比較級の用法を超くわしく解説!初心者にもわかりやすい英文法㊱

英文法の基礎
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36.  比較級の用法

 

比較級の基本的な用法は「 A … 比較級 + than + B 」です。
比較の対象となる二つのものをはっきりと示し、一方を主語にし、他方を than のあと
に置きます。
この基本の形をまずしっかり身につけましょう。

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① 比較級 + than ~

オーストラリア全土の大学と公式提携】日本とオーストラリアの大学の ...

A,B二つのものを比べて「AはBより…」というときには「 A … 比較級 + than B 」の形を用いる。
比較級はふつう than を伴う

Tom is twelve years old.                Lucy is ten years old.
[A] (トムは12歳です)                       [B] (ルーシーは10歳です)
        Tom [A]    Lucy [B]
             ↓
Tom is older than Lucy.  (トムはルーシーより年上です)
[A]     比較級 + than [B]

何と何を比べるのか、比較の対象をはっきりとらえることが大切。
次の3文を比べてみよう。

I know you better than she does.             [ I と She の比較 ]
(君のことは、私のほうが彼女よりよく知っている)

I know you better than (I know) her.        [ you と her の比較 ]
(私は彼女よりも君のほうをよく知っている)

The population of Tokyo is larger than that of Osaka.
(東京の人口は大阪より多い)                          [ 東京と大阪の人口の比較 ]

※日本文につられて ~ than Osaka としないこと。
that of = the population of なので、that を抜かすと、
「東京の人口と大阪という都市」
を比べることになる。


<NOTE>

than の品詞は接続詞で、あとには「S+V」を含む節がくるはずであるが、前の文と
重複する部分は省略することが多い
比較の対象となるものだけをきわだたせ、その他の部分は省略される。

After failing in the examination, he made up his mind to work harder than before.
(試験に失敗したあと、彼は前よりも熱心に勉強しようと決めた)

② 注意すべき比較級の用法

サンシャインコースト大学でスタディアブロード

much + 比較級
比較級を強めるときには very は用いない。
much, far, by far, still (なおいっそう), a little などを用いる。
You can play tennis much [far] better than I.
(君はテニスが私よりずっと[はるかに] 上手だ)


<NOTE>

口語では than me のように、than のあとに目的格を使うこともある。
程度の差を示すためには、数字を含む語句を用いる。
Tom is two years older than Lucy.
= Tom is older than Lucy by two years.
(トムはルーシーより2歳年上です)    この by は「~だけ」の意味。

 

more ~ than   同じ人・物の性質・程度を比べるときには、
more A than B (BというよりはむしろA) の形を用いる。AとBとは同じ品詞。
She is more shy than unsociable.
= She is rather shy than unsociable.
(彼女は人付き合いが悪いというよりは恥ずかしがりやだ)

 

<NOTE>
この場合、-er をつける語であっても more を用いる。

 

less ~ than
less は「より少なく」の意味。二つのものを比べて程度がほかよりも低いことを表す
less を否定語とみなして訳せばOK。
He is less diligent than his younger brother.
= He is not as diligent as his younger brother.
(彼は弟より勤勉ではない)

senior [ superior など ] to 
senior (年上の), junior (年下の), superior (優れた), inferior (劣った) などは、
than でなく to を伴う特別の比較級。
She is three years senior to me.
= She is three years older than I.
= She is three years my senior.
(彼女は私より三つ年上です)

the + 比較級 + of the two
「二つのうちの~のほう」の意味。
この場合、比較級にthe がつき、of を伴う。
My son is the taller of the two [boys].  (息子は2人のうち背の高いほうだ)
Which is the more expensive of the two rings?
(二つの指輪で高いほうはどちらですか) 

③ 比較級の慣用表現

外国語の独学に挫折した」ときに試したい超効率的でハードルが低い勉強 ...

no longer や no more than などの「 否定語 + 比較級 」「 the + 比較級 」をはじめとして、いろいろな慣用表現がある。

比較級+and+比較級 「ますます~、だんだん~」の意味。
As we grow old, our memory becomes poorer and poorer.
(年をとるにつれて、記憶力はだんだん弱くなる)

the+比較級~、the +比較級… 「~すればするほど、ますます」の意味で、
漸増 [ 漸減 ] を表す。
The higher we go up, the colder it becomes.
=As we go up higher, it becomes colder.
(高くのぼればのぼるほど、寒くなる)
The sooner, the better.
(早ければ早いほどよい)

 

(all) the + 比較級+for [because] ~ 「~のためにいっそう、それだけかえって~」の意味。
They work (all) the harder for the wage raise.
(彼らは給料が上がるからそれだけ熱心に働く)
I like her (all) the better for her faults.
=I like her (all) the better because she has faults.
(彼女は欠点があるからかえって好きになる)

 

no more [ longer ] ~ =not ~any more [longer ] 「もうこれ以上は[もはや]~ない」の意味。

They no longer listened to him. (彼らはもう彼の話を聞かなかった)
I don’t want oranges any more. (私はもうオレンジはいらない)

 

no more ~ than… 「…でないのと同じように~でない」の意味。
A is no more B than C is D.
(AがBでないのはCがDでないのと同じ)
We could no more live in such a forest than we could live in boiling water.
(沸騰した湯の中に住めないのと同じように、そんな森の中に住むことはできなかった)

 

<NOTE>
この場合は than の前後はいずれも否定される。
逆に no less ~ than …では肯定され、「…であるのと同じように~である」となる。
He is no less a poet than I am.
(彼は私と同様に詩人である)

 

❻ no [not] more than と no [not] less than
次の表を見て、no [not] more は否定的、no [not] less は公的的であることを
確かめよう。

否定的 no more than
「たった~だけ」
He has no more than ten dollars.
→ = only      (たった10ドル)
not more than
「せいぜい~」
He has not more than ten dollars.
→ = at most  (せいぜい10ドル)
肯定的 no less than
「~も」
He paid no less than fifty dollars.
→ = as much as   (50ドルも)
not less than
「少なくとも」
He paid not less than fifty dollars.
→ = at least          (少なくとも50ドル)

 

much [ still ] more  肯定文のあとで「まして~はなおさらだ(~である)
 much [ still ] less    否定文のあとで「まして~はなおさらだ

He can speak French, much [still] more English.
(彼はフランス語が話せる。まして英語はなおさら話せる)

He cannot read English, much [ still ] less French.
(彼は英語が読めない。ましてフランス語はなおさら読めない)

 

絶対比較級
比較級の対象を示さないで、漠然と程度が高いことを表す。
the upper class (上流階級),  the younger generation (若い世代),
the higher animals (高等動物),  higher education (高等教育)

 

ポイント見たら、比較の対象を考えよう。
〔基本形〕  A…比較級+than B.  (AはBより…)
〔慣用表現〕 the + 比較級 + ~,  the + 比較級… など

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