英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「腹ペコだ!」です。では見ていきましょう!
①「おなかペコペコ」
●I could eat a horse.
(腹ペコだ)
「空腹の極限状態」を表したフレーズです。
これは「馬だって食べられた」という意味ではなく、「馬だって丸々一頭食べられそう」と言いたいほどの空腹を大げさにした比喩です。
現実にはありえないことなので仮定法過去で表しています。
なお、このフレーズの前には、I'm hungry. / I'm starving. の意味が省略されています。
②「小腹が減った」
●I've got the munchies.
(小腹が減った)
これもまた、空腹の度合いを伝える表現の一つです。
おなかペコペコというほどでもないのに、何か、特にお菓子が食べたいときのフレーズで、日本語で言う「小腹が減った」のニュアンスです。
munchies はスラングで、「軽食/おやつ」の意味のほかに、「空腹感」の意味があります。
仲間内や家族など親しい人同士で使うカジュアルな表現です。
③「おなかペコペコ」 表現いろいろ
●I'm starving.
(おなかペコペコだ)
「おなかがすいた」にも程度があります。
I'm hungry. よりちょっとすいていれば I'm starving.
「(死にそうなほどではないけれど)何か食べたい」ということ。
さらに I'm starving to death.
(空腹でもう死にそう)
●My stomach is growling.
(おなかが鳴っている)
grow は「雷がとどろく」という意味で、グーグー鳴ること表しています。
このフレーズは「お腹がすいた」というよりも「お腹が鳴っているから、何か食べましょう」というニュアンスです。
◆空腹の度合い
小 ↓ 大 |
I'm peckish. (小腹が減った) |
My stomach is growling. (おなかが鳴っている) | |
I'm hungry. (おなかがすいた) | |
I'm starving. (おなかペコペコ) | |
I'm starving to death. (空腹でもう死にそうだ) |
④ 使い方(会話例)
Have you had lunch yet?
(もうお昼ご飯食べた?)
No, I haven't. My stomach is growing.
(まだだよ。腹が鳴っているよ)
How about going to lunch together?
(一緒にお昼ご飯食べに行かない?)
お昼ご飯を食べていないのであれば、ただ食べていないだけでなく「お腹が鳴る」の一言で会話が生き生きしてきます。
それを聞いた人が How about ~ ? と食事に誘うことで会話が一歩前進します。
⑤「判断を誤る」 は英語でなんと言う?
●back the wrong horse
と言います。
判断を誤ることを back the wrong horse 「間違った馬に賭ける」と表します。
他には beat a dead horse 「死んだ馬に鞭を入れる」→「無駄骨を折る」などがあります。