことか」
というニュアンスです。
ただし、相づちを連発すると真剣に聞いていないと思われる可能性があります。
◆納得の度合い
弱 ↓ 強 |
It doesn't make sense. (納得がいかない) |
I get your point. (言ってる意味は分かるけど…) | |
I see what you mean. (なるほど、わかったよ) | |
That makes sense. (もっともだね) |
④使い方(会話例)
We can leave at 3:30, can't we?
(3時半に出発しようと思うけど、どうかな?)
No, it takes two hours to get to the airport, so we need to leave at 2:30.
(いや、空港まで2時間かかるから、2時半には出発しなくちゃ)
Oh, I see what you mean.
(そうか、なるほど、わかったよ)
相手の言うことを理解したフレーズの、I see, I see. 「うん、うん」という簡単な相づちとは違い、相手の説明に納得した場合は、落ち着いて、相手の目を見ながら納得の意志を示しましょう。