不定代名詞の使い方を超くわしく解説!初心者にもわかりやすい英文法㉝

英文法の基礎
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33.  不定代名詞

 

これまでに学んだ人称・疑問・指示代名詞とともによく用いられるのが、不特定の人や
物、数量を表す不定代名詞です。

日ごろよく用いられる some, any, all をはじめ、次のようなものがあります。

some, any, one, none, all, both, each,
other, another, either, neither
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① some, any

アフリカ系アメリカ人の女子学生を笑顔で本やリンゴを屋外で ...
不定の漠然とした数量を表すのに some, any を用いる。

「いくつか(の)」「いくらか(の)」の意味。

数を表すときは複数扱い、量を表すときは単数扱いする。

some
〔肯定文に〕
There is some wine left in the bottle.
(びんにいくらかのワインが残っている)     〔単数扱い〕
Some believe that money is everything.
(お金が全てだと信じている人もいる)         〔複数扱い〕
any
〔否定文・
疑問文・
条件文に〕
Do you know any of the students?
(その学生たちのだれかを知ってますか)   〔疑問文〕
I don’t want any of these books.
(私はこれらの本のどれもほしくない)    〔否定文〕
If you need any sugar, there is some in the pot.
(砂糖が要るなら、つぼに入ってるよ)    〔条件文〕

 

<NOTE>
「some は肯定文、any は否定文・疑問文・条件文」という原則は、次の場合には
当てはまらない。

肯定の答えを期待したり、相手に依頼したり、物をすすめたりする疑問文では
some を用いる。
Won’t you have some tea?    (お茶を飲みませんか)

肯定文に any を用いると、「どんな~でも」の意味を表す。
You may take any of these books.   (これらの本のどれをとってもよい)

② one, other, another

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one は可算名詞の反復をさけるために用いられる。
もともと数詞 one から出ているので「 a [an]+単数名詞 」の代わりに用いる。

other「ほかのもの」the other「(二つにわけた) もう一方」の意味。

another 「(同類の) 別のもの」「もう一つのもの」の意味を表す。

one
〔=a[an]+
単数名詞〕
I lost my pen. I must buy one. 〔one = a pen〕
(ペンをなくした。(ペンを)買わなければならない)
I saw two white horses and three black ones.  〔ones = horses〕
(私は2頭の白い馬と3頭の黒い馬を見た)  
other
「ほかの (もの)」
Tell me some other stories.          〔形容詞的用法〕
(何かほかの話をしてください)
Be kind to others.  〔others = other people〕
(他人には親切にしなさい)
another
「別の (もの)」
Won’t you have another cup of tea?
(お茶をもう一杯飲みませんか)           〔形容詞的用法〕
I don’t like this camera. Show me another.
(このカメラは好きではない。別のを見せてください)

one は a new one, three black ones のように冠詞・形容詞をつけたり、複数形に
なることもある。
したがって one は数えられる名詞の代わりに用いる。

Do you have any apples?    Yes, I have three small ones.
(リンゴを持ってる?    はい、小さいのが三つあります)

other は the other side (向かい側) , a few others (2,3のほかのもの) のように
the をつけたり、複数形になることもある。

another は単数形のみ。

また、one には we, you, they と同様に一般の人をさす用法がある。
ただし文語的表現である。

One must work to earn one’s [his] living.
(人は生計を立てるために働かなければならない)

<NOTE>
one と it とのちがいを、次の例文で確認しておこう。

Do you need a pencil?   Yes, I need one.  〔 one = a pencil
(鉛筆が要りますか?   はい、要ります)

Is this your pencil?   May I use it?     〔 it = your pencil
(これはあなたの鉛筆ですか? 使ってもいいですか?)

この one は同一物ではなく同種類のものを、it は特定のものを示している。

外国人が日本語を勉強する3つの理由 | LingoTimes

one, some と other, another を関連させて用いることがある。
「残り」のものを表すのに、特定のものならば the other (単数), the others (複数)を、不特定のものならば another (単数), others (複数) を用いることに注意。

one ~ the other …
〔〇〕 〔●〕
「(二つのうち)一つは~
他方は…」
There are two balls. One is white,
and the other is red.
(ボールが2個ある。一つは白色で、もう一つは赤色です)
one ~ the others…
〔〇〕〔●●●…●〕
「(三つ以上のうち)一つは
~残り全部は…」
There are four apples in the box.
You may take one, and give the others to your brother.
(箱にリンゴが四つある。一つは取っていいが、
残りは弟たちにあげなさい)
some~the others…
〔〇〇〇…〇〕〔●●●…●〕
「いくつかは~残り全部は
…」
Some of the students can speak English,
but the others cannot.
(生徒のうち何人かは英語を話せるが、残りのものは話せない)
some ~ others…
〔〇〇〇…〕〔●●●…〕
      +△△△…
「~もあれば…もある」
Some people like this sort of music, but others don’t.
(この種の音楽が好きな人もいれば、好きでない人もいる)
one ~ others…
〔〇〕〔●〕
      +△△△…
「一つは~ほかの一つは…」
One wrote the report in ink, another with a pencil.
(ある人はレポートをインクで書き、別の人は鉛筆で書いた)


<NOTE>

次の用法にも注意しよう。
others「他人」(= other people) の意味を表すことがある。
この場合は the をつけない。

You should be kind to others.
(他人には親切にすべきだ)

A is one thing, and B is another.  は、「AとBとは別のことである」の意味。

To know is one thing, and to teach (is) another.
(知っていることと教えることとは別のこと 知っているからといって教えられるとは限らない)

③ all, both など

アメリカの教育事情

これまでに学んだもの以外に、次のような不定代名詞がある。

単数扱いか、複数扱いかに注意しよう。
なお、none には形容詞的用法はなく every は形容詞的用法だけに用いる。

all
「全て(の)」
All of the students were excited at the game.
(その試合に学生たちは皆興奮した)      〔複数扱い〕
All is over with him.
(彼はもう終わりだ)            〔単数扱い〕
※all は「人」を表すときは複数、「物・事」を表すときはふつう
単数扱いする。
none
「だれも〔何も〕
~ない」
None of them were afraid of dying.
(彼らのだれも死ぬのを怖がらなかった)       〔複数扱い〕
I looked for some butter, but there was none left.
(私はバターを探したが、少しも残っていなかった) 〔単数扱い〕
both
「両方(の)」
Both of the novels were very interesting.
(その小説は両方ともとても面白かった)    〔複数扱い〕
either
「(二つのうち)ど
ちらか一方(の)」
Either of his sons is going to succeed to his business.
(息子たちのどちらかが彼の事業を継ぐだろう) 〔単数扱い〕
Which do you want? Either will do.
(どちらが欲しいですか。 どちらでも結構です)
neither
「両方とも~ない」
Neither of the witnesses knows what happened.
(証人は二人とも何が起こったのか知らない)  〔単数扱い〕
each
「めいめい(の)」
Each has his own habits.
(おのおのに自分のくせがある)        〔単数扱い〕
every
「どの~も」
Every person has his or her weak points.
(誰にでも弱点はある)           〔形容詞的用法のみ〕

 

<NOTE>
every は単数名詞を修飾する。
「every+名詞」を代名詞で受ける場合は he がふつうだが、they や he or she を
用いることもある。
Every student has their own room.
(すべての生徒が自分の部屋を持つ)

④ 不定代名詞の慣用表現

Youtubeで学ぶ】アメリカトップ大学の学生の勉強方法 - Life Info Nerd

each other, one another  どちらも「お互い(に)」の意味。

We must help each other [ one another ].
(私たちはお互いに助け合わなければならない)

one after another  「次々に」の意味。

All the boys stood up one after another and gave their answers.
(少年たちは皆、次々に立って答えた)


<NOTE>

(a) in one way or another 「どうにかして」

One can usually get out of the difficulty in one way or another.
    (たいていは何とかして困難から抜け出せるものだ)

(b) the one ~ the other … 「前者は~後者は…」(= the former ~ the latter…)

Reading is easy, and thinking is hard work, but the one (the former) is
useless  without the other (the latter).
    (読むのはやさしく、考えるのは困難だが、前者は後者なしでは無益である)

(c) this ~ that … 「後者は~前者は…」(堅い表現)

Above all else he esteemed beauty and honor ー and this [the latter] above  that [the former].
 (何よりも彼は美と名誉を重んじた ー そして名誉を美の上に置いた)

 

on the other hand 「他方では」の意味。
We had much food, but on the other hand, water was running short.
  (食べ物はたっぷりあったが、他方で、水は足りなくなっていた)

above all 「とりわけ」, after all 「結局」, for all I know 「たぶん、ひょっとして」, first of all 「先ず最初に」

Above all, pay attention to your health.  (何よりも健康に注意しなさい)
He didn’t show up after all.  (彼はとうとう来なかった)
For all I know, He is safe.   (たぶん彼は無事だろう)
First of all, you have to apologize to her.  (まず最初に、あなたは彼女に謝りなさい)

every other ~ 「~おきに」の意味
You must go to the dentist’s every other week (=every two weeks).
(あなた一週おきに歯医者へ行かなければならない)

The Olympics are held every four years (= every fourth year).
(オリンピックは4年ごとに開かれる)

※every は単数名詞を伴うが、ここでは four years をまとまった一つの単位と考えて
いる。

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<NOTE>
不定代名詞 some, any, every, no に -thing, -body, -one をつけることがある。
これらもおもに代名詞として用いられ、用法は some, any などに準じる。

-thing
(物)
something
(何か)
anything
(何か、何でも)
everything
(あらゆる物)
nothing
(何も~ない)
-one
-body
(人)
someone
somebody
(だれか)
anyone
anybody
(だれか、だれでも)
everyone
everybody
(だれでも)
no one
nobody
(だれも~ない)

no one だけは2語につづる。none が複数にも扱われるのに対して、
no one は単数扱い

No one knows where he lives.
(彼がどこに住んでいるのか誰も知らない)


ポイント

●指示代名詞・不定代名詞の注意すべき用法
名詞のくり返しをさける用法の one, that [those] of ~

相関的用法 one ~ the other… (一方は~他方は…)
                  some ~ others …     (~もあれば…もある)
慣用表現  each other,  one another  (お互いに)

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