英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「冗談だよ!」の表現を見てみましょう!
①「冗談だよ!」
●I'm just pulling your leg.
(冗談だよ)
よく間違われるんですが、この pulling one's leg は人の成功をねたんだり、邪魔をする意味の「足を引っ張る」ではないんです。
「冗談を言う、からかう」の意味なんですね。
悪意はなく、親しい友人に使えるフレーズです。
Stop pulling my leg. (冗談はよしてよ)
You're pulling my leg, right? (からかってんだよね?)
のようにも使えますよ。
②「冗談だよ」(2)
●I'm just yanking your chain.
(冗談だよ)
散歩中に犬が飛び出しそうになって飼い主がグイっと鎖を引っ張るのが
yanking someone's chain ですが、
ここでは
I'm just joking. 「冗談を言う/からかう/一杯食わす」と同じ意味です。
yank one's chain には相手を怒らせて反応を見てみようという、ちょっと意地悪なニュアンスがあるので、親しい友人同士で使う程度にとどめた方がいいですね。
③「冗談だよ」 表現いろいろ
●I'm just playing with you.
(ちょっと冗談を言っただけだよ)
「冗談だよ」の一番よく聞くフレーズではないでしょうか。
「え、本気にとっちゃった?」と自分の言った冗談を真に受けてしまいそうな相手に
慌てて訂正するイメージです。
Just joking や、just kidding だけでもOKです。
●I'm just poking fun at you.
(ちょっとからかっただけだよ)
tease「からかう」と同じ意味をもつ poke fun at ですが、
「からかう」でも「笑いものにする/もの笑いの種にする」とはニュアンスが違ってきます。
戯れるという無邪気な意味合いよりも、むしろ上から目線を感じるフレーズです。
スラングなので、使い方には気をつけましょう。
◆冗談の度合い
弱 ↓ 強 |
I'm just playing with you. |
I'm just poking fun at you. | |
I'm just teasing you. |
④使い方(会話例)
I drank your coffee.
(君のコーヒー飲んじゃった)
What?
(なんですって?)
I'm just playing with you. I put it on your desk.
(ちょっと冗談を言っただけよ。君の机においてあるよ)
ちょっとからかったつもりでも、相手に通じなければ問題となりますよね。
いじめにつながる行為と受け取られるおそれがあるので、そんな誤解をまねかいないように、すぐに種明かしをしましょう。
⑤Good luck! と同じ意味のこれは? →( )a leg!
Good luck! (幸運を祈るよ!)と同じ意味ですが、
これは、Break a leg! なんです。
直訳は「足を折れ!」と物騒な表現ですが、相手の成功を願う気持ちを伝えるときに
ピッタリなフレーズです。