英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「ドキドキする!」です。では見ていきましょう!
①「ドキドキする」
●I have butterflies in my stomach.
(ドキドキする)
胃の中に何匹も蝶(butterflies)がいるなんて、尋常な事ではありません。
それだけで、ソワソワ落ち着かない気持ちが表せます。
日々の生活では緊張を強いられる場面も多くあります。
これは、それほど深刻ではない緊張を伝えたいときに使えて、プライベート・ビジネス
どちらでも使えます。
どちらかと言えば、女性が使う方がしっくりきますね。
②「どうにも落ち着かないよ」
●I'm like a cat on a hot tin roof.
(どうにも落ち着かない)
I'm like a cat on a hot tin roof. は、「今、私は焼けたトタン屋根の上のネコみたい」ということ。
like a cat on a hot tin roof は「落ち着かずソワソワして」の意味ですが、「ビクビクして」というおびえのニュアンスもあります。
たとえば、社長面談の前に部屋の中をウロウロ。
とてもじゃないが落ち着けないという状況を表すにはピッタリです。
③「ドキドキする」 表情いろいろ
●My heart skipped a beat.
(胸がドキドキした)
恐怖や不安のせいでなく、ワクワク感から胸がドキドキ、キュンとすることを表しています。
また、「(良いものを見て)胸がドキドキする/ハッとする」の意味合いで使うのも
OKです。
●I got the collywobbles.
(どうにも気分が落ち着かなかった)
collywobbles は「(原因不明の)腹痛/胃痛/緊張感/恐怖」のことです。
get the collywobbles とは、重大な場面に立ち会ったり、新しいことに挑戦するとき
になど、胃が痛くなることがありますが、その感覚のこと。
「ワクワク/キュンキュン」とは正反対の感覚です。
●I was a little flustered.
(ちょっと焦っちゃったけどね)
be flustered は「狼狽する」のように気持ちが混乱してしまうことを表します。
a little がつくので「ちょっと緊張する/若干混乱する」という意味で、
「そんなにたいしたことじゃない」というニュアンスを含みます。
「焦った~!」という意味にもピッタリきます。
④使い方(会話例)
I sat next to Lady Gaga on the plane yesterday.
(昨日飛行機でレディー・ガガの隣に座っちゃったよ!)
Really? How was it?
(本当?どうだった?)
I was a little flustered.
(ちょっと焦っちゃったけどね)
ポイント
非日常的なことに突然遭遇した場合は、焦ったり、狼狽したり…
でも、少し時間がたてば、「焦った」というところに落ち着きそうです。
そんな気持ちにピッタリなのが、be flustered です。
⑤butterfly effect (バタフライ効果)とは?
ripple effect 「波及効果/連鎖反応」よりももっと壮大なのが
butterfly effect 。
「世界の遠く離れた場所での蝶々の羽ばたきが、遠く離れた場所で大きな影響を及ぼす」→「初期の考えられないほどのささいな差が大きな結果をもたらす」
という意味です。