英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「まいった!」です。
①「まいったよ!」
●You've got me.
(まいったよ)
You've got me. は、
「相手の発言や勝ちを認める」→「自分の負けを認める」フレーズです。
「君のいう通り/一本とられたなぁ/痛いところをついてきたなぁ」などの意味があります。
また、返事に困ったときの「わからない/知らない」という意味もあります。
どちらの意味で使っているかは、その時の状況や口調・表情で読み取りましょう。
②「そうくるとは思わなかったよ」
●I didn't see that coming.
(そうくるとは思わなかったよ)
不意にボールが飛んできて、まさかボールがそっちから飛んでくるとは思わなかった。
「ビックリした」と予想外の出来事(something unexpected)に遭遇した時の一言。
予想していなかったプレゼントをもらった、酷い言葉を言われたなど、いいこと、悪いこと、両方に使えます。
「そうきたか/そうくるとは思わなかった」のニュアンスです。
③「まいったよ!」 表現いろいろ
●You win.
(まいったよ)
ゲームでよく出てくる You win. 「君の勝ち」と、you lose. 「君の負け」。
ゲームばかりではなく、殴り合いや議論といった、勝負がかかっている際に使える表現。
勝負がついていなくても You win. It's over. と言って、戦いをすんなりやめることが出来ます。
●I didn't think about that.
(考えてもみなかったよ、まいったね)
自分がまったく思いつかなかったアイデアや、自分とまったく違う視点の話を聞いて、
「そんなこと思いもつかなかった/考えてもみなかった」と思った時のフレーズです。
そこには「まいったなぁ」という気持ちがあり、相手を認めざるをえないというニュアンスです。
●What do I do now?
(どうしようかなぁ)
「まいりました!」というほどのことではないけれど、「もうこれは仕方がないのかもしれない/私の負けかもしれないから、諦めるしかないかな」といったニュアンスのフレーズです。
「この舞台からはおりるよ」という撤退を表す表現で、さまざまな場面で使えます。
④使い方(会話例)
What?! Why are you still here? (どうしたの?何でまだここにいるの?)
I overslept. What do I do now? (寝坊したんだ。どうしようかなぁ)
You'll just have to call a taxi. (タクシーを呼ぶしかないよ)
寝坊したという事実からはすでに時間が経過しています。
そのショックから立ち直り、「まあ、こうなっちゃったんだから仕方ない」というあきらめの気持ちを示すなら、このフレーズがピッタリです。
⑤ I've got you! とは?
You've got me. 「まいりました」の主語と目的語を入れ替えた
I've got you. では、
「わーい。驚いた?(驚いたでしょ?)」となり、誰かをだますときに使います。
「え?!」と真剣な顔になった相手に
I've got you!! 「わーい、ひっかかった!」って感じに使います。